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         情報システム学会 メールマガジン
                 2011.2.25 No.05-11

[1] 選挙管理委員会からのお知らせ
[2] 研究会の新設、継続、終了についてご案内とお願い(2月28日締切)
[3] 第12回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催のお知らせ
                 (3月12日開催)
[4] 「『情報システム教育に有効な事例の整備に関する研究会』と情報シス
   テム学への発展」講演と討議 開催のお知らせ(3月19日開催)
[5] 第6回 懇話会 開催報告 (1月26日開催、伊藤重隆)
[6] 2011年賛助会員賀詞交換会 開催報告(1月31日開催)
[7] 第11回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催報告
               (2月19日開催)
[8] 理事が語る「がんばれ日本の情報システム」(甲斐莊正晃)
[9] 連載「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した
   企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第2回」(隈正雄)
  「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化する」
[10] 連載「オブジェクト指向と哲学:第2回」(河合昭男)
  「プラトン - イデア論」
[11] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第7回」(菅澤喜男)
  「インテリジェンスの利活用と顧客セグメント分析
    〜多様化した市場を見極める〜」
[12] 連載「著作権と情報システム:第23回」(田沼 浩)
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
           (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(15)」
[13] 連載「プロマネの現場から:第35回」(蒼海憲治)
  「プロマネのための実践哲学・・ストア派」
[14] 連載「情報システムの本質に迫る:第45回」(芳賀正憲)
  「数学者の「社会への提言」(上)」
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[1]  選挙管理委員会からのお知らせ    (選挙管理委員長 山本喜一)

 2011年(平成23年)2月18日24時00分をもって締切りました情報システム学
会代議員選挙の結果をお知らせ致します。代議員候補者19名、補欠候補者1
名すべてが信任されました。
 詳しくは ・・・ http://www.issj.net/senkyo/2011/kaikoku.html
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[2] 研究会の新設、継続、終了についてご案内とお願い(2月28日締切)
                             企画委員会

 研究会は、会員が情報システム学に関連するテーマについて互いに研究し、
発表し、討議あるいは情報交換することを通して、会員の研究あるいは業務
に役立てていただくことを目的としています。
・2011年度に研究会の新設を希望される会員は、新研究会規程(社団法人の
規程)に基づいて設置申請資料を作成し、事務局に提出してください。
 新設される研究会は、年度末に理事会の承認を受けて、4月に活動を開始
 していただく予定です。
・現在2年目の活動中の研究会は、申請によって1年間の延長ができます。
 事務局にその旨の申請を提出ください。
・補助金については、1年目、2年目終了時に余剰金があり翌年度に繰越す
 場合には、繰越申請書を事務局へ提出ください。
・2年間あるいは3年間の活動を終えた研究会は終了となります。
・活動中の研究会は、活動(成果)報告書、会計報告書(補助金受領の場合)
 の提出が必要で、更に成果を発表する必要があります。
・詳細は、研究会規定(現行)および新設の際には、一般社団法人の研究会
 規程を参照ください。
 いずれも締めきりは2月28日(月)です。
 研究会・・・・・・・・ http://www.issj.net/kenkyuu/kenkyuu.html
 研究会規程(新法人)・・ http://www.issj.net/kitei/kenkyuukai-kitei.html
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[3] 第12回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催のお知らせ
               (3月12日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2011年3月12日(土)13時30分〜17時
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階
 第1部 13時30分〜15時10分(質疑20分程度)
  講演題目 「大学・大学院における実践教育で教育・学習するメタ技術」
  講演者 法政大学 情報科学部コンピュータ科学科 教授 溝口 徹夫氏
 第2部 15時20分〜16時20分(質疑30分程度)
  講演題目 「INCOSEが主導するシステムエンジニアリングの
       フレームワーク概要とSDMでの実践教育」
  講演者  慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント
                (SDM)研究科 准教授 嶋津 恵子氏
**参加ご希望の方は、下記研究会主査までご連絡をお願いします。
     伊藤 重隆 shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
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[4] 「『情報システム教育に有効な事例の整備に関する研究会』と情報シス
   テム学への発展」講演と討議 開催のお知らせ(3月19日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 20011年3月19日(土)13時30 分〜17時
 場所 青山学院大学青山キャンパス総研ビル 10階第18会議室
 講師 株式会社コンピュータ教育工学研究所 代表取締役 江島 夏実氏
**準備のため、参加ご希望の方は事前に下記宛ご連絡をお願いします。
 伊藤 shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp または skaneda■mail.doshisha.ac.jp
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[5] 第6回 懇話会 開催報告(1月26日開催)
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-5-2n.html

 開催日時  2011年1月26日(水) 18時〜20時15分
 場所    専修大学神田キャンパス 神田校舎7号館771教室
 話題提供者 伊藤重隆(企画委員長)、伊藤重光(企画委員)、
       甲斐荘正晃(企画副委員長)
 出席者   15名
 テーマ  「社会への提言の現状と今後のテーマ」
(開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[6] 2011年賛助会員賀詞交換会 開催報告(1月31日開催)
 http://www.issj.net/issj/gashi/2011gashi-houkoku.html

 2011年1月31日(月)12時から14時まで交詢社(東京都中央区)において賛
助会員12社15名様(学会からは役員9名参加)のご参加の下、恒例の2011年
賀詞交歓会が開催されました。
(開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 第11回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催報告
                     (2月19日開催)
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-7-2n.html

 日時 2011年2月19日(土)13時30分〜16時30分
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階
 第1部 講演題目 「安全管理におけるヒューマンファクターズ」
        〜ヒューマンエラー・マネジメントに向けて〜
     講演者 慶應義塾大学理工学部管理工学科 教授 岡田有策氏
 第2部 講演題目 「デンマークの電子政府と国民学校」
     講演者  国際大学GLOCOM 主任研究員/准教授 砂田 薫氏
(開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 理事が語る「がんばれ日本の情報システム」
     理事 甲斐莊正晃(株式会社KAINOSHO)
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-8-2n.html

 昨年5月に理事を拝命し、企画委員長の伊藤重隆様、委員の伊藤重光様ほ
かにいろいろご指導を頂きながら、少しずつですが活動をはじめております。
少しでも学会の発展にお役に立てればと考えておりますので、どうぞよろし
くお願い致します。
 この場をお借りしまして、自分自身のこれまで40年ほどの情報システム
との係わり合いの中で、最近特に感じることの多い2つの点について、述べ
させて頂ければと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[9] 連載 「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した
   企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第2回」
  「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化する」
     筑波技術大学大学院教授(筑波技術研究所代表取締役) 隈 正雄
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-9-2n.html

 企業情報システムの要件定義に必要な業務知識は膨大である。生産管理を
学習するとしても容易ではない。数年学習してもマスターできないかも知れ
ない。業務知識はそれだけではない。経営戦略、マーケティング、会計、物
流管理、組織論等も学習しなくてはならないのである。
 しかし、業務知識はすべてが必要なわけではない。生産管理ではTQC
(小集団の改善活動)は非常に重要である。しかしながら、情報システムの
対象業務とはなりにくく、TQCをいくら学習しても生産管理システムの設
計が出来るわけではない。業務知識の習得においては、膨大な知識の中から
必要な知識を抽出しなくてはならないのである。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[10] 新連載 「オブジェクト指向と哲学:第2回」
  「プラトン - イデア論」
  (有)オブジェクトデザイン研究所 東京国際大学非常勤講師 河合 昭男
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-a-2n.html

 オブジェクト指向を哲学として考えるようになったきっかけは、あのヨー
スタイン・ゴルデル著『ソフィーの世界』です。本書を読まれた方は、オブ
ジェクト指向の知識があれば、ほぼ全員「プラトンのイデア論とオブジェク
ト指向の考え方はとても似ている」という感想をいだかれた筈です。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[11] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第7回」
   「インテリジェンスの利活用と顧客セグメント分析
       〜多様化した市場を見極める〜」
                日本経済大学教授 菅澤 喜男
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-b-2n.html

 競争分析の分析手法として知られている顧客セグメント分析の基本は、市
場内で顧客ニーズが明らかに異なるグループとグループ内で顧客ニーズが比
較的一致するグループに分けるための分析を行うことです。この分析では、
企業の製品およびサービスに組み込まれている価値を、その価値に最も魅了
される顧客グループとマッチングさせることにより、競争優位につなげよう
とするものです。また、顧客セグメント分析を行うためには、広範囲に情報
収集を行い、意思決定に役立つ優れた情報を利用するとで、より正確な分析
を行うことが可能となります。そのためには、普段からのインテリジェンス
活動が必要であることは言うまでもありません。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[12] 連載「著作権と情報システム:第23回」
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
           (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(15)」
               司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-c-2n.html

 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第六
小委員会の中間報告を検証する。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[13] 連載「プロマネの現場から:第35回」
  「プロマネのための実践哲学・・ストア派」  蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-d-2n.html

 昨年後半以来、バーストしたプロジェクトのトラブルの立て直しのため、
プロジェクトの現場で陣頭指揮をとる日々です。夜寝る前に、手に取ったの
は、セネカ、キケロー、マルクス・アウレリウスなどの薄手の文庫本が多か
ったのですが、彼らの言葉・・多くが独白のかたちをとるのですが、その一
つ一つが心に沁みいりました。そして、期せずして三人ともがローマ時代を
生きたストア派と呼ばれる人たちでした。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[14] 連載「情報システムの本質に迫る:第45回」
  「数学者の「社会への提言」(上)」     芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-e-2n.html

 金沢大学工学部で数学がご専門の半沢英一博士は、優れた解析能力と論証
能力を活かし、社会的・歴史的に重要な問題に関して、次々と明快なソリュ
ーションを提示されています。司馬遼太郎の「坂の上の雲」について厳密・
詳細な問題点の指摘をされたことは、先月号のメルマガでご紹介したとおり
です。えん罪事件として長期にわたる狭山裁判では、確率論によって、脅迫
状が被告の筆跡でないことを証明した鑑定書を提出されました。日本数学会
主催の市民講演会では、ナッシュのゲーム理論を解説、その中でナッシュ自
身思いもよらなかった、1953年の論文が市場社会主義の原理的可能性を
示していることを話されています。また最近上梓された「邪馬台国の数学と
歴史学」では、同時代の中国数理科学文献をもとに、長年謎だった邪馬台国
の所在地に結論を出されました。
 抽象度の高い数学からこれだけのアプローチができるのですから、人間や
社会にはるかに近接し、人文・社会科学の主要分野を参照領域として掲げて
いる情報システム学の関係者は、社会・歴史問題に関してさらに積極的に解
を出していく責務があると思われます。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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2011年1月25日号は・・・ http://www.issj.net/mm/mm0510/mm0510-0-1d.html
2011年1月1日号は ・・・ http://www.issj.net/mm/mm0509/mm0509-0-sg.html
2010年11月25日発行html号は・・
             http://www.issj.net/mm/mm0508/mm0508-0-ln.html
それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次)

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