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         情報システム学会 メールマガジン
                 2010.1.1 No.04-10

[1] 巻頭言「豊かな情報システムを求めて」(竹並輝之)
[2] 第5回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催のお知らせ
                      (2010年1月16日開催)
[3] 賛助会員 2010年賀詞交換会開催のお知らせ(2010年1月29日開催)
[4] 第9回 情報システム論文の作成を支援する研究会のお知らせ
                      (2010年1月30日開催)
[5] 第5回情報システム学会全国大会・研究発表大会 活動報告
                      (12月6日開催)
[6] 第5回情報システム学会全国大会併設ワークショップ(12月5日開催)
  「情報システム論文の作成を推進するためのワークショップ」活動報告
[7] 「情報システム工学のあけぼの」講演と討議・活動報告
     (第2回新情報システム学体系調査研究委員会、12月12日開催)
[8] 選挙管理委員会からのお知らせ
[9] 情報システム学会の法人化について・中
    〜一般社団法人とはどういうものなのか〜
[10] 評議員からのひとこと(河野謙一郎)
   「ソフトウェア 〜目に見えない産業廃棄物〜」
[11] 会員コラム「政府ICT調達を横目で見ながら」
[12] 連載「大学教育最前線:第22回 信州大学」
   「社会人ICT遠隔教育による人材育成
       − 信州大インターネット大学院の取り組み」(和ア克己)
  編集部注:著者「和ア」氏の二文字目は、崎の旁の上の大を立にした字
[13] 連載「著作権と情報システム:第10回」(田沼浩)
   「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
          (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(2)
[14] 連載「プロマネの現場から:第21回」(蒼海憲治)
   「IT技術者にとっての最高のプレゼント」
[15] 連載「情報システムの本質に迫る:第31回」(芳賀正憲)
   「情報システムの起源」
[16] 第54回理事会報告(2009年12月6日開催)

<編集長からひとこと>
 新年あけましておめでとうございます。皆様のご協力によりまして、本学
会メルマガも、新年号を迎えることができました。ジャーナルや研究発表大
会の論文とは違い、メルマガでは情報システム学会活動に関連する内容を広
く掲載させていただいております。
 皆様からのご寄稿を心からお待ちしておりますとともに、今後のメルマガ
にご期待くださいませ。
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▲目次へ

[1] 巻頭言「豊かな情報システムを求めて」
                情報システム学会会長 竹並輝之
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-1-gt.html

 明けましておめでとうございます。
 昨年は、情報システム学会も5年目を迎え、12月には第5回全国大会・研究
発表大会を青山学院大学において193人の参加を得て盛大に実施することが
できました。学会恒例のイベントとしては、5月に総会および講演会、7月に
シンポジウムを開催し、そのほかに懇話会や各種の研究会を会員の皆様の参
加のもとに開催してきました。また、オンラインジャーナルとして学会誌を
年2回発行し、メールマガジンを毎月お届けしています。メールマガジンは
読み応えのある記事が多く、皆様のご要望にお応えしてバックナンバーを公
開いたしました。
 また、学会事務の円滑な運用を目的に、事務所を都内に開設し、事務局機
能を強化しました。学会ホームページの充実、更新頻度の向上、サーバのセ
キュリティ確保も実現しつつあります。今年は、学会の社会的信用度を確保
するために法人化を検討し、準備を進めています。本年も、学会の活性化に
努めてまいりますので、会員の皆様のご協力よろしくお願いいたします。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[2] 第5回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催のお知らせ
                (2010年1月16日開催)
 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 開催日時 2010年1月16日(土) 午後1時30分〜
 場所   慶應義塾大学理工学部矢上台創想館14-218セミナールーム8
 第1部  午後1時30分〜2時30分 質疑時間 20分
  題目 「知識資源管理 - 不撓経営を狙って」
    講演者  株式会社システムフロンティア名誉会長 松平 和也氏
 第2部  午後3時〜4時30分(予定)  質疑時間 30分
  題目 「情報システムの開発・運営にかかわる倫理」
    講演者  慶應義塾大学 文学部教授  樽井 正義氏
 参加ご希望の方は、主査まで下記宛てご連絡をお願いします。
  メールアドレス:shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
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[3] 賛助会員 2010年賀詞交換会開催のお知らせ (2010年1月29日開催)

 賛助会員2010年賀詞交換会を2010年1月29日(金)に開催いたします。当日
は、北城名誉会長、竹並会長をはじめとして、多くの役員でお出迎え致しま
す。新年を祝い、賛助会員の方々との交流を深め、今後の学会の発展を願う
ものです。
 賛助会員の方々への詳しいご案内は、別途メールでお知らせいたしており
ます。奮ってご参加ください。
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[4] 第9回 情報システム論文の作成を支援する研究会のお知らせ
                        (2010年1月30日開催)

 情報システム論文の作成を支援する研究会では、論文作成・発表のあり方
を研究し、投稿者への支援の場を提供しています。第9回研究会を以下のと
おり開催いたしますので、ご参加ください。

 日時:2010年1月30日(土)10時〜12時30分
 場所:専修大学 神田校舎 7号館 6階 762教室
   ・10時〜11時 個別相談(事前予約制)
   ・11時〜12:30分 IS論文の書き方について
     (個別相談がないとき、開始時刻を早めることがあります)
 連絡先:ご参加いただける方は、事前に下記あて連絡をお願いします。
       研究会主査 松永賢次 matunaga■isc.seshu-u.ac.jp
研究会のご案内は・・http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thn0510/issj-writing/
開催の案内は・・・・http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~matunaga/issj-writing/
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[5] 第5回情報システム学会全国大会・研究発表大会 活動報告
                      (12月6日開催)
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-5-gt.html

 日時 2009年12月6日(日) 9時15分〜17時50分
 場所 青山学院大学 青山キャンパス
     15号館 ガウチャー・メモリアル・ホール
 参加者 193名
 (活動報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[6] 第5回情報システム学会全国大会併設ワークショップ(12月5日開催)
「情報システム論文の作成を推進するためのワークショップ」活動報告
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-6-gt.html

 日時 2009年12月5日(土) 10時〜16時30分
 場所 青山学院大学 青山キャンパス
     15号館 ガウチャー・メモリアル・ホール
 主催 情報システム論文の作成を支援する研究会
 参加者 21名
 (活動報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 「情報システム工学のあけぼの」講演と討議・活動報告
     (第2回新情報システム学体系調査研究委員会、12月12日開催)
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-7-gt.html

 日時 2009年12月12日 13時30分〜17時
 講師 手島歩三(特定非営利活動法人 技術データ管理支援協会理事・
        運営委員(有)ビジネス情報システム・アーキテクト代表)
 講演テーマ 「情報システム工学の曙」
 参加者 11名
 (活動報告全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 選挙管理委員会からのお知らせ

 前号の2009年11月25日号では,役員選挙の選挙管理委員会が発足したこと、
選挙権・被選挙権を得る条件の一つとして2009年11月末日までの学会費納入
が必要なことなどにつきまして、ご連絡いたしました。
 現在、選挙管理委員会では役員選挙に向けて準備をしておりますが、現時
点で予定していることについて、お知らせいたします。
 選挙公示を2010年1月25日(月)に行い、候補者推薦締切まで約4週間の期
間を設ける予定です。
 現在のところ理事7名の改選を予定しております。
 本年度より役員候補者推薦細則が改定され、候補者を正会員により推薦す
る場合には、5名以上の正会員が推薦人として必要となっております。
 各正会員は1名の候補者に対してのみ、推薦人として名前を連ねることが
できます。
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[9]  情報システム学会の法人化について・中
             〜一般社団法人とはどういうものなのか〜
         総務委員会、基盤整備委員会 法人化ワーキンググループ
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-9-gt.html

 今回は、一般社団法人とはどういうものなのかを説明します。分かりやす
いように項目に分けて書くと次の通りです。
【一般社団法人とは】
 一般社団法人とは、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に基
づいて設立された社団法人のことで、社員、理事および監事から構成されま
す。組織の日常の運営管理等は社員総会の意を受けて、理事会がその執行を
決定し、代表理事等が業務として執行することになります。
【社員総会と代議員制度の導入(社員=代議員)】
 会員は、研究発表、セミナーへの参加等の学会の活動に参加し、組織の運
営は正会員、賛助会員及び特別賛助会員の中から選出された代議員に委ねる
代議員制度を導入します。この代議員を社員と呼び、一般社団法人の構成員
(社員)として、社員総会に出席し議決権を行使します。
【理事、監事、理事会等】
 理事と監事は社員総会で選出されます。一般社団法人では適切な会の運営
のため、理事は業務執行の決定をする理事会を構成し、理事の中から代表理
事(会長)等が選定されます。監事は業務監査及び会計監査を行います。
 理事会は会の学術活動等に関する事項及び運営に関する事項などを決定し
ます。理事会で選定された代表理事は会を代表し、業務執行理事と共に、業
務を執行します。また、理事会は同時に、理事の職務執行に関する監督を行
います。
【評議員、評議員会等】
 なお、今まで本会に設置していた評議員、評議員会は助言・提言を行うた
めの機関として、また、名誉会長は本会の運営に関して会長の諮問に答える
機関として引き続き新法人の活動にご協力をお願いする予定です。
(次回、「法人化に向けての手続きや手順」)
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[10] 評議員からのひとこと「ソフトウェア 〜目に見えない産業廃棄物〜」
     さくら情報システム株式会社 上席コンサルタント 河野 謙一郎
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-a-gt.html

 情報システムについて、以前から少し、気になっていることがある。課題
の整理もできておらず、実態すら把握できていないのであるが、とりあえず、
問題を提起してみることとしたい。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[11] 会員コラム「政府ICT調達を横目で見ながら」
               ハンドル名 森のかめさん
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-b-gt.html

 私は公務員で、過去にICT調達関連部署にいたことから興が昂じて大学院
に入りなおし、今もまだ研究を続けている。周囲にはお上から派遣されて大
学に行くものはいるものの、自費で行くものはほとんどおらず、そうしたと
ころで評価もされることもない。先日制定された自己啓発のための休業を申
し出たこともあったが、体よく却下された。
 これまで足掛け6年電子政府政策を追いかけてきたが、業務で変わったこ
とを挙げるとすれば、少しセキュリティが厳しくなった程度で、業務は何も
変わっていないような気がする。それでクレームも特にないのだから、よく
雑誌などで組まれている電子政府調達の非効率などは、全体をマクロに見、
比較対象を持った人たちだけの所見なのかもしれない。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[12] 連載「大学教育最前線:第22回 信州大学」
   「社会人ICT遠隔教育による人材育成
       − 信州大インターネット大学院の取り組み」
            信州大学 工学部情報工学科 教授 和ア 克己
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-c-gt.html

 信州大学大学院工学系研究科は、2002年4月に「信州大インターネット大学
院(SUGSI)」を開設し、8年が経過しました。SUGSIは、忙しい社会人の皆さ
んも働きながら学んで戴ける環境を提供した、e-learningを利用した修士課
程の新しい大学院です。運用しているのは「情報工学専攻」の授業科目で、
本専攻で提供する授業の多くがインターネット上で受講が可能なため、中間
発表会、修士論文の審査や最終試験等を除き、基本的には大学に通学するこ
となく学ぶことが可能となっています。2009年12月現在、長期履修生(最大
4カ年度)を含む、85名の方がSUGSIに在籍され、IT遠隔教育用の教材を使っ
て学習しておられます。今回は、SUGSI開設の動機や背景、修学状況、
e-learningシステムの運用状況を紹介します。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
  編集部注:著者「和ア」氏の二文字目は、崎の旁の上の大を立にした字
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[13] 連載「著作権と情報システム:第10回」
「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
           (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(2)
                 司法書士/駒澤大学  田沼 浩
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-d-gt.html

 1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第六小委員会
の中間報告の検証の続き。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[14] 連載「プロマネの現場から:第21回」
「IT技術者にとっての最高のプレゼント」      蒼海 憲治
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-e-gt.html

 本メルマガは、2010年元旦に配信されるとのことですが、この原稿を
書いているいまは12月半ばであり、街にでるとクリスマス一色になってい
ます。客先のオフィス間を移動する際には、賑やかなクリスマスソングの中
に、色とりどりのイルミネーションに目を奪われることがよくあります。
(中略)
 先日、家族へのプレゼントを考えている途中で、SEにとってのクリスマ
ス・プレゼントって何だろうか、とふと思いました。気になったので、プロ
ジェクトのメンバーや職場の同僚等へのメールと、この時期は昇格試験もあ
ったので、面接官役として模擬面接での質問として尋ねてもみました。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[15] 連載「情報システムの本質に迫る:第31回」
   「情報システムの起源」            芳賀 正憲
http://www.issj.net/mm/mm0410/mm0410-f-gt.html

 先月開催された当学会全国大会における同志社大学・金田重郎教授の発表
は、システム開発方法論の中核技術である概念データモデリング(CDM)
に対して、哲学からの再構築を提言されるという画期的なものでした。
 CDMは、オブジェクト指向などを核として用いていますが、金田教授は、
モデル・手法が「何故その様になっているのか」が分かりにくく、そのため
「方法論を支える理論的根拠が説明できないままに、「経験して学べ」型の
教育手法となっている」「もし、理論的バックグラウンドが与えられれば、
CDMへの理解がより深く、かつ容易になる可能性がある」と問題を指摘さ
れています。そして「オブジェクト指向とCDMの背後にはパースを祖とす
るプラグマティズム哲学がある」との仮説を提示されました。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[16] 第54回理事会報告(2009年12月6日開催)

議題
(1)第5回全国大会・研究発表大会について
(2)選挙管理委員会からの進捗報告
(3)第6回 総会、全国大会・研究発表大会について
(4)法人化について
(5)その他
 議事録はこちらに掲載・・ http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html
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11月25日発行html号は・・http://www.issj.net/mm/mm0409/mm0409-0-1j.html
10月25日発行html号は・・http://www.issj.net/mm/mm0408/mm0408-0-0k.html
それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次)

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