迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ********************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2010.5.25 No.05-02 [1] 第13・14回 情報システム論文の作成を支援する研究会のお知らせ (5月29日、6月19日開催) [2] 第3回 情報システム学会 シンポジウム 「大学院におけるシステム実践教育」開催のお知らせ(6月26日開催) [3] 2010年度情報システム学会総会・講演会・懇親会 開催報告 (5月15日開催) [4] 第7回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催報告 (5月22日開催) [5] 学会の法人移行にあたって(竹並輝之) [6] 理事が語る「何のための○○○か」(佐々木桐子) [7] 評議員からのひとこと 「デンマークにみる『人間のための情報システム』」(砂田薫) [8] 連載「大学教育最前線:第23回 慶應義塾大学大学院理工学研究科OSM専修」(山口高平) 「『ロジックと体感?』サービス・イノベーション人材育成プログラム」 [9] 新連載「情報の価値とインテリジェンス:第1回」(菅澤喜男) 「情報とインテリジェンスの基本的な違い」 [10] 連載「著作権と情報システム:第15回」(田沼 浩) 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(7) [11] 連載「プロマネの現場から:第26回」(蒼海憲治) 「IT技術者にとっての『教わる技術』」 [12] 連載「情報システムの本質に迫る:第36回」(芳賀正憲) 「ジャーナリストの説明責任」 [13] 第58回理事会報告(5月15日開催) [14] メルマガ編集委員募集&副編集長就任のお知らせ <編集長からひとこと> 本号では、6月26日開催予定の第3回情報システム学会シンポジウム「大学 院におけるシステム実践教育」でご発表いただく山口高平先生から、その内 容に関連して [8]大学教育最前線:「『ロジックと体感?』サービス・イノ ベーション人材育成プログラム」のご寄稿をいただいております。ご一読い ただければ幸いです。 また、本号から菅澤喜男先生の長期連載「情報の価値とインテリジェンス」 が始まります。ご期待くださいませ。 ********************************************************************** ▲目次へ [1] 第13・14回 情報システム論文の作成を支援する研究会のお知らせ (5月29日、6月19日開催) 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 情報システム論文の作成を支援する研究会では、論文作成・発表のあり方 を研究し、投稿者への支援の場を提供しています。 第13、14回研究会を以下のとおり開催いたしますので、ご参加ください。 第13回 2010年5月29日(土)10時〜 専修大学神田校舎7号館7階772教室 ・10時〜11時 個別相談(事前予約制) ・11時〜12時30分 IS論文の書き方について 第14回 2010年6月19日(土)10時〜 専修大学神田校舎7号館7階774教室 ・10時〜11時 個別相談(事前予約制) ・11時〜12時30分 IS論文の書き方について なお、各回とも個別相談がないとき、IS論文の書き方についての開始時刻 を早めることがあります。 連絡先:ご参加いただける方は、事前に下記あて連絡をお願いします。 研究会主査 松永賢次 matunaga■isc.seshu-u.ac.jp 研究会のご案内・・ http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thn0510/issj-writing/ 開催のご案内・・・ http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~matunaga/issj-writing/ ▲目次へ [2] 第3回 情報システム学会 シンポジウム 「大学院におけるシステム実践教育」開催のお知らせ(6月26日開催) 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 日時 2010年6月26日(土)13時00分〜17時30分 (18時00分から懇親会) 場所 慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 地図: http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html の【10】 テーマ 「大学院におけるシステム実践教育」 〜実践する企業での教育、 その基礎を育てる大学院・大学教育を考える ・特別講演(13時〜14時10分) 「On the Job Learning 〜産学連携による新しいソフトウェア工学教育手法〜」 沢田篤史(南山大学情報理工学部・教授) ・特別講演(14時〜15時20分) 「文理を超えたシステムデザイン・マネジメント教育」 前野隆司(慶應義塾大学大学院SDM研究科・教授) ・発表(15時40分〜16時20分) 「サービス・イノベーション教育プログラムと情報システム」 山口高平(慶應義塾大学理工学部・教授、当学会理事) ・パネルデスカッション(16時20分〜17時30分) モデレーター:伊藤重隆(みずほ情報総研、当学会理事) パネラー:沢田篤史,前野隆司,山口高平 上記で提起された課題について,問題点の整理と解決の方向について デスカッションを行い、今後の方向を打ち出す) お申込みおよび詳細は・・ http://www.issj.net/sympo/2010/100626_sympo.html ▲目次へ [3] 2010年度情報システム学会総会・講演会・懇親会 開催報告 (5月15日開催) http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-3-5x.html 2010年度 情報システム学会総会が5月15日(土)、国士舘大学世田谷キャ ンパスで開催されました。竹並輝之会長の司会で審議が進められ、全ての議 案が満場一致で承認されました。 引き続き阿草清滋教授(名古屋大学)および大和田尚孝氏(日経コンピュー タ副編集長)をお招きした講演会と懇親会が開かれ、盛会裡に終了しました。 (開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [4] 第7回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催報告 (5月22日開催) http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-4-5x.html 開催日時 2010年5月22日(土)13時30分〜17時 参加人数 16名 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階 大会議室 第1部 13時30分〜15時 質疑時間 20分 題目 「システムの安全性を脅かす人間活動の落とし穴」 講演者 電気通信大学大学院情報システム学研究科教授 田中 健次氏 第2部 15時30分〜16時30分(予定) 質疑時間 20分 題目 「建築学と情報システム学の基盤」(第2回) 講演者 みずほ情報総研(研究会主査)伊藤 重隆氏 (開催報告全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [5] 学会の法人移行にあたって 情報システム学会 会長 竹並 輝之 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-5-5x.html 2010年5月15日総会にて、学会の法人移行が正式に承認されました。来年 4月1日から、新法人「一般社団法人情報システム学会」として、新たなスター トを切る予定です(法人設立は、2010年7月1日の予定)。 会員の皆さまにおかれましては、これまでご意見やご協力を頂き、学会と して大変感謝いたしております。 今後、新法人設立に伴う記念行事を開催する予定ですが、それ以外に新法 人への入会手続きや代議員選挙なども実施いたします。その際には、また会 員の皆さまのご協力を頂くことになりますので、宜しくお願い申し上げます。 まずはお礼とお願いまで。 ▲目次へ [6] 理事が語る「何のための○○○か」 新潟国際情報大学 情報文化学部 情報システム学科 佐々木 桐子 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-6-5x.html この2010年4月より、情報システム学会の理事(補充)となりました、新 潟国際情報大学の佐々木桐子(とうこ)と申します。よろしくお願いいたし ます。理事としての最初のお仕事がこの「理事が語る」への寄稿となってし まいました。稚拙な文章ではございますが、「何のための○○○か」につい て、いろいろと語ってみたいと思います。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [7] 評議員からのひとこと「デンマークにみる『人間のための情報システム』」 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)砂田 薫 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-7-5x.html 環境対策の先進国であるデンマークのラース・ルッケ・ラスムセン首相が、 2010年3月、鳩山由紀夫内閣総理大臣と気候変動問題の意見交換を行うため 来日した。同首相は来日中に、東京都内の福祉施設を訪れ、身体障碍者の歩 行支援などを行うロボットスーツ「HAL」を試し、「素晴らしい」と何度も 賞賛の言葉を発したという。マスコミに流れたこのニュースをまだ記憶に留 めておられる方もいるだろう。 2009年11月、私は国際大学GLOCOMの研究員仲間と一緒にデンマークの電子 政府および医療と教育の情報化についてヒアリング調査を行ってきた。そこ でお会いしたデンマークの人たちが最も関心を寄せていた日本の技術が、ま さにこのロボットスーツ(パワードスーツとも言う)だったのである。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [8] 連載「大学教育最前線:第23回 慶應義塾大学大学院理工学研究科OSM専修」 「『ロジックと体感?』サービス・イノベーション人材育成プログラム」 慶應義塾大学理工学部 教授 山口高平 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-8-5x.html 2年前のメルマガでは(2008.5.25、No.03-01[6])、「夢と苦労話!ロジッ クとマジック?」というタイトルで、慶應義塾大学理工学部管理工学科の学 生に実施している情報教育につきまして、ロジックとマジック(ITでこんな 凄いことが実現できる話)のバランスが大事であると報告致しました。今回 は、管理工学科の上に組織されている大学院である、理工学研究科オープン システムマネジメント専修(以下、OSM専修)の修士学生に実施している特 別教育プログラム「サービス・イノベーション人材育成教育プログラム」に ついて報告します。さすがに修士の学生ですので、マジック的な話はあまり 必要ないのですが、通常の座学(ロジック)以外に、サービスが体感できる 教育が求められ、ロジックと体感の組合せ方が大事になります。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [9] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第1回」 「情報とインテリジェンスの基本的な違い」日本経済大学教授 菅澤 喜男 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-9-5x.html グローバル化が進展することで、世界は地域紛争が多発するとアメリカの 未来予測学者のジョン・ネイピッツが指摘していましたが、さて現実はどの ような状況であろうか。世界で起きている地域紛争は、いったい何か所で起 きているかを考えてみたことはありますか。地域紛争の性格は、国家間紛争 や内戦など、民族・宗教・領土・資源など多様な問題に起因している。(中 略) グローバル化と紛争、一見無関係かと思えますが、この2つの問題は緊密 な関係があると考えます。グローバル化の進展は情報伝達が切れ目なく、か つ驚異的な速度で伝搬するために「物事が平準化」するのではないでしょう か。つまり、どこの面あるいは場所を切り取っても良く似ている情報という ことです。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [10] 連載「著作権と情報システム:第15回」 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(7) 司法書士/駒澤大学 田沼 浩 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-a-5x.html 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第 六小委員会の中間報告を検証する。(全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [11] 連載「プロマネの現場から:第26回」 「IT技術者にとっての『教わる技術』」 蒼海 憲治 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-b-5x.html 先日、新人の配属に先立って、現場側の配属予定プロジェクトの状況と育 成方針とともに、新入社員に要望するスキル・資質をとりまとめ、人事部門 に対して要求を出しました。またそれとともに、新配属となる新人へのプレ ゼントとして、所属部署やプロジェクトにいる若手・中堅層を中心に、過去 に自分が読んで役に立った、新人に対して手に取ってみるべき本の紹介と、 若手社員に対するアドバイスを募集しました。そのアンケートの結果を整理 してみた結果はこうでした。当然のことながら、IT技術系の本が大半であ り、技術分野別・要素技術別に整理しました。その一方でIT技術系以外の 本、例えば思考法・発想法などの本や、モチベーションを高めたり、プロジェ クトが苦しかったときに読んで感動した本などの紹介も多数ありました。ま た、若手社員に対するアドバイスは、その内容そのものに、メンバー自身の 仕事観や直面している課題観がよくでていました。マネージャとしては、期 せずして配下のメンバーが普段見せない想いの一端がわかり、その後のフォ ロー、コミュニケーションの面でも良い効果がありました。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [12] 連載「情報システムの本質に迫る:第36回」 「ジャーナリストの説明責任」 芳賀 正憲 http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-c-5x.html 4月に亡くなった井上ひさしの戯曲に、女流作家の林芙美子をモデルにし た「太鼓たたいて笛ふいて」があります。大竹しのぶの主演で、数々の演劇 賞に輝いた優れた作品です。 戯曲の中で林芙美子は、アジア・太平洋戦争の“大義”に共鳴、新聞特派 員あるいは内閣情報部の一員として南京・武漢の攻略戦に従軍し、紙面やラ ジオを通じて、兵士をたたえ、戦場を美化する作品を発表し続けます。しか しその後、ジャワ・ボルネオなど占領地域を長期にわたって視察したのを契 機に、自国民にも他国民にも惨憺たる災禍をもたらしている戦争の実相を把 握、太鼓をたたき笛をふき、虚構を語って国民を戦争に駆り立てた自らの非 をさとり、早期の敗戦を主張、そのため“非国民”として警察の監視下に置 かれ、発言を封じられます。 戦後の林芙美子は、戦争賛美の責任をとり、おびただしい戦争の被害者に わびる気持ちで、病弱の体をおして、未亡人や孤児、復員兵など、戦争に打 ちのめされた普通の人々の悲しみをひたすらに書き続け、緩慢な自殺ではな いかと言われながら、47歳で帰らぬ人となります。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [13] 第58回理事会報告(5月15日開催) 議題 (1)役員の交代について 承認 (2)2010年度人事および委員会担当について 承認 (3)2010年度総会および講演会次第について 承認 (4)その他 報告事項 (1)委員会・事務局 報告 継続 (2)理事会の予定(案) 了承 (3)その他 議事録はこちらに掲載・・ http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html ▲目次へ [14] メルマガ編集委員募集&副編集長就任のお知らせ ISSJメルマガの編集活動にご協力いただける「メルマガ編集委員」を募集 中です。主な活動内容は、月1回の編集会議への参加、コラム・連載・イン タビュー等の企画および原稿執筆依頼です。自薦、他薦を問いませんので、 会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしています。 また、メルマガの一層の充実を目指して今号から魚田勝臣に加えて副編集 長に川野喜一が就任いたしました。会員の皆様には今後ともメルマガへの積 極的なご投稿、忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。 **お問い合わせ、ご連絡は・・・issj-magazine■issj.net 宛てに。 ▲目次へ ********************************************************************** 4月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0501/mm0501-0-4s.html 3月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0413/mm0413-0-3q.html 2月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0412/mm0412-0-2e.html それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次) ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・皆様からのISSJメルマガへの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い ませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ い。非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます。 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の 紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長:岩崎慎一、副編集長:魚田勝臣、川野喜一 編集委員:神沼靖子、小林義人、杉野 隆、芳賀正憲、吉舗紀子(50音順) 編集顧問:上野南海雄 **************************************************************** 以上 ▲目次へ