情報システム学会 メールマガジン 2010.5.25 No.05-02 [3]

2010年度 情報システム学会総会・講演会・懇親会報告

2010年度総務委員長 松永賢次

 2010年度 情報システム学会総会が5月15日(土)、国士舘大学世田谷キャンパスで開催されました。竹並輝之会長の司会で審議が進められ、全ての議案が満場一致で承認されました。引き続き阿草清滋教授(名古屋大学)および大和田尚孝氏(日経コンピュータ 副編集長)をお招きした講演会と懇親会が開かれ、盛会裡に終了しました。

 総会は13時30分から15時まで行われました。
 金井一成総務委員長が総会の開会宣言ならびに総会が成立していることを報告したあと、竹並輝之会長を司会者とし、配付資料に基づいて審議が進められました。
 第1号議案は、「2009年度活動報告、決算報告および監査報告」で、活動報告は杉野隆企画委員長、決算報告は金井一成総務委員長、監査報告は田沼浩監事が、それぞれ説明しました。
 第2号議案は、「2010年度活動計画および予算計画」で、活動計画を杉野企画委員長、予算計画を金井総務委員長が、それぞれ説明しました。
 第3号議案は、「学会の法人移行」でした。金井総務委員長からこの議案については、事前に電子メールにて説明文書を送付し賛否の回答を求めたが、賛成の他には反対の回答がなかったことが紹介されました。
 第4号議案は、「役員改選」で、松永賢次選挙管理委員長が、役員改選の経過と結果を説明しました。
 会場から2,3の質疑があり、全ての議案は原案通り承認されました。
 最後に、竹並輝之会長よりこれから情報システム学会が取り組むテーマについて述べられ、総会は閉幕しました。

 講演会は、15時10分から17時20分まで同会場で行われました。
 最初に、「実践(実戦)的情報通信技術者育成のための産学連携」というテーマで、阿草清滋教授(名古屋大学大学院情報科学研究科情報システム学専攻)による講演がありました。成功させるための苦労が詳細に紹介され、時間いっぱいの質疑応答がありました。
 ついで、「システムダウンは無くせるか」というテーマで、大和田尚孝氏(日経コンピュータ副編集長)による講演がありました。広範な調査に基づく具体的な情報が示され、興味深い内容の講演でした。

 懇親会は、同大学梅ヶ丘校舎10階の食堂にて開催され、北城恪太郎名誉会長の挨拶によってスタートしました。講演者の大和田氏も含め、講演会に出席した会員の多く参加され、有意義な情報交換と懇談が行われ、19時に全ての行事が終了しました。

 会場や施設のご提供等、全面的なご支援を賜りました、国士舘大学様のご厚意に、衷心よりお礼申し上げます。