迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ********************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2011.10.25 No.06-07 [1] 第7回 全国大会・研究発表大会 開催のお知らせ(11月26・27日開催) [2] 第1回「ソーシャルビジネスのためのWebサービスと顧客の創造」 研究会 開催報告 (9月30日開催) [3] 新連載「INCOSE入門 システム・エンジニアリングの本質と 情報システム構築への利用を考える:第1回」(嶋津恵子) 「システム・エンジニアリングの誕生背景」 [4] 連載「オブジェクト指向と哲学:第10回」(河合昭男) 「知識とは何か(4) - 産婆術」 [5] 連載「著作権と情報システム:第31回」(田沼 浩) 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(23)」 [6] 連載「プロマネの現場から:第43回」(蒼海憲治) 「理想のリーダー・・ハンニバルの魅力」 [7] 連載「情報システムの本質に迫る:第53回」(芳賀正憲) 「原子力ムラはなぜ生まれたのか」(承前) <編集長からひとこと> 本号から嶋津恵子先生の「INCOSE入門 システム・エンジニアリングの本 質と情報システム構築への利用を考える」の新連載が始まります。ご期待く ださいませ。 ********************************************************************** ▲目次へ [1] 第7回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会 開催のお知らせ(11月26日〜27日開催、論文締切 11月4日(金)、 事前参加申込 受付中 11月16日(水)まで) 詳しくは、 http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 テーマ 「日本社会は前進できるか−そのとき情報システムの役割は?−」 日程 2011年11月26日(土)〜27日(日) 場所 同志社大学 新町キャンパス(京都) http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html <研究発表> 論文提出期間 受付中 11月4日(金)まで 事前参加申込 受付中 11月16日(水)まで <ベストプレゼンテーション賞> 論文提出締切日11月4日(金)での論文内容ならびに大会当日の発表内容を 審査対象とし、2つの審査結果を総合判断して、ベストプレゼンテーション 賞を決定する予定です。 なお、11月4日(金)以降も論文の改訂は可能で、その改訂内容で発表も可 能ですが、審査を厳格にするため、11月4日(金)以降の改訂内容は論文審査 には反映されませんので、ご留意ください。なお、審査結果は、当日の懇親 会会場にて報告し、表彰する予定です。 **当大会のURL: http://www.issj.net/conf/issj2011/ <ホテルに関する情報> 大会期間中は、京都の紅葉観光ベストシーズンにつき、現時点で京都市内 でホテルを確保するのはかなり難しいと思われます。京都にホテルが取れな い場合、ぜひ、以下のプランをご検討ください。 (1)滋賀県・大津方面のホテル 京都への所要時間を考えると、後述の大阪地区よりお勧めです。JR大津駅 からJR京都駅へはJR快速・新快速で9分程度。また、京阪・浜大津駅からは京 阪電車で京都市営地下鉄・烏丸御池駅に一本で出ることができます(ただし、 この直通列車の本数は多くありません。所要時間26分程度)。烏丸御池駅か ら会場の烏丸今出川駅までは、地下鉄を乗り換えて2駅目と至近です。 (2)JR大阪、JR新大阪方面のホテル ホテルの数は、JR大阪駅、あるいは、JR新大阪駅周辺が多くなります。JR 京都駅からJR大阪・JR新大阪への足は快速電車でもかまいませんが、新快速 をお勧めします。尚、意外な穴場がJR尼崎で、新快速はJR尼崎の次にJR大阪、 JR新大阪と停まります。JR尼崎からJR大阪は電車で5分です。JR尼崎駅の周 辺には、数は少ないですが、比較的グレードの高いホテルやビジネスホテル もあります。 京都のホテルが取れないということは、このシーズンが紅葉のピークであ ることを意味しております。紅葉の名所というと、すぐに嵐山が思い浮かび ますが、この2日間の嵐山は人出が多いかもしれません。あえて、嵯峨野方 面など散策されても良いかもしれません。あるいは、阪急大宮駅から、嵐電 (らんでん)をご利用いただくのも手かもしれません。嵐電は、お急ぎの向 きにはお勧めできない電車ですが、沿線には世界遺産・仁和寺などもござい ます。また、太秦広隆寺は、庭や建物は見るべきところはやや少ないですが、 教科書等で良く知られた国宝登録第1号・弥勒菩薩半跏像を有します。 また、最近は、夜間のライトアップがはやっております。スタートは、高 台寺(北の政所・ねねの寺)でした。八坂神社にも近く、比較的便利な場所 です。詳細は、以下の京都新聞社のURLを参照ください。 http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/momiji/meisho/index_yakan.html この機会に、古き日本コンテンツ力(りょく)が「ピカワン」の町「京都」 を少しでも、楽しんでいただければ幸いです。 ▲目次へ [2] 第1回「ソーシャルビジネスのためのWebサービスと顧客の創造」研究会 開催報告(9月30日開催) http://www.issj.net/kenkyuu/2011_socialbiz/2011_socialbiz.html 日時 2011 年9 月30 日(金) 16:00〜18:00 場所 株式会社シーエーエル会議室 参加者 7名 (開催報告は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [3] 新連載「INCOSE(The International Council on Systems Engineering) 入門 システム・エンジニアリングの本質と情報システム構築へ の利用を考える:第1回」 「システム・エンジニアリングの誕生背景」 慶應義塾大学 特任准教授 嶋津 恵子 http://www.issj.net/mm/mm06/07/mm0607-3-un.html 今回から、メルマガの記事を書かせていただくことになりました。“シス テム・エンジニアリング”や“SE”は、情報システムの分野では知り尽く された用語にように思われていますが、実はその本質はまだ日本には浸透し ていないようです。例えば、みなさんは、“ソフトウエア・エンジニアリン グ”と“システム・エンジニアリング”の違いを、明確に端的に説明できま すでしょうか。システム・エンジニアリング”の本質は、情報システム構築 を成功裡に実現する大きな力になると考えられます。最新の動向情報も交え ながら記事を書きたいと思います。(全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [4] 連載「オブジェクト指向と哲学:第10回」 「知識とは何か(4) - 産婆術」 河合 昭男 http://www.issj.net/mm/mm06/07/mm0607-4-un.html 前回はプラトンの「メノン」をテキストにして、想起説をテーマに知識と は何かを考えました。知識にはこの世の人生経験で獲得する後天的なもの以 外に、輪廻転生を通じて前世や霊天上界(イデア界)で獲得した先天的なも のがある。後者の知識はきっかけを与えれば想い起こすことができる。 ではどうやって想起するのか、それを助けるのが産婆術です。今回のテキ ストはプラトン「テアイテトス−あるいは知識について」です。ここでは知 識とは何かというソクラテスの問いかけに、テアイテトスは産婆術の手助け により3つの答えを生み出します。(全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [5] 連載「著作権と情報システム:第31回」 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(23)」 司法書士/駒澤大学 田沼 浩 http://www.issj.net/mm/mm06/07/mm0607-5-un.html 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第 六小委員会の中間報告を検証する。(全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [6] 連載「プロマネの現場から:第43回」 「理想のリーダー・・ハンニバルの魅力」 蒼海 憲治 http://www.issj.net/mm/mm06/07/mm0607-6-un.html 節電による暑い夏も終わり、過ごしやすい季節がやってきました。読書の 秋、少しまとまった読書をしてみたい方や歴史好きの方にお勧めしたいのが、 塩野七生さんの『ローマ人の物語』です。『ローマ人の物語』全15巻は、 1992年から2006年まで15年間にわたって、毎年1冊ずつ刊行され ました。刊行開始の数年間、毎年年末に発売される「ローマ人の物語」を買 って、年の初めに読むことを楽しみにしていました。寒さに震えながら、こ の大きな本を手に、電車やバスの待ち時間に読んでいた光景と、当時若手S Eとして参画していたプロジェクトのことを思い出します。しかし、カエサ ルの活躍を見届けた後、いったん中断していたのですが、10数年ぶりに、 先日読み返す機会を持ちました。(全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [7] 連載「情報システムの本質に迫る:第53回」 「原子力ムラはなぜ生まれたのか」(承前) 芳賀 正憲 http://www.issj.net/mm/mm06/07/mm0607-7-un.html わが国には、中央と地方に2つの原子力ムラがあり、地方のムラを主題に 東大大学院の開沼博氏が、その構造と特質を歴史社会学的に分析して、福島 で過酷事故が起きる前に大部の論文にまとめられていたことは、前号のメル マガで紹介したとおりです。 それでは中央の原子力ムラはどのようにつくられたのか、かつてわが国の 原子力政策を担った人たちが、福島事故のはるか前、1985年から9年間 にわたって本音で語り合った貴重なテープが残されています。先月NHK・ ETV特集「原発事故への道程」(前後篇)で報道された内容によると、米 国のマンハッタン計画が科学者のイニシアティブで進められたのに対して、 日本の戦後の原子力政策は、A級戦犯、あるいは国家主義的な思想をもった 政治家が、研究者たちの慎重論を置き去りにして猪突的に推し進めていった 点に特徴があります。一方、原子力関係の学者や技術者など専門家は(情報 システム学も同様ですが)、今日に至るまで米国から輸入した知識を利用す るだけで、基本的なところから技術を組み立て本質的に問題を解決する能力 をもたず、結果として安全神話の定着に手を貸し、過酷事故をもたらすこと になりました。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ ********************************************************************** 9月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm06/06/mm0606-0-cy.html 8月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm06/05/mm0605-0-ms.html 7月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm06/04/mm0604-0-tb.html それ以前のメルマガは・・ http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次) ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・皆様からのISSJメルマガへの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い ませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ い。非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます。 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の 紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :岩崎慎一、副編集長:魚田勝臣、川野喜一 編集委員:上野南海雄、神沼靖子、小林義人、芳賀正憲、吉舗紀子(50音順) **************************************************************** 以上 ▲目次へ