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         情報システム学会 メールマガジン
                 2011.4.25 No.06-01

[1] 一般社団法人情報システム学会の活動を開始
[2] 「法人移行記念/第4回シンポジウム」のご案内(5月21日開催)
[3] 「情報システム学会法人移行記念パーティー」のご案内(5月21日開催)
[4] 第12回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催のご案内
                        (6月4日開催)
[5] 経営情報学会「2011年春季全国研究発表大会」に協賛
[6] 連載「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した
   企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第4回」(隈正雄)
  「企業情報システム機能選定方法論の使い方 その2」
[7] 連載「オブジェクト指向と哲学:第4回」(河合昭男)
  「分類と分解 - 汎化と集約」
[8] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第8回」(菅澤喜男)
  「戦略シナリオを支えるインテリジェンス活動」
[9] 連載「著作権と情報システム:第25回」(田沼 浩)
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
         (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(17)」
[10] 連載「プロマネの現場から:第37回」(蒼海憲治)
  「『人月の神話』と『デザインのためのデザイン』との間」
[11] 連載「情報システムの本質に迫る:第47回」(芳賀正憲)
  「福島第1原発・過酷事故の政治責任」
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[1] 一般社団法人情報システム学会の活動を開始
        一般社団法人情報システム学会 代表理事 会長 竹並 輝之
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-1-st.html

 情報システム学会を設立以来6年間、会員の皆様のご支援により、オンライ
ンジャーナル(学会誌)の発行、研究・発表大会の開催、講演会、シンポジ
ウムの開催、メールマガジンの定期配布などの活動が軌道に乗ってきました。
 一方、2009年5月から準備を始めました一般社団法人の設立は2010年7月に
完了し、2011年2月19日の一般社団法人代議員選挙の選挙結果を踏まえて、
2011年4月1日にはその当選者が代議員に就任しました。それと同時に、今ま
での任意団体での活動は終了し、活動内容はそのまま一般社団法人へと引き
継いでおります。また、それに合わせて、学会 web ページも一新致しました。
 4月からは社会的地位のより安定した一般社団法人として活動していきます。
今後もより充実した学会活動を目指して参りますので、これからも会員の皆
さまの多くのご支援をいただき、共に歩んでいきたいと存じます。
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[2] 「法人移行記念/第4回シンポジウム」のご案内(5月21日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 今回の震災やその余波が現在進行形で様々な形で広がっている中で開催す
る今回のシンポジウムは、震災対応の現場にいる人達や情報システムに携わ
っている人達が、今回の災害に直面して、どのような状況に置かれ、何を考
え、どのような行動をとったのか、「現場の生の声」を中心に展開いたしま
す。

日時 2011年5月21日(土)13時〜17時(懇親会18時〜20時)
 場所 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル(14号館) 第19会議室
 テーマ 「災害と情報システム」
**詳細は、逐次下記Webページに掲載してまいります。
http://www.issj.net/sympo/2011/110521_sympo.html
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[3] 「情報システム学会法人移行記念パーティー」のご案内(5月21日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 一般社団法人情報システム学会は、4月1日から正式に活動を始めました。
これを記念して、「情報システム学会法人移行記念パーティー」を第4回シ
ンポジウムの懇親会と併設いたします。みなさま、奮ってご参加ください。

 日時 2011年5月21日(土)18時〜20時
 場所 アンクルハット(スパイラル 8階・9階)
    〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
    03-3498-5798
    青山キャンパス正門から表参道方向徒歩10分
 参加費 4,000円
**詳細は、下記Webページをご覧ください。
http://www.issj.net/sympo/2011/110521_sympo.html
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[4] 第12回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催のご案内
                          (6月4日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 3月12日に開催を予定しておりました当研究会を大震災のため中止しました
が、下記の様に再開いたします。奮ってご参加ください。
 日時 2011年6月4日(土)13時30分〜17時
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階
 第1部 13時30分〜15時10分(質疑20分程度)
  講演題目 「大学・大学院における実践教育で教育・学習するメタ技術」
  講演者  法政大学 情報科学部コンピュータ科学科 教授 溝口 徹氏
 第2部 15時20分〜16時30分(質疑30分程度)
  講演題目 「システムエンジニアリングの世界動向と
        Information Architecture研究とその実践への影響」
  講演者  慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント
                (SDM)研究科 准教授 嶋津 恵子氏
**参加ご希望の方は、下記研究会主査までご連絡をお願いします。
     伊藤 重隆 shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
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[5] 経営情報学会「2011年春季全国研究発表大会」に協賛

 経営情報学会は5月28日(土)、29日(日)の2日間、専修大学生田キャンパ
スで「日本の情報システムの未来」をテーマに「2011年度春季全国研究発表
大会」を開催します。情報システム学会も協賛していますので、奮ってご参
加ください。
**大会URLは
http://www.jasmin.jp/activity/zenkoku_taikai/2011_spring/index.html
**大会ヘルプデスク(参加申込みに関するお問合せ先)は
       e-メールにて jasmin-desk■bunken.co.jp 宛に
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[6] 連載 「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した企業情報シス
テム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第4回」(最終回)
  「企業情報システム機能選定方法論の使い方 その2」
     筑波技術大学大学院教授(筑波技術研究所代表取締役) 隈 正雄
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-6-st.html

 本方法論の特長は、このベテランSEの要件定義ノウハウを見える化した
ことである。ベテランSEが頭の中で判断していることを、その思考方法を
理論化し、かつ具体的にIT機能要件の何処にどのように影響するか見える
化したことである。
 もう1つの本方法論の特長は、見える化したベテランSEのノウハウを短期
間で習得できるようにしたことである。つまり、ベテランSEのノウハウを
「FUSE知識ベース」として見える化したことにより、誰でも実務で活用
していくことができるようになった。従って、膨大な分野の業務を学習し、
長年にわたる実務経験を経なくても、「FUSE知識ベース」を使いこなす
ことにより、比較的短期間でベテランSEのノウハウを自己のものとするこ
とができるようになれるということである。
 前号に続き、企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の使い方を、順
を追って説明する。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 連載「オブジェクト指向と哲学:第4回」
  「分類と分解 - 汎化と集約」
                      河合 昭男
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-7-st.html

 人は物事を認識するとき、頭の中で「分類と分解」というふたつのロジッ
クをほとんど無意識に駆使しているようです。自分の知識体系をこのふたつ
のロジックで整理し、自分辞書を日々膨らましながら構築してゆきます。
 分類のルーツはアリストテレスに見られ、分解のルーツはデモクリトスの
原子論にたどることができます。今回もソフィーの世界を引用しつつ、この
ふたつをオブジェクト指向の視点で考えて見たいと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第8回」
  「戦略シナリオを支えるインテリジェンス活動」
                日本経済大学教授 菅澤 喜男
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-8-st.html

 シナリオとは、将来を知るための実現可能な詳細な説明で、戦略を構築・
実践するための企業内部での一貫性を確保した上で、経済、産業、または技
術の革新に重要な複数の想定に基づいて策定されます。シナリオの計画と分
析は、2つの一般的な意思決定の際のあやまり、つまり、変化の過小評価あ
るいは過大評価の補正を行う複数のシナリオを構築するための体系的な方式
に特徴があります。シナリオ計画と分析の全体的な目的は、戦略的な考え方
の共有できる基本的な考え方を構築することです。ここでシナリオ計画とは、
シナリオを策定するための一連のアプローチ全体を意味しています。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[9] 連載「著作権と情報システム:第25回」
  「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会
         (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(17)」
               司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-9-st.html

 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第六
小委員会の中間報告を検証する。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[10] 連載「プロマネの現場から:第37回」
  「『人月の神話』と『デザインのためのデザイン』との間」 蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-a-st.html

 ソフトウェア構築における生産性や信頼性を一挙に高める「銀の弾はない」
で有名なフレデリック・ブルックスさんが、『人月の神話』以来、実に35
年ぶりの新作『デザインのためのデザイン』を出されています。
 昨年12月、『デザインのためのデザイン』に合わせて、長らく絶版だっ
た『人月の神話』も、従来の縦組みから横組みにして再刊されたことで、合
わせて2冊を手に取ることができるようになりました。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[11] 連載「情報システムの本質に迫る:第47回」
  「福島第1原発・過酷事故の政治責任」     芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm06/01/mm0601-b-st.html

 畑村洋太郎氏が創始された「失敗学」の原典ともいえるのが、1996年
同氏の編著で刊行された「続々・実際の設計―失敗に学ぶ」(日刊工業新聞
社)です。この中に失敗の伝承に関連して、2人の共著者が三陸大津波の石
碑を訪ねた記録が載っています。この記録の参考文献および引用文献として
挙げられているのが、当時三陸町在住の、岩手県における津波研究の第一人
者・山下文男氏の著作と資料でした。
 2011年3月11日、山下氏は陸前高田市の、海岸から約2キロ離れた
病院の4階に入院されていました。大きな揺れのあと病院の職員が逃げるよ
う警告しましたが、山下氏は動かず、「波が来てもここなら大丈夫。津波の
研究者として見届けてやる」と海を見つめました。しかし波は一気に3階ま
で押し寄せ、第2波で4階の窓ガラスを破って浸入、山下氏はカーテンにし
がみつき、強烈な寄せ波と引き波に耐えたのち、助けに来た病院職員にかか
えられて屋上に避難、九死に一生を得ました。(日経新聞3月25日夕刊)
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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3月25日号は・・  http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-0-3q.html
2月25日号は・・  http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-0-2n.html
1月25日号は・・  http://www.issj.net/mm/mm0510/mm0510-0-1d.html
それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次)

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 編集長 :岩崎慎一、副編集長:魚田勝臣、川野喜一
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      (50音順)
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