迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ********************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2011.3.25 No.05-12 [1]「法人移行記念/第4回情報システム学会シンポジウム」 のご案内(5月21日開催) [2] 連載「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した 企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第3回」(隈正雄) 「企業情報システム機能選定方法論の使い方 その1」 [3] 連載「オブジェクト指向と哲学:第3回」(河合昭男) 「アリストテレス - 形相と質料」 [4] 連載「システムの肥大と人間の想像力:第5回」(矢野直明) 「東北関東大震災とinnocent fraud」 [5] 連載「著作権と情報システム:第24回」(田沼 浩) 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(16)」 [6] 連載「プロマネの現場から:第36回」(蒼海憲治) 「『天地明察』・・渋川春海のプロジェクト・マネジメント術」 [7] 連載「情報システムの本質に迫る:第46回」(芳賀正憲) 「数学者の「社会への提言」(下)」 [8] 新刊紹介「コンピュータ概論第5版 情報システム入門」(砂田薫) 「学ぶべき核心は情報システム」と宣言した新しい教科書の誕生 <編集長からひとこと> このたびの東北関東大震災により、被災された方々に心からお見舞いを申 し上げるとともに、早期の復旧をお祈り申し上げます。 来る4月1日から、当情報システム学会は一般社団法人情報システム学会と して正式に活動を始めます。任意団体としてのメルマガは今号が最後となり ますが、何も変わることなく今後も発行を続けていきます。 皆さまのご寄稿をお待ちしております。 ********************************************************************** ▲目次へ [1]「法人移行記念/第4回情報システム学会シンポジウム」のご案内(5月21日) 日時 2011年5月21日(土) 場所 青山学院大学青山キャンパス 詳細は追ってお知らせします。 ▲目次へ [2] 連載 「ベテランSEの要件定義ノウハウを形式知化した企業情報シス テム機能選定方法論(FUSE法)の紹介:第3回」 「企業情報システム機能選定方法論の使い方 その1」 筑波技術大学大学院教授(筑波技術研究所代表取締役) 隈 正雄 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-2-3q.html 本方法論の特長は2つある。1つは、ベテランのSEの暗黙知を形式知化し たことである。視点についての理論等は発表されているが、それを、初心者 のSEにも分かるように明文化したことである。もう1つは、暗黙知が詳細の IT機能要件単位のどこにどのように影響するか形式知化したことである。 これにより、初心者のSEであっても、ベテランのSEの暗黙知を活用でき るのである。 企業情報システム機能選定方法論(FUSE法)の使い方を、順を追って説明 する。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [3] 連載 「オブジェクト指向と哲学:第3回」 「アリストテレス - 形相と質料」 (有)オブジェクトデザイン研究所 東京国際大学非常勤講師 河合 昭男 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-3-3q.html 哲学書は難解な専門用語で一般読者が立ち入れない世界を構築しています。 それでも今回のテーマ「形相(eidos)」と「質料(hyle)」という日常聞き なれない用語は、アリストテレスの考え方を理解するためにどうしても必要 なキーワードです。今回はアリストテレスの存在論−ものとは何か、を前回 に引き続きソフィーの世界を参照しながら考えて見たいと思います。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [4] 連載「システムの肥大と人間の想像力:第5回」 「東北関東大震災とinnocent fraud」 サイバー大学IT総合学部 教授 矢野 直明 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-4-3q.html 今回の地震および津波で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。同時 に、被災したすべての方に心からお見舞い申し上げます。 地震が起こったのは2011年3月11日午後2時46分だが、私はそのときイタリ アから帰国する飛行機で成田上空にさしかかっていた。日本を大きな地震が 襲ったらしいとの機内アナウンスがあったが、地上管制塔との交信も途絶え がちで、飛行機はしばらく上空を旋回したあと、早々と函館に着陸した。給 油後に成田か羽田に戻る予定だったが、両空港への許可は下りず、結局その 日は函館泊。翌午後1時すぎ同じ飛行機で成田に向かい、午後3時に到着。 開通し始めた総武線快速で東京まで出て、東京からこれも開通したばかりの 東海道線に乗って大船に着いた。迎えに来てくれた娘の車で自宅に戻った。 マグネチュード9.0の地震、ついで襲った大津波。戦後最大規模の自然災 害に、人災とも言うべき東京電力福島第一原子力発電所の大事故が重なった。 これは日本人に突きつけられたまさに戦後最大の試練と言っていいだろう。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [5] 連載「著作権と情報システム:第24回」 「1.著作物 [3]文化庁案「著作権審議会第六小委員会 (コンピュータ・ソフトウェア関係)中間報告」(16)」 司法書士/駒澤大学 田沼 浩 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-5-3q.html 引き続き、1984年(昭和59年)1月に発表された文化庁の著作権審議会第六 小委員会の中間報告を検証する。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [6] 連載「プロマネの現場から:第36回」 「『天地明察』‥渋川春海のプロジェクト・マネジメント術」 蒼海 憲治 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-6-3q.html 渋谷の宮益坂に金王八幡という神社があります。この神社の鳥居をくぐる と境内に向かって右側に宝物庫があります。この宝物庫の中に、江戸時代に 奉納された算額の絵馬があります。現在、展示されているのは3点のみです が、色とりどりの円が描かれた算額は見ているだけでも楽しくなります。い まから350年前に、この場所で、この算額絵馬を見ていたのが、冲方丁 (うぶかたとう)さんが書かれた小説『天地明察』の主人公、渋川春海でし た。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [7] 連載「情報システムの本質に迫る:第46回」 「数学者の「社会への提言」(下)」 芳賀 正憲 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-7-3q.html 邪馬台国は、中国の歴史書・魏志倭人伝に記されている、戸数7万余の日 本の王国です。239年中国に使節を送り、翌年中国の使節が同国を訪れま した。「倭人伝」は、この中国使節の出張報告をもとに書かれたと考えられ ますが、旅程の表記に使われた1里が、当時標準の430m前後ではつじつ まが合わないこと、記事中に多数出てくる地名と距離・日数がどのような関 係になっているのか読み取りにくいことから、さまざまな解釈が生まれ、今 まで邪馬台国の所在地については、東日本から九州まで多数の主張がなされ ています。 それに対して、金沢大学・半沢英一博士は、「倭人伝」の1里の長さと語 法の根拠を、中国古代の数理科学書に求めれば、旅程の記事を整合性高く読 み取ることができ、邪馬台国の位置決めが高い確度でできることを見出され、 本年それらを立証する著書「邪馬台国の数学と歴史学」(ビレッジプレス) を出版されました。この著書は同時に、多岐にわたる情報を取捨選択して、 どのように論理的に組み立てれば精度の高いモデリングができるかを学ぶ絶 好のテキストにもなっています。 (全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ [8] 新刊紹介「コンピュータ概論第5版 情報システム入門」 編著:魚田勝臣、著:渥美幸雄、植竹朋文、大曽根匡、森本祥一、綿貫理明 共立出版、2010年12月10日発行、本体2800円+税 http://www.issj.net/mm/mm0512/mm0512-8-3q.html 書評「学ぶべき核心は情報システム」と宣言した新しい教科書の誕生 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 砂田 薫 伝統的な『コンピュータ概論』のイメージを一新して、副題にあるように 「情報システム入門」のための教科書として新しく生まれ変わったのが、 2010年12月に発行された第5版である。(後略) <目次> 第1章 コンピュータとその利用 第2章 ビジネスと情報システム 第3章 コンピュータの誕生からネットワーク社会へ 第4章 情報の表現 第5章 ハードウェアの仕組み 第6章 ソフトウェアの役割 第7章 ネットワークと情報システム 第8章 情報倫理と情報セキュリティ (書評全文は、上記リンクからご覧ください。) ▲目次へ ********************************************************************** 2月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0511/mm0511-0-2n.html 1月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0510/mm0510-0-1d.html 1月1日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0509/mm0509-0-sg.html それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次) ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・皆様からのISSJメルマガへの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い ませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ い。非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます。 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の 紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :岩崎慎一、副編集長:魚田勝臣、川野喜一 編集委員:神沼靖子、小林義人、杉野 隆、芳賀正憲、吉舗紀子(50音順) 編集顧問:上野南海雄 **************************************************************** 以上 ▲目次へ