迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。
**********************************************************************
         情報システム学会 メールマガジン
                 2012.11.25 No.07-09

[1] 第8回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会(12月1日開催)
[2] 論文作成ワークショップ「“良い”情報システム論文を書こう」
   開催のお知らせ(11月30日開催)
[3] 第3回 「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」
   開催のご案内(12月9日開催)
[4] 第1回「私の主張」の会 開催報告(11月10日開催)
[5] 第6回 情報システム論文の作成および査読のありかた研究会開催報告
   (11月10日開催)
[6] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える(大島正善)
   第2回 ビジネスの変化に迅速に対応できる情報システムにするための
       課題 その1
[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
   第23回 遠隔力
[8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
   第56回 「想定外」を考える
[9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
   第66回 ソリューションのためのシステム分化
**********************************************************************
▲目次へ

[1] 第8回 情報システム学会 全国大会・研究発表大会(12月1日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2012年12月1日(土)9時〜18時
 場所 文教大学湘南校舎 6号館(神奈川県茅ヶ崎市)
 大会テーマ 安心・安全をになう情報システムのあり方を探る
 特別講演
 (1)ラジオが担う安心安全の最新状況と今後の役割
    〜震災時のラジオの役割を中心として〜
    元)ニッポン放送事業開発局企画開発部特別職
    社団法人デジタルラジオ推進協会総務部長
    現)アイジョッキー 代表 中島 誠一氏
 (2)身近になった制御システムのセキュリティ
    独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部セキュリティセンター
    情報セキュリティ技術ラボラトリー ラボラトリー長 小林 偉昭氏
**大会ぺージは・・ http://www.issj.net/conf/issj2012/index.html
▲目次へ

[2] 論文作成ワークショップ「“良い”情報システム論文を書こう」
    開催のお知らせ(11月30日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 大会での研究発表や業務の成果をジャーナル論文に仕上げようと考えてい
る実務家・大学院生・研究者の皆さんを想定した論文作成のワークショップ
を開催します。
 日時 2012年11月30日(金) 13時〜17時
 場所 青山学院大学相模原キャンパス D棟 D203教室
**開催案内は、情報システム論文の作成および査読のありかた研究会ページ
  から・・ http://issj.school-website.jp/writing/2012/
▲目次へ

[3] 第3回 「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」
   開催のご案内(12月9日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 タイトル 「ワーキングマザーに聞く! モバイルワークへの期待と課題」
 日時 2012 年12 月9 日(日)14:00〜16:00
 場所 日本アイ・ビー・エム株式会社 豊洲事業所 4F
 内容 ワーキングマザーへの公開インタビューとフリーディスカッション
 対象者 情報システム学会の会員及び会員からの紹介があった非会員の方
**開催案内は研究会ページから・・
 http://www.issj.net/kenkyuu/2012_josei/2012_josei.html
▲目次へ

[4] 第1回 「私の主張」の会 開催報告(11月10日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

 日時 2012年11月10日(土)15時30分〜18時30分
 場所 日本経済大学渋谷校舎教室マリア館3階131教室
 内容 (1)もう一つのシステムアプローチ:社会問題解決の探求
        情報システム学会理事 溝口 徹夫氏
    (2)人月ビジネスからの脱却
        (副題 ソフトウェア産業の3K化阻止のために)
        MBC代表 ITコンサルタント 大島 正善氏
    (3)機能記述技法の提案
        歴史工房 明智 憲三郎氏
 出席者 21名
**開催報告全文は「私の主張」の会ページから・・・
 http://www.issj.net/konwa/shuchou.html
▲目次へ

[5] 第6回 情報システム論文の作成および査読のありかた研究会開催報告
                 (11月10日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

 日時 2012年11月10日(土)13時〜16時
 場所 横浜国立大学みなとみらいキャンパス
       ランドマークタワー18階1809室
 内容  ワークショップの企画
 出席者 メンバー5名、自由参加1名
**開催報告全文は研究会ページから・・
 http://issj.school-website.jp/writing/2012/
▲目次へ

[6] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える
   第2回 ビジネスの変化に迅速に対応できる情報システムにするための
       課題 その1  大島 正善(MBC:Method Based Consulting)
 http://www.issj.net/mm/mm07/09/mm0709-6-vn.html

 前回、「ビジネスの変化に迅速に対応できない情報システム」ということ
に触れた中で、“企業活動の本質的な要素(ビジネス・モデル)の構造が、
情報システムの構造とどのような関係にあるのか”ということを明確にせず
に情報システムを運用しているところに根本的な問題があるのではないかと
書きました。今回から数回にわたって、この点について記述したいと思いま
す。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[7] 連載 オブジェクト指向と哲学
   第23回 遠隔力              河合 昭男
 http://www.issj.net/mm/mm07/09/mm0709-7-vn.html

 前回は「場と力」と題して、オブジェクト指向の考え方に欠けている「オ
ブジェクトの運動やオブジェクトに働く力」や、さらには「自由意志や成長
のようなもの」を表現できるモデルはどのようなモデルであろうか、につい
て少し考えてみました。
 今回はそれに関連して、山本義隆著「磁力と重力の発見」を参考に、遠隔
力-離れているものの間に働く力について考えてみたいと思います。
(全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[8] 連載 プロマネの現場から
   第56回 「想定外」を考える   蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm07/09/mm0709-8-vn.html

 昨年の東日本大震災直後、圧倒的な被害を前に、東京電力や政府など原発
関係者から異口同音に「想定外」という言葉が連発されました。その際のニ
ュアンスが、「想定外だから仕方がない」という自己を免責するトーンだっ
たことに違和感を持たれた方は多いのではないでしょうか。
 システム構築プロジェクトにおいても、本番カットオーバー以降に発生し
た障害に対して、上流から流れてきたデータやユーザが行ったオペレーショ
ンやシステム環境の相違を指して、「想定外」の事象が発生した、という言
い方をよく耳にします。
 しかしながら、昨年の震災以来、安易に「想定外」と言うことをたしなめ
られるようになりました。それは、「想定外」ではなく、考慮不足、知見不
足、スキル不足、チェック不足、判断ミス等々ではないのですか、と問われ
るようになりました。
 今回は、この「想定外」について、少し考えてみたいと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

[9] 連載 情報システムの本質に迫る
   第66回 ソリューションのためのシステム分化    芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm07/09/mm0709-9-vn.html

 尖閣と竹島の問題に関連して、哲学者と社会学者がナショナリズムについ
て討論していました。
 哲学者は、今まで米国の庇護のもと、日本は国家の概念や領土の問題をき
ちんと考えずに済んでいた、それが米国の力が弱まりパワーバランスが変化
したため、日本は本来なら当然もっているべき近代的な国家観に立たざるを
得なくなったと述べていました。
 一方、社会学者の発言は、次のようなものでした。「国家というものが、
日本という空間の中の箱物のようなものと考えると、ことをまちがえるので
はないか。社会というものがあって国家と呼ばれるものがあり、国家をよく
見ると、法にからむコミュニケーションの空間、あるいは行政に関わるもの
があったり、いろんな形で分離している。・・・」
 発言の内容は、基礎情報学にもとり入れられたルーマンの社会システム理
論が背景になっていると感じられました。社会学者の明確な説明とあいまっ
て、ルーマンの理論が緊迫した問題の幅広い観点からの分析に威力を発揮す
ることにあらためて驚嘆しました。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
▲目次へ

**********************************************************************
 10月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/08/mm0708-0-pe.html
  9月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/07/mm0707-0-zb.html
  8月30日臨時号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/06/mm0706-0-rj.html
  8月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/05/mm0705-0-mh.html

・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明
するものではありません。
・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。

・皆様からのISSJメルマガへの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い
ませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ
い。非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます。
 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の
紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。
 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。

ISSJメルマガ編集委員会
 発行人:柿澤晋一郎、 副編集長:魚田勝臣、川野喜一
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、芳賀正憲、
      吉舗紀子(50音順)
**************************************************************** 以上
▲目次へ