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         情報システム学会 メールマガジン
                 2013.5.25 No.08-02
[1] 第9回 情報システム論文の作成および査読のありかた研究会
          開催のご案内(6月8日開催)
[2] 2013年度 情報システム学会全国大会(11月30日開催)
[3] 第6回 シンポジウム開催報告(5月18日開催)
[4] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える(大島正善)
   第8回 ソフトウェア開発とモノ作りとの違い
[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
   第29回 メディアを可能態と実現態で考える
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
   第62回 第2回将棋電王戦・・プロ棋士がコンピュータに負けた日
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
   第72回 基礎情報学研究会の発足
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[1]  第9回 情報システム論文の作成および査読のありかた研究会
          開催のご案内(6月8日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2013年6月8日(土) 13時30分〜16時30分
 会場 横浜国立大学みなとみらいキャンパス
       ランドマークタワー18階1809室
 内容 1.今年度の活動計画の確認
    2.ガイドブックの検討
    3.個別相談
**開催案内は、研究会ページから・・
 http://issj.school-website.jp/writing/2012/
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[2] 2013年度 情報システム学会全国大会(11月30日開催)

 第9回全国大会を、11月30日(土)に新潟国際情報大学新潟中央キャン
パスにて開催する予定です。内容および詳細については決まり次第、
学会Webに掲載して まいります。
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[3] 第6回シンポジウムの開催報告(5月18日開催)
                研究普及委員会 委員長 宮川裕之

 2013年5月18日(土)に第6回シンポジウム「社会・人間と情報との関係」
が日本経済大学 渋谷キャンパスで開催されました。
 今回のシンポジウムでは、2009年に本学会で「基礎情報学」についてご講
演いただいた西垣通先生から、インターネット普及によりもたらされる集合
知についてご講演をいただくとともに、中島聡先生からは、高校の教科「情
報」での「基礎情報学」を基にした教育実践を紹介して頂き、IS領域におけ
る「情報」の捉え方、情報教育のあり方について議論しました。

講演1:「集合知とは何か」−ネット時代の「知」のゆくえ−
    西垣通氏 (東京経済大学 コミュニケーション学部教授)
講演2:「生命と機械をつなぐ授業」
     −「基礎情報学」からデザインした高校情報−
    中島聡氏 (埼玉県立大宮武蔵野高等学校教諭)
パネルディスカッション:
 パネラー:西垣通氏、中島聡氏
 司会:宮川裕之(青山学院大学社会情報学部)

 今回、非会員10名を含む46名が参加され、集合知や高等学校における情報
教育について活発な議論がなされ盛況のうちにおさめることができました。
 今後も会員の皆様のご期待に添えるようなシンポジウムを企画したいと考
えております。
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[4] 連載 企業および社会における情報システムの意味を考える
   第8回 ソフトウェア開発とモノ作りとの違い
              大島 正善(MBC:Method Based Consulting)
 http://www.issj.net/mm/mm08/02/mm0802-kj-sj.html

 ソフトウェアの開発は約半世紀の歴史があります。製造業の歴史が産業革
命からとしても250年経ちました。モノ作りという意味では、そもそも人
類の歴史が開始された直後から始まったと考えることもできます。そうする
と、数10万年という歴史があることになります。(中略)
 一般のモノ作りとソフトウェア開発は、何が違うのでしょうか?ソフトウェ
ア開発を製造工程だと思うのが間違いで、モノ作りの設計工程あるいは研究
開発工程に相当するのだという考え方もあります。その点は、後ほど触れた
いと思いますが、最初は、そういった工程論ではなく、作る対象である「モ
ノ」と「ソフトウェア」とは何が根本的に違うのか?という点に焦点をあてて
みます。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[5] 連載 オブジェクト指向と哲学
   第29回 メディアを可能態と実現態で考える  河合 昭男
 http://www.issj.net/mm/mm08/02/mm0802-ot-sj.html

 前回はメディアを形相と質料という視点で考えました。工業製品の製造と
は「設計情報をメディアに転写すること」という捉え方があります。設計情
報を形相、メディアを質料と考えるならこれらが一体化したものが製品です。
利用者は製品から設計情報を抽出して利用します。(中略)
 今回は引き続きメディアをテーマに、アリストテレスの可能態と実現態と
いう視点から考えてみたいと思います。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[6] 連載 プロマネの現場から
   第62回 第2回将棋電王戦・・プロ棋士がコンピュータに負けた日
                           蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm08/02/mm0802-pg-sj.html

 『将棋界のいちばん長い日』に続いて、3月23日から4月20日までの
毎土曜日、5週間にわたって、コンピュータ将棋と、現役プロ棋士が戦う第
2回将棋電王戦が開かれました。昨年、第1回の電王戦では、故・米長邦雄
さんがボンクラーズと対戦し、善戦したものの中盤以降にミスが出て敗れま
した。しかし、引退後9年経たれた後だったので、まだ現役棋士の不敗神話
は続いていました。ところが、今回、第2局の佐藤慎一四段が、ponanza に
敗れ、史上初めてプロ棋士がコンピュータ将棋に負けたことが、新聞の一面
に掲載されました。第3局以降、どの試合も大熱戦が繰り広げられましたが、
残念ながらプロ棋士が勝つことはできませんでした。団体戦としての成績は、
プロ棋士側から見ると、1勝3敗1分というものでした。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る
   第72回 基礎情報学研究会の発足  芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm08/02/mm0802-hs-sj.html

 情報システム学会ではじめての常設研究会として、「基礎情報学研究会」
が発足しました。この研究会はもともと、主査である西垣通教授の創始され
た「基礎情報学」をベースに、高等学校の情報科および大学の情報教育の刷
新を目的として、高田信夫氏、中島聡氏等が推進されてきたものです。社会
や人間と情報の関係を明らかにし、情報社会でいかに生きていくかの基礎的
な教養や知識を身につけることこそ重要と考える視点が、人間中心の情報シ
ステムを志向し、ビジネスと研究領域の融合や、情報システム人材の育成を
目的とする情報システム学会の視点と完全に一致したため、このたび学会の
常設の研究会として、新たにスタートすることになりました。
実は8年前、学会設立の発起人でもある中嶋聞多教授によって、生命記号論
やオートポイエーシス論、メディオロジーに対する批判的検討から生まれた
壮大な情報システム論でもある基礎情報学を、情報システム学の基礎理論構
築の出発点とすべき旨の提言がなされていたことも、この研究会の
発足を大きく後押ししました。 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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 4月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm08/01/mm0801-0-hr.html
 3月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/13/mm0713-0-qs.html
 2月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm07/12/mm0712-0-gk.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、副編集長:魚田勝臣、
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、芳賀正憲、
      吉舗紀子(50音順)
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