迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2007.10.25 No.02-07 [1] 理事が語る (山本喜一) [2] 第29回理事会報告 [3] 「年金記録システム問題討論会」のご案内 [4] 研究会だより「第3回情報システム学会全国大会・研究発表大会」 [5] 連載「大学教育最前線:第3回 龍谷大学」(西本秀樹) [6] 連載「情報システムの本質に迫る」第5回 (芳賀正憲) <編集委員会からのお願い> ISSJメルマガへの会員の皆様からの寄稿をお待ちしています。情報システ ムの実践,理論などに関するさまざまなご意見をお気軽にお寄せください。 また,会員組織による人材募集やカンファレンス,セミナー情報,新書の 紹介など,会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は,メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ******************************************************************** ▲目次へ [1] 理事が語る 山本喜一 本年度から松平理事とともに渉外担当及び竹並副会長のもとで東京の事務 局を担当しております。慶應義塾大学理工学部情報工学科が本務校で,学生 のときからさまざまなソフトウェアシステムを作ったり,シミュレーション やインタフェースの研究を続けています。本日は,研究や学会とは直接関係 無いのですが,最近感じた事柄について書いてみます。雑談だと思ってお気 軽にお読みください。 全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0207/mm0207-1.html ▲目次へ [2] 第29回理事会報告 議題1 入退会会員の審議 議題2 研究発表大会の準備について 予算,準備状況,次回大会開催場所などを議論した。 その他,会誌の編集と刊行,ロードマップ会議,研究会活動などの各種活 動報告が行われた。 詳細はこちら・・・http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html ▲目次へ [3] 「年金記録システム問題討論会」のご案内 (第3回情報システム学会全国大会・研究発表大会にて) 年金問題検討プロジェクト(リーダー:上野南海雄)は,新潟国際情報大 学で開催される第3回情報システム学会全国大会・研究発表大会(下記の[4] を参照)において,「年金記録管理システム問題討論会」を開催します。 開催日時は大会初日の11月30日(金)17時〜18時20分,場所は同大学A会 場です。主な討論テーマは,以下の通りです。 (1)情報システム専門家の専門性,専門家の倫理 (2)受注企業倫理と説明責任 (3)年金記録管理システム受発注構造と問題の解明 これら3テーマの議論を深めると同時に,本学会の理念に沿って情報シス テムの視点から,年金問題を題材に「真に健全で安心できる社会とは何か」 「技術者の倫理とは」などの課題についても会員相互で活発な意見交換をで きればと願っています。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。 年金問題検討プロジェクトの詳細は・・・ http://www.issj.net/mm/mm0207/mm0207-3.html ▲目次へ [4] 研究会だより 「第3回情報システム学会全国大会・研究発表大会について」 全国大会・研究発表大会の1日目(11月30日)に研究報告会・ワークシ ョップがあります。http://www.issj.net/conf/issj2007/workshop.html 15時20分から16時40分まで,研究報告会を実施いたします。 研究報告会を開く趣旨は,研究会に未参加の会員に研究会の活動状況を知っ ていただき,積極的に研究会に参加していただこうというものです。そのた め,研究会報告では,主査又は幹事から研究会の目的や開催の狙い,これま での成果などについて報告される予定です。もちろん,研究会のメンバーに 新潟に参集して,懇親を深めていただいてはいかがでしょうか。 現在予定されている研究会は,次の4つです。 (1)生圏情報システム研究会 (2)グローバル・アライアンス研究会 (3)「情報システムの在り方の考える」研究会 (4)産業界からの論文発表を促進のための研究会 各研究会の持ち時間は,30分程度の報告と10分程度のQ&Aを予定しており ます。 なお,「産業界からの論文発表を促進のための研究会」は,報告会と並行 してワークショップを開催しております。関心のあるセッションに参加して いただければ結構です。 会員の皆様のご参加をお願い致します。(企画委員長 杉野 隆) ▲目次へ [5] 連載「大学教育最前線:第3回 龍谷大学」(西本秀樹) 情報システム学会に所属のほとんどの皆さんが,理学部や工学部などのい わゆる理系出身者でしょう。現在私が教育に携わっているのは経済学部で, 経営学部や法学部と同様,日本では社会科学系と称される学部の一つです。 入学者の特徴として,条件の良いところに就職したいとか,入試科目に数 学がないとかの理由で志望した受験生が多く,複数の大学の同じ学部を受験 したというよりは,自分の行きたい(偏差値の合った)大学の複数の社会科 学系の学部を受験する学生が非常に多いことが上げられます。 極論してしまえば,学問的な興味よりは,いかに有意義に4年間のキャン パスライフを楽しみ,アルバイトに没頭し,その後,要領よく体裁の良い企 業に就職してしまえば良いという安直な考えの学生が圧倒的に多いのです。 **さて,このような状況下で,どのように教育を展開しているか, ▲目次へ [6] 連載「情報システムの本質に迫る」 第5回 「忠ならんと欲すれば孝ならず,・・・」 芳賀正憲 「群盲,象を撫でる」という諺は,表現に適切さを欠きますが,インド発 のエピソードとして西欧の子供向けに書かれた哲学のテキストにも紹介され ています。わが国ではこの諺が,全体像の分からない凡人の愚かさを示して いるのに対して,西欧のテキストでは盲人が,優れた科学者も含め人間すべ てを表わしていて「一人一人の認識が限られていても対話や弁証法によって 真実に近づいていくことができる」という,前向きの説明に用いられている のが対照的です(青土社「ベレーニケに贈る小さな哲学」)。 わが国では「情報」や「情報システム」が,さまざまな誤解や偏見により, あたかも「象」のような存在になっています。このうち情報については,そ の実体が言語であることをこの連載の第3回で述べました。そこで以下には, 情報システムの概念構成をどのように考えたらよいのか,試案を示したいと 思います。 全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0207/mm0207-6.html ▲目次へ ******************************************************************** ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり,ISSJの見解を表 明するものではありません。 ・編集委員会へのメールは次のアドレス宛にお願いします。 issj-magazine■issj.net ISSJメルマガ編集委員会 編集長:砂田 薫,副編集長:吉舗紀子 編集委員:上野南海雄,小林義人,杉野 隆,芳賀正憲(五十音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ