一般社団法人 情報システム学会
一般社団法人情報システム学会
学会誌論文投稿規程
2019年(令和元年)5月25日改定
第1条 [目的]
学会誌は会員の研究成果およびこれに関連する討論の場を提供するために発表する。
第2条 [記事の種類]
学会誌の掲載記事には論文、論説、記事および創作がある。
(1)論文
 a) 研究論文: 学術、技術上の研究あるいは開発成果の記述であり、新奇性、信頼性、有用性などの価値を有し情報システム学の進歩に貢献するとともに、会員にとって価値のあるものである。
 b) 研究ノート: 新しい研究開発成果の速報または技術上の新しい提案で、特に速やかに発表することにより情報システム学の進歩に貢献する内容を含み、将来あらためて論文として投稿することを前提とする。
 c) サーベイ論文: 特定分野の研究あるいは開発成果を独自に体系化したもので、会員にとって有用であるとともに、情報システムの学問的体系化に貢献するものである。
 d) 事例実践論文: 実用に供された情報システムの事例を客観的に報告するもので、同種または異種の情報システムの開発にとって有益な情報を提供するものである。事例報告論文は、客観性、信頼性、有用性を重視する。
(2)論説
 著者の主張、アイディアを論理的に述べたもので、客観的評価は必要としないが論述の論理性が高いことが必要である。
(3)記事
 a) ニュース: 会員に周知することが適切と考えられる即時性をもった記事。
 b) 文献紹介: 会員に有益と思われる文献の紹介。
 c) 解説: ソフトウェア、ハードウェア、システムなどの詳細を解説する記事。
 d) 討論: 話題の提供、掲載された論文または記事に対する質問および回答。
(4)創作
 実用に供されているシステム、アプリケーションソフトウェアなど、著者の創作物であって、これを発表することが会員にとって有用であると認められるもの。
第3条 [未投稿の原則]
掲載論文、論説、記事および創作は原著とし、他の学術雑誌に未投稿なものに限る。二重投稿の事実が判明した場合は、その投稿の受理を取り消す。採録後に判明した場合には遡ってその採録を取り消し、学会誌からその掲載を削除する。さらに、当該投稿の全共著者からの投稿を原則として3年間受け付けない。なお、二重投稿の疑義がある場合には、関連学会に問い合わせることがある。
第4条 [投稿資格]
投稿者は入会申込み中を含む本学会員に限る。掲載記事の内容についての最終責任は著者が負うものとする。
第5条 [発表方法]
学会誌はオンラインジャーナルとして発表し、掲載記事はインターネット上で公開する。オンラインジャーナルの公開方法の詳細は別途定める。ただし、書籍等による発行は、別に定める学会誌の発行に関する細則に従わなければならない。
第6条 [査読・閲読・加除修正]
投稿論文の学会誌への記載は原則として受付順とするが 、 その採否ならびに順序は査読を経て編集委員会の判定による。 判定の結果、論文内容の訂正を著者に要請することがある。その場合、再提出の期限は原則として2ケ月以内とし、それを越えた場合には新規投稿の扱いとする。また、編集委員会の判断で原稿中の字句について加除修正を行うことがある。なお、論説、記事および創作については、編集委員会の責任によって閲読を行う。
第7条 [著作権]
著作権については、著作権規程に従うものとする。
第8条 [使用言語]
投稿原稿の使用言語は、日本語または英語とする。
第9条 [原稿形式]
投稿原稿の形式は原則として「Word 形式」とする 。ただし、誌上討論の形式は自由とする。また、学会誌への掲載が決定した原稿に対して、掲載用最終原稿の作成を著者に依頼することがある。
第10条 [掲載形式・体裁]
学会誌への掲載は原則として掲載形式とし、研究論文、サーベイ論文、事例実践論文および研究ノートは原則8から16ページまでの範囲とする。学会誌への掲載形式は、A4版横書き、1段組とし、文字サイズは10.5 ポイントを標準とする。
第11条 [投稿方法]
原稿の投稿は、メールでのファイル添付 とする。
第12条 [投稿先・問合せ先]
投稿先、問合せ先は情報システム学会編集委員会 e-mail:issj-journal■issj.net とする。ただし、■ は半角 @ とする。
第13条 [規程の変更]
この規程は理事会の決議を経て変更できるものとする。
附則
1.この規程は、2011年(平成23年)4月1日から施行する。
2.この規程は、2018年(平成30年)4年1日に改定し、同日より施行する。
 
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