情報システム学会
第2回 シンポジウム

 情報システム学会では2009年7月11日に下記の要領でシンポジウムを予定しております。昨年度の総会で御講演いただき、多くの学会員から再度のリクエストをいただいた青山学院大学佐伯教授に基調講演をしていただきます。そして、情報システム学会でも重要なテーマの一つである人材育成について、皆様とともに議論をして方向性を見つけていきたいと思います。会員の皆様はもちろん,会員でない方も是非奮ってご参加ください。

 講演資料につきましては、会場での配布の予定はございません。必要な方は、事前に左側メニューからダウンロードなどの上、ご持参ください。

日時:2009年7月11日(土) 13時〜19時30分(懇親会含む)

場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎
 〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 地図の【9】

テーマ:「情報システム人材の育成―感性と論理の新たな対話を求めて―」
  プログラム(13時〜17時30分)

1. 基調講演
    佐伯胖 青山学院大学社会情報学部教授、東京大学名誉教授
                                  (13時〜14時)
    『要旨』ケンブリッジ大学のサイモン・バロン=コーエン教授によると、人間の脳には、主に男性脳において優勢的な「合理的システム化」思考の機能と、女性脳において優勢的な「協調・共感」思考の機能の二つがある。男性優位に進められた近代科学と産業組織は、論理性と経済性を焦点化する「システム化」思考のみを重視してきたが、それによって周辺の人や物、状況の変化に対応する気配りや感性の情報取得とその処理が置き去りになってきている。講演では、アフォーダンス知覚や状況論をベースとした「共感システム処理」と、論理性と経済性を追求する「合理的システム処理」の相互対話こそが重要であることを明らかにする。

2. 講演(14時〜15時15分)
    (1) 小林義人 エム・スクエア代表取締役
    (当学会人材育成委員会委員)
      「実践知としての情報システム教育を考える 〜問題感知力を磨き、情報を読み解くための論理的思考力とコミュニケーション力を身に付ける〜」

    (2) 江島夏実 コンピュータ教育工学研究所代表取締役
    (当学会研究会主査)
      「のようなもの 〜例を通じた学習の効果は?〜」

3. パネルディスカッション(15時30分〜17時30分)
    ○モデレータ:岩崎慎一 朝日ネット主任研究員(当学会理事)
    ○パネリスト:佐伯先生、小林氏、江島氏
    今後の情報システム教育の進むべき方向について議論

懇親会(18時〜19時30分)

参加費
    プログラム  当学会会員 無料
    情報処理学会 情報システム教育委員会会員 無料
    同 ソフトウェア工学研究会会員 無料
    同 情報システムと社会環境研究会 無料
    経営情報学会会員 無料
    学生(学生証をお持ちください) 無料
    非会員 ¥2,000
     
    懇親会 会員,非会員とも ¥2,000
企画・運営 情報システム学会 研究普及委員会  金井一成,柏木直哉
理事  乾昌弘

参加申し込み
     下記にご記入の上 issj@nuis.ac.jp までメールでお申込ください。

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    第2回 情報システム学会シンポジウム 申込書 (2009年7月11日開催)
    参加者氏名:
    会員番号:          (非会員は不要)
    所属:
    連絡先:
      住所:〒
      電話:
      Email:
    懇親会参加確認:出席する,出席しない(いずれかを消してください)

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