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         情報システム学会 メールマガジン
                 2008.11.25 No.03-8

[1] 事前申込締切迫る!!第4回全国大会・研究発表大会のご案内
[2] 情報システム学会からのお知らせ
 [2-1] 山本喜一理事が藍綬褒章を受章
 [2-2] 第5回情報システム学会総会(2009年5月30日開催予定)
 [2-3] 第2回シンポジウム(2009年7月11日開催予定)
[3] 連載「実践知としての情報システム教育を考える:第2回」(小林義人)
      「情報を読む (1)問題を感知するとは、情報を読み解くこと」
[4] 連載「プロマネの現場から:第8回」 (蒼海憲治)
      「タイム・マネジメントとコミットメント」
[5] 連載「情報システムの本質に迫る:第18回」(芳賀正憲)
      「サブプライム問題の情報システム学」
[6] 理事会報告(11月15日開催)
[7] メルマガ編集委員募集のお知らせ

<編集委員会からのお知らせとお願い>
 ISSJメルマガへの皆様からの寄稿をお待ちしています。自薦・他薦を問い
ませんので、情報システムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せくださ
い(非会員の方も、会員の紹介があれば寄稿いただけます)。
 また、会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の
紹介など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。
 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。
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[1] 事前申込締切迫る!!
 情報システム学会 第4回全国大会・研究発表大会のご案内

 「情報システムにおける産学協生を模索して」をテーマに、第4回全国大
会・研究発表大会を12月12日(金)、12月13日(土)の2日間、慶応義塾大
学・日吉キャンパス協生館および来往舎において開催いたします(東急東横
線・日吉駅より徒歩1〜2分。協生館は、この9月に完成した新しい施設です)。
 事前参加申込締切は11月28日(金)です。いますぐお申込みください。
 **本大会の詳細および参加申込は・・http://www.issj.net/conf/issj2008/

 会員の皆様からの日頃の研究成果の発表のほか、「新しい産学協生」、
「若手へのメッセージ」、「先進技術」をテーマに各種の特別企画を用意し
ています。特別講演は下記を予定しています。

 12月13日(土) 協生館・藤原洋記念ホール
  ・竹内郁雄氏
      (東京大学大学院 報理工学系研究科 創造情報学専攻 教授)
   「IT人材発掘・育成あの手この手」
  ・青野慶久氏(サイボウズ株式会社 代表取締役社長)
   「経営者になったパソコン少年」
 12月12日(金) 来往舎・シンポジウムスペース
  ・伊藤直也氏(株式会社 はてな執行役員最高技術責任者(CTO))
   「Web2.0的サービスとその舞台裏テクノロジー 」
  ・上田拓右氏(株式会社アイ・ブロードキャスト代表取締役社長)
   「君たちが創る世界No.1モバイル市場を持つ日本の将来」

 多数のご参加をお待ちしています。
 また、12月12日(金)には、昨年度の大会と同様、産業界からの論文発表を
促進するためのワークショップが、当学会の特徴である産業界と学界とのつ
ながりをより強化すべく同時開催されます。

 その他、12月13日(土)には、懇親会を予定しておりますので、こちらにも
ぜひご参加ください。会員間相互の親交を深め、新しいアイデアの創出や、
新しい研究/新しいビジネスのパートナーを開拓していただける場となれば
幸いです。
     (情報システム学会第4回全国大会・研究発表大会実行委員会)
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[2] 情報システム学会からのお知らせ

 [2-1] 山本喜一理事が藍綬褒章を受章

 山本喜一理事(慶應義塾大学理工学部教授)は、日本工業規格の制定普及
功績により平成20年秋藍綬褒章を受章されました。
 山本理事は、長年にわたり、ISO/ITC JTC1や日本工業標準調査会、情報処
理学会規格調査会、ビジネス機械・情報システム産業協会、日本規格協会等
において標準化委員会の委員や幹事を務められ、ソフトウェアエンジニアリ
ングおよびヒューマンインタフェースの国際標準化に尽力されています。
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 [2-2] 第5回情報システム学会総会について

 「第5回情報システム学会総会」を2009年5月30日に開催します。
 会場は日本ユニシス株式会社本社大会議室(東京都江東区豊洲)を予定し
ています。詳細は追ってお知らせします。
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 [2-3] 第2回シンポジウムについて

 「第2回シンポジウムジウム」を「人材育成」をテーマに2009年7月11日
(当初予定の7月4日から変更)に慶應義塾大学来往舎(横浜市港北区日吉)
にて開催します。詳細は追ってお知らせします。
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[3] 連載「"実践知としての情報システム教育を考える"
   〜論理的思考力とコミュニケーション力を身に付ける〜」
 「第2回 情報を読む (1)問題を感知するとは、情報を読み解くこと」
                            小林 義人
 第2回の内容は、
 ・"問題感知力"はなぜ必要とされるのか?
 ・"問題感知力を磨く"ことを問うことの意味合いは何か?
 ・情報を読み取る・読み解くとは、
  具体的には人間にとってどういうことを意味するのだろうか?
 ・まず「観点」ありき!

**本文(PDF形式)は・・・
   http://www.issj.net/mm/mm0308/mm0308-3.pdf
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[4] 連載「プロマネの現場から」第8回
  「タイム・マネジメントとコミットメント」   蒼海 憲治

 ここ数年、システム開発の現場においても他の職場と同様に、深夜残業・
休日出勤の原則禁止や早帰りデーの設定等という時短の職場が増えてきてい
ます。その一方、プロジェクトの立上げ局面や、バースト気味のプロジェク
トにおいては、「原則」の規定を越えて、依然として勤務時間のピークが続
くことが往々にしてあります。特に、プロジェクトの立上げ局面においては、
立上げ局面として求められる成果物の作成はもちろんですが、その後のプロ
ジェクトの円滑な推進のための前準備である体制構築、標準策定、開発環境
の構築などの段取りが必要となります。ところが、各事項について合意すべ
き対象である顧客や自社・協力会社などのステークホルダーの了解がなかな
か得られず、時間のみが過ぎてしまうということが往々にしてあります。
「時間切れ」は「負け!」と言い聞かせて叱咤激励するのですが、その頑張
りどころのベースとなるのが、マイル・ストーンを踏まえたスケジュールで
あり、それに基づくタイム・マネジメントとなります。とりわけ、先の見通
しが見えにくい段階こそ必要だと痛感しています。

 そこで今回は、プロジェクト管理における様々な側面の中で、タイム・マ
ネジメントについて考えてみたいと思います。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0308/mm0308-4.html
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[5] 連載「情報システムの本質に迫る:第18回」
   「サブプライム問題の情報システム学」   芳賀 正憲

 サブプライム問題の被害が広がっています。
 2005年に起きた東証の誤入力問題では、415億円の損害賠償請求訴訟が起
こされました。昨年来顕在化している年金記録管理システムの問題では、シ
ステムの開発と運用に1兆円を超える保険料と税金がすでに使われている上、
大量の不明データと不良データによる国民の逸失年金も兆のオーダーになる
ことが推測されています。
 しかしサブプライム問題の被害額は、桁がちがいます。あるエコノミスト
は、世界の金融機関の抱える損失が潜在的に230兆円に達すると考えており
(日経新聞10月24日朝刊)、実体経済への波及、非正規社員の解雇や学生の
内定取り消しまで始まっていることを勘案すると、その影響はとどまるとこ
ろを知りません。
 今回のサブプライムの問題は、巨額の住宅ローンを実現している社会的な
システムの構成と、その構成にともなって生じた情報の非対称性によっても
たらされたと考えられます。その意味では、東証問題、年金記録管理システ
ム問題にもまして、情報システム関係者として、構造の解明に取り組むべき
課題と思われます。
**全文は・・http://www.issj.net/mm/mm0308/mm0308-5.html
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[6] 第42回理事会報告(2008年11月15日開催)

議題
(1)入退会会員の審議
(2)第4回全国大会・研究発表大会について
(3)評議員会理事会推薦追加および諾否について
(4)第5回総会 全国大会・研究発表大会 候補について
(5)その他・報告事項

**議事録は、追ってこちらに掲載・・・http://www.issj.net/gaiyou/rijikai.html
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[7] メルマガ編集委員募集のお知らせ

 ISSJメルマガの編集活動にご協力いただける「メルマガ編集委員」を募集
中です。主な活動内容は、月1回の編集会議への参加、コラム・連載・イン
タビュー等の企画および原稿執筆依頼です。
 自薦、他薦を問いませんので、会員の皆様の積極的なご応募をお待ちして
います。
**お問い合わせ、ご連絡は・・・issj-magazine■issj.net 宛てに。
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・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明
するものではありません。
・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。

・編集委員会へのメールは次のアドレス宛にお願いします。
 issj-magazine■issj.net

ISSJメルマガ編集委員会
 編集長:砂田 薫、副編集長:吉舗紀子
 編集委員:乾昌弘、岩崎慎一、小林義人、杉野 隆、芳賀正憲(50音順)
 編集顧問:上野南海雄
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