時刻 | プログラム |
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09:20- | 受付開始 |
09:50-11:30 | 研究発表 |
11:30-12:30 | <昼休み> |
12:40-12:50 | 会長挨拶 |
12:50-13:00 | 大会委員長挨拶 |
13:00-13:50 | 基調講演1(佐野先生) |
13:50-14:00 | <休憩> |
14:00-14:50 | 基調講演2(西垣先生) |
14:50-15:20 | 浦昭二記念賞表彰 |
15:20-15:40 | <休憩> |
15:40-17:20 | 研究発表 |
17:20-17:30 | <休憩> |
17:30-18:30 | ポスターセッション |
18:30-20:00 | 情報交換会 (ポスターセッションと同じ会場にて) |
佐野慶一郎先生 | 関東学院大学 人間共生学部 共生デザイン学科 教授 |
演題 | ライフサイクルアセスメントから考える車と環境の共生 |
講演内容 | 現在,全世界で約13億台の自動車が使用され,その環境負荷が懸念されている.自動車は,人間の生活を豊かにし,必要であるとともに,環境との共生が求められている.自動車会社との共同研究として,小型車の製造と走行,リサイクルの段階でのCO2排出量の計算評価を行っており,各段階で用いるCO2排出の原単位と総排出量の計算方法,結果を報告する.さらに,将来における自動車からの環境負荷の削減の可能性について,解説する. |
経歴 |
1987年スズキ自動車入社し,プラスチック材料の研究開発に従事. 1997年に博士(工学)を取得. 2003年から山梨県環境科学研究所,2006年から静岡県立大学を経て, 2008年より関東学院大学教授,現在に至る. |
西垣通先生 | 東京経済大学 教授、東京大学 名誉教授 |
演題 | 人間のためのAI |
講演内容 | 2010年代後半にはいって,一時失速していたAI(人工知能)ブームが再燃している.これは深層学習を中心としたパターン認識機能の向上がきっかけだが,応用範囲は機械翻訳,自動運転,秘書ロボットなど幅広い.経済活性化の期待も高く,30年以内に人間をしのぐ知性をもつAIが出現するというシンギュラリティ(技術特異点)仮説さえ唱えられている.しかし,AIは真に万能なのだろうか.コンピュータは,データを形式的に高速処理できるものの,データのもつ「意味」を理解してはいない.AIに判断をまかせきることには危険もある.本講演では,過去のAIの挫折体験をふまえて,「人間のためのAI」を開発し保守していくために何が大切かを考察する. |
経歴 | 1972年東京大学工学部計数工学科卒業.工学博士.日立製作所主任研究員,米国スタンフォード大学客員研究員,明治大学教授を経て,1996年より東京大学社会科学研究所教授.2000年東京大学大学院情報学環教授.2013年より東京大学名誉教授,東京経済大学コミュニケーション学部教授.文理融合の基礎情報学の構築にとりくんでおり,現在,情報システム学会で同研究会主査.基礎情報学をベースに,AIの機能と限界について先進的な発言を続けている.「AI原論」(講談社選書メチエ),「ビッグデータと人工知能」(中公新書)など,著書多数. |