情報システム学会 役員候補推薦書 役員選挙ご案内8枚目
1.候補者
役員種別 理事
氏 名 渡邊 慶和
2.推薦人
理事会推薦
3.候補者の経歴
(1)略歴
1978年 小樽商科大学 商学部卒
1980年 小樽商科大学大学院修士課程修了(商学修士)
1984年 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
1987年 東京工業大学大学院博士課程単位修得・満期退学
1987年 産業能率大学専任講師(現
産能大学)
1989年 学術博士(東京工業大学大学院システム科学専攻)
1991-92年 ポートランド州立大学大学院 EMP 客員准教授(アメリカ,オレゴン州)
1991-98年 産能大学 経営情報学部 情報学科
助教授
1998年 岩手県立大学(IPU) ソフトウェア情報学部 教授 現在に至る
(2)著書等
柴,渡邊,飯沼,ステークホルダーの的確な把握,経営情報学会2008年度秋季全国研究発表大会,2008.11
小幡,渡邊,ISのインプリメントにおけるステークホルダー認識の重要性,経営情報学会2008年度秋季全国研究発表大会,2008.11
大久保,渡邊,南野,質的研究方法論(M-GTA)を用いたIS開発の上流工程に焦点を当てた研究,経営情報学会2008年度秋季全国研究発表大会,2008.11
所,久保,南野,渡邊,ブログの話題と地域情報の動的連携による付加価値情報配信システムの開発,情報処理学会第70回全国大会,2008.3
前川,南野,渡邊,問題共有および解決を目的としたコミュニケーション支援システムの開発,情報処理学会第70回全国大会,2008.3
Takanori
Sasaki,Yoshikazu Watanabe,Ken-ichi
Minamino,An Empirical Study on Citizen Relationship
Management in Japan,PICMET '07,2007.8
佐藤,南野,渡邊,Web2.0を用いた自治体経営における「住民の声」の活用法に関する考察,経営情報学会2006年度春季全国研究発表大会,2006.6
「システム知の探究1」(日科技連、1997)
「ビジネスパースンのための知力革新」(産能大学、1995)
「ビジネスを変える情報の考察」(産能大学、1994)
「経営情報システム」(日刊工業新聞社、1991)
(3)学会活動
情報処理学会情報システム教育委員会委員
経営情報学会理事(大会担当2006-2008)
経営情報学会 論文審査員、大会改善WG(2007-2008)
日本情報経営学会理事
日本社会情報学会理事
4.推薦理由
渡邊慶和氏は、本情報システム学会創立当初から会員として参加しておりました。
当学会設立前から「情報システム」に関する教育研究活動を複数の学会で実践してきました。特に情報システム教育については、
情報処理学会の情報システム教育委員会(現在)のメンバーとして、IS学のカリキュラムIS07の作成チームで活動した経験を持ちます。
また、情報システム研究に関しては、経営情報学会の設立当初から『情報システム研究』に関係する研究部会の主査/幹事を務め、キーメンバーとして活動してきました
。さらに理事会での総務(1回)および大会(2回)担当理事を経験し、研究発表大会の実行委員長/プログラム委員長も経験して来ました。
大学にあっては、情報システム教育コースの中の『組織情報システム講座』の講座長として、企業/自治体の情報システムの開発/活用に関する幅広い研究テーマによる教育研究活動をしております。また、ソフトウェア情報学部の学科長の任についていた2003年度には、ISとCSの二つの教育コースでJABEEの同時認定を受けた際の作業責任者として活動しました。
渡邊氏の大学での教育研究業績と諸学会での豊富な活動実績が本学会の発展に大いに寄与することを確信し、ここに理事として強く推薦する次第です。
以上