社会保険庁の年金記録問題は,年金に対する国民の不安と不信感を招き
大きな社会的問題になっています。この国民的関心の極めて高い年金問
題について,情報システム学会では
社会保険庁年金問題検討プロジェクト(プロジェクトリーダ:上野南海雄)
を立ち上げ,年金問題に取り組むことにいたしました。
情報システム学会では,情報システムとは,
「社会または組織体の活動を支える適切な情報を集め、加工し、伝達する人間活動を含む社会的システム」
と認識しています。
上記認識のもとに、
・年金システムは、利用者(国民)にとって真に有用で安全な情報システムか?
・社会保険庁の情報システム理解度、発注能力および情報システムが健全に働く業務運営力
・情報システム専門家の専門性、専門家の倫理
・運営に携わる担当メの倫理
・受注企業倫理と説明責任
・年金システム受発注構造と問題の解明
を中心に議論を深め,情報発信いたします。
参考:「東証における誤発注問題に関する提言」
http://www.issj.net/teigen/0612_toushou.pdf