HIS(Human Oriented Information Systems)研究会
情報システムに関する業務やイノベーション、教育・研究の経験や成果、考え方を学び、課題や解決策について、人や組織、社会、文化、経済、環境、地域など幅広い視点から議論することにより、情報システム学の体系化や研究、実践の進展の一助とする。
情報システムの開発や活用、教育・研究の経験や造詣の深い方をお招きして講演をお願いし、それをベースに自由な雰囲気の中で意見を述べ合い、情報システムの未来や参加者各自の課題の未来を考える場を提供したい。
今回の HIS 研究会は、リアル会場のみで実施しました。前半は、砂田会長から話題提供として、情報システム学の歩みと海外動向を紹介頂きました。後半は HIS 研究会若手の大堀さん(信州大学)が聞き手として質問や問題提起などを行い、それに対して、会場の参加者全員で考えて、ディスカッションが盛り上がった会となりました。
講演タイトル:
前川國男が提唱した持続可能な建築 - 人間とモノとの関係性を考慮した人間中心の建築・まちづくり -
21 世紀に入るころ、デザインの分野はその対象を物から情報に拡張し「情報デザイン」という領域を発展させてきました。そのデザインがいま「社会を形づくる」という新たな課題に挑んでいます。講演では、「技術を道具にする」というデザイン課題のひとつ「AI 技術を人びとが利活用する道具にする」試みを紹介し、デザインが社会の形づくりに関わる意味を考えます。
講演タイトル:
「UI/UXの取り組み最新事例紹介〜人間中心でデザインする新たな働き方〜」
講演概要:
今回は日本ユニシス株式会社の川崎文子様にUI/UXの取り組みの最新事例をご紹介いただきます。開発事例を中心に、ユニシス社内での人間中心設計の啓発活動などを交え、UI/UXの取り組みについてお話ししていただきます。多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
講演タイトル:
「最新中国のIS/IT事情」
講演概要:
今回は、上海現地法人で技術総監として、情報システムのマーケティングと構築の総指揮をとられている、メルマガ連載「プロマネの現場から」の執筆者、蒼海憲治様をお招きし、「最新中国のIS/IT事情」についてお話しいただきます。
講師の辻本篤先生は、「組織コミュニケーション」とは、「組織を構成する個人の目標イメージと、 組織自体の目標イメージを一致させるための、一連のコミュニケーション活動である」とされ、基礎情報学をベースとした研究をされています。3研究会の主査から、組織コミュニケーションに関わる課題提起をした後、「イキイキと働ける職場環境」=組織がシステムとして有機的に機能することとはどういうことか、お話をいただきます。
講演タイトル:
「人間中心の概念について〜AI で問われるべき問題〜」
講演概要:
基礎情報学や社会との係わりの観点から「人間中心の情報システム」についてお話ししていただきます。
講演タイトル:
「情報システムの人間・組織的考察 〜災害情報システムを事例に〜」
講演概要:
人やものといった資源の枯渇する巨大災害対応において現場の作業を効率化させる情報システムへの期待は高い。しかしながら、このような巨大災害が発生した場合に現場で情報システムが期待通りに利用されることは稀である。本講演では、講演者が過去の災害時に構築した情報システムを事例として、ユーザつまり運用者を中心に据えた「使える」情報システムの開発について考察する。
学会の理事でもある森本祥一氏(専修大学 経営学部教授)に、氏が永年携わってこられた地域コミュニティ活動の再生についてご講演いただきます。
講演:「バイオメトリック・データネットワークによるIOH(Internet of Human)で、ドローン操縦者のパーフェクトアクセスコントロールを実現」室木勝行(株式会社SYNCHRO 代表取締役社長)
題目「道徳推論をめぐって」として講演会を実施致します。
題目「ソーシャルな資本主義」として講演会を実施致します。