主査・西垣通が提唱する「基礎情報学」をベースにした高校と大学の情報教育の刷新、および「基礎情報学」による、情報システム学の新たな基礎理論の構築。
本研究会は、今年 1 月に出版された岩波新書『超デジタル世界:DX、メタバースのゆくえ』をベー
スに、著者の西垣通先生に日本のデジタル化の現状分析とその問題点などについてお話いただいた。
2022 年 8 月 7 日、情報システム学会基礎情報学研究会およびネオ・サイバネティクス研究会(https://digital-narcis.org/)は合同で、連続研究会「情報と創造性」の第10回「生命とコミュニケーションについての創造的再考: ネオ・サイバネティクスを応用した芸術実践の試み」をオンライン・ミーティングとして開催
2021 年 12 月 4 日、情報システム学会基礎情報学研究会およびネオ・サイバネティクス研究会は合同で、連続研究会「情報と創造性」の第 6 回「情報教育と創造性」をオンライン・ミーティングとして開催
ネオ・サイバネティクス研究会と情報システム学会基礎情報学研究会は、合同で連続研究会「情報と創造性」を開催している。11 月 14 日、第 5 回研究会をオンラインで開催
テーマ:「IS 技術者がイキイキと働く、身と心をつなぐうつわ −内受容感覚の気づき」
ネオ・サイバネティクス研究会と情報システム学会基礎情報学研究会は、合同で連続研究会「情報と
創造性」を開催することになり、2月27日、第3回研究会をオンラインで開催した。
2020 年 12 月 12 日、情報システム学会基礎情報学研究会およびネオ・サイバネティクス研究会(https://digital-narcis.org/)は、合同公開研究会「人間の,そして AI・ロボットの自律性をめぐるディスカッション」(『AI 時代の「自律性」』読評会)をオンライン・ミーティングとして開催
ネオ・サイバネティクス研究会と情報システム学会基礎情報学研究会は、合同で連続研究会「情報と創造性」を開催することになりました。来る10月24日に、第1回研究会をオンラインで開催いたしますので、ご案内をさしあげます。
第1回「創造性をめぐるシステム進化と階層性」
日時:2020年10月24日(土)13:00 - 14:45
場所:オンライン(Zoom を使用)※前日に招待メールを送付いたします。
発表者:大井奈美(山梨英和大学)
発表概要:
創造性の源としてのシステムの作動に注目し、生きていることそのものが創造であるというオートポイエーシスの着想について、思想的に深める試みを行いたい。この観点からは、創造性は、いわゆる芸術家の作品制作に限らず、一般の人々の生活(仕事、子育て、介護、学習、その他すべて)も該当すると考えることができる。この観点によって、仕事や生活にたいして意味を見いだせない虚無感に苦しむこともある私たちが、意味を創造していくことに資することを、発表では目指したい。その際、システム進化およびシステムの階層性という観点(個のシステムを超えた観点)を、多面的に取り入れた考察を行いたい。
コメンテーター:名執基樹(富山大学)
参加費:不要(下記ウェブサイトから申込フォームにアクセスできます。)
詳細:
http://digital-narcis.org/
基礎情報学研究会、IS技術者のためのPsytech2020研究会の合同研究会を開催致します。
日時:2020年9月12日(土)13時30分〜15時00分
場所:オンライン(Zoomを使用)※前日に招待メールを送付いたします。
講師:伊藤 靖氏(医学博士、神戸徳洲会病院、関西医科大学心療内科学講座、マサチューセッツ大学MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)認定講師)
参加費:不要
参加ご希望の方は下記申込フォームからお申込みください。(締切:9月10日)
申し込みフォーム
近代科学技術文明社会は日常生活の利便性を高めたことで高く評価される。しかし、そこに多くの問題が潜んでいることも事実である。分子生物学を出発点とし生命科学へと進んだ者として、最も問題と感じるのは「機械論的世界観」である。そこで生命科学が明らかにした事実から「生命論的世界観」を持つことが一つの新しい方向ではないかと考え「生命誌」という新分野を提唱し、30年ほど実践してきた。そこでは「情報」という概念が重要な役割を果していることは事実だが、そこからよい答を引き出すことは難しく、ウロウロしている。その実態をそのまま聞いていただければありがたい。
講演タイトル:「デジタリアンは縄文土器の夢を見る - 基礎情報学から見通す広告ビジネスの危機と未来」
講師の辻本篤先生は、「組織コミュニケーション」とは、「組織を構成する個人の目標イメージと、 組織自体の目標イメージを一致させるための、一連のコミュニケーション活動である」とされ、基礎情報学をベースとした研究をされています。3研究会の主査から、組織コミュニケーションに関わる課題提起をした後、「イキイキと働ける職場環境」=組織がシステムとして有機的に機能することとはどういうことか、お話をいただきます。
講演タイトル:「誰が日本の教育情報化を20 年停滞させたのか」
講演タイトル:大学入試改革と高校共通教科「情報」の方向性
〜プログラミングに大きく舵を切る前に〜
高等学校の教科「情報」はどうあるべきか―大学との接続を考えながら
インターネット上の「俳句」をめぐる情報学的分析−ベイトソンと基礎情報学
インターネット上の集合性/人格に関するネオ・サイバネティックス的考察:社会制度設計に向けた批判的分析
IT技術者のウェル・ビーイング研究会と基礎情報学研究会の共同で開催
近代におけるメディア・リテラシー教育としての「情報」科目について―既存リテラシー教育の限界と基礎情報学の可能性―
大学の情報学教育と基礎情報学―日本学術会議による大学の分野別教育課程編成上の参照基準から―
基礎情報学で情報教育を刷新するには―高校での実践例を通して―
情報システム学の新たな展望―基礎情報学との対話を通じて