******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2025.1.1 No.19-09 2025年新年号(1月1日(水)発行)目次 [1] 新年のご挨拶(砂田 薫 会長) [2] 社会への提言:「マイナンバー制度の問題点と解決策」に関する提言の 補足2(システム移行編)」を発表しました(2024年11月27日) [3] 第20回全国大会・研究発表大会開催報告(2024年11月30日 / 12月1日) ・開催報告(大会実行委員長 岡村暢一郎(京都芸術大学)) ・BP賞選定記(BP賞選定委員会委員長 石井信明(神奈川大学)) ・ポスター賞選定記 (大会実行委員 阿部秀尚(文教大学)、渋谷照夫(前 NECソフト株式会社) ・各賞受賞者 受賞の言葉 [4] 第9回浦昭二記念賞について(杉野隆 選定委員会委員長) [5] 春講演会開催予定(3月8日 青山学院大学) [6] 官公庁4.0研究会第5回開催案内(1月18日) [7] 官公庁4.0研究会第4回開催報告(11月23日) [8] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆) 第64回 自治体がコンピュータ・システムを個別整備するとどのような 不都合が生じるのか [9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第84回 主体性を伴う想像力 [10] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第201回 「礼儀正しさ」の重要性 [11] 編集後記(メールマガジン編集委員会) ************************************************************ ▲目次へ [1] 新年のご挨拶(砂田 薫 会長) 2025年(令和7年)1月1日 一般社団法人情報システム学会 代表理事 会長 砂田 薫 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいた します。 昨年は年明け早々に能登半島地震が発生しました。1年経過した今も 復旧途上にあり、辛い状況のまま新しい年を迎えられた方が少なくない と思います。あらためてお見舞い申し上げます。 この1年間を通じて考えさせられたことは3つあります。 一番目は、大規模災害の発生時、被災者のための情報システムとは何 かでした。 今年度の浦昭二記念賞実践賞を受賞したサイボウズ株式会社には災害 支援チームがあります。 全文は、下記リンクからご覧ください。 https://www.issj.net/mm/mm19/09/mm1909-ny-ny.pdf ▲目次へ [2] 社会への提言:「マイナンバー制度の問題点と解決策」に関する提言の 補足2(システム移行編)」を発表しました(2024年11月27日) 情報システム学会は、11月27日に「マイナンバー制度の問題点と解決策」 に関する提言の補足2(システム移行編)」を発表しました (詳細は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/teigen/teigen.html ▲目次へ [3] 第20回全国大会・研究発表大会開催報告(2024年11月30日 / 12月1日) ・開催報告(大会実行委員長 岡村暢一郎(京都芸術大学)) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_report.pdf ・BP賞選定記( BP賞選定委員会委員? 石井信明(神奈川大学)) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_bp_report.pdf ・ポスター賞選定記 (大会実行委員 阿部秀尚(文教大学)、渋谷照夫(前 NECソフト株式会社) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_poster_report.pdf ・ベストペーパー賞(東京大学大学院工学系研究科 小林司) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_bp01.pdf ・ベストペーパー特別賞(佐久大学 中嶋智子) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_bp02.pdf ・学生奨励賞(大阪産業大学 辻元悠亮) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_bp03.pdf ・最優秀ポスター賞(青山学院大学 社会情報学部 安保美海、夏目颯人) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_p01.pdf ・優秀ポスター賞(青山学院大学 社会情報学部社会情報学科 鵜木綾子) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_p02.pdf ・優秀ポスター賞(青山学院大学 社会情報学部 齊藤航太) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_p03.pdf ・優秀ポスター賞(青山学院大学 社会情報学部 板倉百茄) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_p04.pdf ・優秀ポスター賞(青山学院大学 社会情報学部 松田菜那) https://www.issj.net/conf/issj2024/data/issj2024_p05.pdf ▲目次へ [4] 第9回浦昭二記念賞について(杉野隆 選定委員会委員長) 第9回浦昭二記念賞は、次の方々が受賞されました。 ■ 実践賞 内田勝也氏 情報セキュリティ大学院大学名誉教授 「情報化社会におけるセキュリティ教育の推進」 ■ 実践賞 サイボウズ株式会社(代表取締役社長・青野慶久氏) 「チームワークと多様な働き方を支援する会社」 ■ 実践賞 青山学院大学社会情報学部(学部長・宮川裕之氏) 「情報システム学に基づいた情報システム人材育成の実践」 ■ 実践賞 江口祐輔氏 麻布大学生命・環境科学部教授, フィールドワークセンター長,美郷バレーおおち山くじら研究所長 「農作物被害対策における情報システム学の理念にもとづく実践」 詳細は、下記リンクからご覧ください。 https://www.issj.net/mm/mm19/09/mm1909-ura9-ura9.pdf ▲目次へ [5] 春講演会 開催予定(3月8日) 2025年春講演会を下記の要領で開催する予定です。 日 時:2025年3月8日(土)14:00〜16:30 場 所 青山学院大学青山キャンパス総研ビル19会議室 講 師:内田勝也氏(情報セキュリティ大学院大学名誉教授) 高嶋朗子氏(株式会社ブロード海外事業部ディレクター) 情報交換会: 終了後に会場外にて開催予定 詳細につきましては、随時学会のWebページに掲載してまいります。 ご参加をご予定くださるようお願い申し上げます。 ▲目次へ [6]官公庁4.0研究会(1月18日開催) ●第5回 テーマ:「北九州市の情報システム標準化・共通化の状況」 日 時:2025年1月18日(土)14時00分-16時00分 講 師:堀江吏将氏(北九州市デジタル市役所推進室情報システム担当課長) 場 所:オンライン 参加費:無料 (詳細は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/kenkyuu/2024_gov4/2024_gov4_250118annai.pdf ▲目次へ [7] 官公庁4.0研究会第4回開催報告(11月23日) ●第4回 テーマ:「未来をつくるデジタル共創社会 〜日本と海外の先進事例から学ぶ住民参加型行政のあり方〜」 日 時:2024年11月23日(土・祝)14時00分-16時00分 講 師:(株)国際社会経済研究所 研究主幹 小松正人様 (詳細は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/kenkyuu/2024_gov4/2024_gov4_241123houkoku.pdf ▲目次へ [8] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆) 第64回 自治体がコンピュータ・システムを個別整備するとどのような 不都合が生じるのか 1 はじめに 前6回※1〜6で、私の試案である自治体のコンピュータ・システム 統一と国・自治体の役割分担の見直し構想の詳細を説明しました。本稿 では、自治体が自治体がコンピュータ・システムを個別整備するとどの ような不都合が生じるのか、私の考えを説明いたします。 このことを通して、自治体のコンピュータ・システム統一と国・自治 体の役割分担の見直しの必要性を明らかにしたいと考えています。 自治体がコンピュータ・システムを個別整備すると不効率というのは、 直感的に理解できるかもしれませんが、個別整備による不都合の詳細に は直感的に理解しづらいものもあり、私はその中に深刻なものがあると 考えております。ゆえに、不都合の詳細を明らかにすることに意味があ ると私は考えております。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/mm/mm19/09/mm1909-gk-gk.pdf ▲目次へ [9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第84回 主体性を伴う想像力 IS技術者がイキイキと働くために重要な要素の1つが想像力です。情 報システム化の対象である業務やサービスを理解するにあたり、ざまざ まケース、例えばどんな人がどのような状態でどう使うのかについて想 像し、最終的に事細かに定義する必要があります。さらには、数年先や その先にどのような変化が生じる可能性があるかについても視野を拡げ て検討する必要があります。そのためには、そこには実際に見えないも のを見ようとする想像力が欠かせません。 10月号のメルマガでとり上げた発達心理学者・内田伸子氏の著作「想 像力: 生きる力の源をさぐる」では、発達心理学の観点から人間の基本 的な営みである想像力について述べられています。内田氏は、想像力 (イマジネーション)とは目には見えないものを思い浮かべる能力であ るとし、人は目で見、耳で聞き、手で触れる現実の他に、想像力でつく りだした世界を自分の「現実」にすることができるといいます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/mm/mm19/09/mm1909-wb-wb.pdf ▲目次へ [10] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第201回 「礼儀正しさ」の重要性 最近目にしたX(旧・ツイッター)の投稿記事に、ほったけんたさん の「東京から大阪に異動となって、ちょうど一年が経ちました。新しく 任された事業部門の運営にあたった、ミッションや事業目標、事業課題 の明確な設定、それを実行する要員・体制作りに取り組んできましたが、 それらと同時に大切にしたのが、互いを尊重する職場風土作りでした。 もともと社内に声を荒げたりする人や高圧的な態度をとる人はほとんど いませんでしたが、パワハラ気質のある取引先や顧客とは、たとえ売上 を失っても、取引を減らし、手を引くようにしました。 上司、同僚、部下、パートナー、顧客の分け隔てなく、互いに尊重す ることは大切であ ると認識していましたが、先日手にとったクリスティ ーン・ポラスさんの『Think CIVILITY(シンク・シビリティ) 』(*)は、 副題に、『「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』とあるように、 「礼儀正しさ」がいかに大切であるかを示しています。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) https://www.issj.net/mm/mm19/09/mm1909-pg-pg.pdf ▲目次へ [11] 編集後記(メールマガジン編集委員会) 明けましておめでとうございます。巳(蛇)は再生、知恵、変化を 象徴するようです。 干支にあやかって、情報システム学会が知恵やInsightを駆使して、 さらに変革し、益々成長するよう祈念いたします。皆様の情報発信の場 としてメールマガジンがお役に立てるよう、編集委員会一同、頑張って まいります。本年もどうぞよろしくお願いします。 メルマガ編集委員長 川野喜一 ▲目次へ ******************************************************************** 11月29日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm19/08/mm1908.html 10月28日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm19/07/mm1907.html 09月27日号は・・ https://www.issj.net/mm/mm19/06/mm1906.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 ・会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 ・宛先は、メルマガ編集委員会 issj-magazine■issj.net(■は@に置き換えてください)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人 (50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ