******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2020.2.28 No.14-11 [1] 2020年度に新設する研究会募集のご案内(再掲) [2] 開催報告 CPS時代における情報システムのリデザイン研究会 第4回研究会 (1月26日開催) [3] 開催報告 HIS研究会 第12回研究会 (2月14日開催) [4] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆) 第6回 落札者決定基準におけるパッケージソフトウェアの品質評価試案 [5] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム からの眺め(中島 聡) 第16回 ブレインストーミングは有効?「三人寄れば文殊の知恵」? [6] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第27回 パターンランゲージ(9)感謝のかたち [7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第143回 新型肺炎下の働き方 [8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第153回 災いを転じて福となす [9] 放送大学ラジオ授業科目紹介「AIシステムと人・社会との関係」 (慶應義塾大学 山口高平) [10] 著書紹介(専修大学 八木晃二) 『超ID社会』 [11] 2020年度会費 納入のお願い(再掲) ******************************************************************** ▲目次へ [1] 2020年度に新設する研究会募集のご案内 研究会は、会員が情報システムに関連するテーマについて互いに研究し、発 表し、討議あるいは情報交換することを通して、会員の研究あるいは業務に役 立てて頂くことを目的としています。 1.研究会(一般・常設)新設募集について ・2020年度に研究会新設を希望される会員は、一般社団法人 情報システム学 会の研究会規程に基づき設置申請資料を作成し、事務局に提出してください。 研究会新設申請は、理事会で審議され、承認を得た後に、4月より活動を開始し て頂く予定です。 ・一般研究会は、2年間が標準設置期間ですが、2年間の終了時点で延長申請を 行い理事会で承認を受けることにより3年間まで延長ができます。 ・研究会の活動については、研究会規程 第7条、第8条に基づき成果を報告 する必要があります。なお、研究会は申請することにより規程による補助金を 受けることができます。 2.研究会設置申請書提出期限 ・提出期限を延長いたします。2020年3月6日(金)を提出期限とします。 ・それ以後も随時受け付けますが、活動期間は原則として研究会設置申請を理 事会が承認してから、2年以内の事業年度末日までとなります。 ・メールで事務局まで送ってください。 3.提出先 ・事務局 Eメール:issj-office■issj.net ■は@(半角)に置き換えてください。 4.関連する資料は次を参照ください。 研究会規程 http://www.issj.net/kitei/kenkyuukai-kitei.html 研究会関連書類の様式 http://www.issj.net/kenkyuu/youshiki.html 以上 ▲目次へ [2] 開催報告 CPS時代における情報システムのリデザイン研究会 第4回研究会(1月26日開催) 第4回勉強会を開催しました。 1.日 時:2020年1月26日(土)13:00〜16:00 2.場 所:IVTTOWER 5F Room01 X-Floor川崎会議室 詳細は下記を参照ください。 ◆第4回研究会 https://issj.school-website.jp/redesign/m04-report/ ▲目次へ [3] 開催報告 HIS研究会 第12回研究会 (2月14日開催) 第12回研究会を開催しました。 1.日 時:2020年2月14日(金)18:00〜20:00 2.場 所:専修大学神田校舎 詳細は下記を参照ください。 ◆第12回研究会 http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-his-his.pdf ▲目次へ [4] 連載 発注者からみた官公庁情報システムの現状と課題(岩崎和隆) 第6回 落札者決定基準におけるパッケージソフトウェアの品質評価試案 1 はじめに 2019年に開催された第15回全国大会・研究発表大会において、パッケージソ フトウェアの分類方法というタイトルで発表した際、パッケージソフトウェア には、オーダーメイドの度合いの大きいものと小さいものがあり、私が担当し た前者の稼働後、アドオン部分でなく、パッケージソフトウェアの製品そのも ののバグがなかなか収束しないことから、この種のパッケージソフトウェアで は、製造元でテストの網羅性を高めにくいのではないか、という見解を述べた ところ、聴講されていたある先生から、ご自身が以前に勤務していた製造元の パッケージソフトウェアでは、入念にテストを実施していたので、そのような ことはなかった、との大変有益なご意見をいただきました。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-gk-gk.pdf ▲目次へ [5] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム からの眺め(中島 聡) 第16回 ブレインストーミングは有効?「三人寄れば文殊の知恵」? 連載の第13回では「生徒が考える時間」を観点に反転授業を除いたアクティ ブラーニングの問題点について、前回は成果メディアの観点からジグソー法の 問題点について勝手に書かせていただきました。また第13回では、多くのアク ティブラーニングに付き物である話し合いが、議論の中身でなく目的そのもの になってしまう「話し合い偏重主義」についても触れました。そこで今回は、 話し合い(ディスカッション)の有効性について勝手に考えてみようと思います。 なお、伝道師はディスカッションの有用性を否定し、まったく意義のないもの などとは微塵も思っておりません。勘違いされると困りますので、本文の前に 断らせていただきます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-dn-dn.pdf ▲目次へ [6] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第27回 パターンランゲージ(9)感謝のかたち 前回は、カテゴリー「共通理解」のパターンの1つ、ISマネージャの思いを 日常的に伝えて、メンバーの納得感が生じるような環境を整えることについて −「納得のストーリ」を提示しました。今回は、カテゴリー「信頼」のパターン について検討します。 今回のパターン作成にあたって参考としているESO行動規範*1) では、「働 きがい」「働きやすさ」「健康」の3つの尺度を体系としています。「共感」 「自由」「承認」の3つの基本要素が「働きがい」に属するものであり、最大 のパフォーマンスを実現するものとされています。「信頼」は「両立」(仕事 と生活とが両立していること)と併せて、安心して働き続けられる状況(=働 きやすさ)を生じさせるものです。そして、「働きやすさに「健康」が加わる ことにより、持続的に活力がある状態を作られることが示されています。以下 に、基本要素「信頼」について、解説表から抜粋して引用します。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-wb-wb.pdf ▲目次へ [7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第143回 新型肺炎下の働き方 中国・武漢発の新型コロナウイルス(COVIT19)による肺炎ですが、残念な がらまだ収束していません。2月14日現在の中国当局の公式発表では、感染 者63946人、治癒者6830人、死亡者1382人となり、ついに千名を 越えました。このメルマガが掲載されるまで、まだ2週間ほどあるので、その 時、どうなっているかわかりませんが、発生状況のカーブをみると、まだ サチュレートしていないため、中国国内だけでも感染者はしばらく増え続ける ように思われます。日本など諸外国は、ピークがくるのは3月とも5月ともい われているので、予断は許さない状況が続いています。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-pg-pg.pdf ▲目次へ [8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第153回 災いを転じて福となす 新型コロナウィルスの感染拡大など、先の見えない状況がつづき、新聞のコ ラムなどでは、危機をいかに機会に変えていくか、「災いを転じて福となす」 ことわざがとり上げられています。調べてみると、このことわざの由来は非常 に古く、2千年以上前にまとめられた『戦国策』に、「聖人の事を制するや、 禍を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」とあります。また、同じく2千年 以上前に書かれた『史記』蘇秦列伝に「臣聞く、古の善く事を制する者は、禍 を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」と記されています。いずれにも「事 を制する」という言葉がはいっていることが注目されます。「マネジメントが できている」という意味でしょうか。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-hs-hs.pdf ▲目次へ [9] 放送大学ラジオ授業科目紹介「AIシステムと人・社会との関係」 (慶應義塾大学 山口高平) 【ラジオ放送科目】 放送大学ラジオ授業科目「AIシステムと人・社会との関係」 (専門科目ではなく、教養科目としてのAI科目です) 2020年4月5日(日)21時より放送開始、計15回、BS531(BSラジオ放送) 放送大学学生でなくても、誰でも聴講可能 【シラバス】 (1) 放送大学シラバス検索のトップページ、下記URLにアクセス https://www.ouj.ac.jp/kamokusearch/ (2) このページの画面上部にある、□で囲まれたシラバス検索をクリックし、 シラバス検索エンジンに移動。 (3) シラバス検索エンジンのページから、 1. 年度・学期のポップアップで2020年度第1学期を選択、 2. 科目にAI(全角) と入力すると、「AIシステムと人・社会との関係」のシラバスが閲覧できます。 【テキスト】 3月上旬、書店・アマゾンで販売開始。 下記のヨドバシカメラでは、2月末から販売開始。 https://www.yodobashi.com/product/100000009003251485/ ▲目次へ [10] 著書紹介(専修大学 八木晃二) 『超ID社会』 高度情報化社会を迎え、我々は様々な情報システムを使用することによって サービスを利用し、多く便益を享受しています。例えば、ECサイトでは自分の 欲しいと思っていた商品のレコメンド情報がタイムリーに表示され、簡単に自 分の好みに合った商品を購入することができます。街を歩いていると、近くに ある自分好みのレストラン情報がスマホに表示され、クーポン券が送られてき ます。コンビニに行けば、自分の買いたい商品が品切れすることなく、いつで も並んでいます。サービスを提供する企業は、サイバー空間の情報を収集・連 携・分析・活用することにより積極的な情報活用を行い、個人の嗜好や行動に 合わせたタイムリーなサービスを提供しています。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm14/11/mm1411-hr-hr.pdf ※本書は2月28日発売です。 ▲目次へ [11] 2020年度会費 納入のお願い 会員の皆様に2020年度の会費の納入をお願いいたします。2月7日に、請求書 を郵送いたしました。請求書が届かない場合は、お届けの住所が間違っている ことが考えられますので、事務局までご連絡いただきますようお願いいたしま す。 年会費 正会員(5,000円) 学生会員(2,000円) 賛助会員(50,000円/一口) 納入期限 2020年3月31日(火) ※大学などの関係で4月以降になる場合は4月30日(木)まで 振込先 三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店(014)普通預金 0087521 みずほ銀行 九段支店(532) 普通預金 1714392 ゆうちょ銀行 〇一九支店(019)当座預金 0300365 郵便振替 00180−7−300365 名義人 社)情報システム学会 (シャ)ジョウホウシステムガッカイ) お問合せ先:事務局 issj-office■issj.net (■は@に置き換えて下さい) ▲目次へ ******************************************************************** 01月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/10/mm1410.html 01月01日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/09/mm1409.html 11月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/08/mm1408.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net ■は@に置き換 えてください)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ