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         情報システム学会 メールマガジン
                                               2019.08.27 No.14-05

[1] 第4回浦昭二記念賞候補の推薦募集のお知らせ(締切:8月31日)
[2] 開催案内 HIS研究会 第11回研究会(8月29日開催)
[3] 開催案内 基礎情報学研究会 (9月21日開催)
[4] 開催案内 システム開発方法論への科学的アプローチ研究会
               第2回勉強会(9月30日開催)
[5] 2019年度の 第15回全国大会・研究発表大会 開催予定(11月30日)
[6] 全国大会論文をJ-Stageに登録しました
[7] 理事が語る(八木 晃二)
[8] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
   からの眺め(中島 聡)
   第10回 日本の初等中等教育とイノベーションを起こす人材の育成
[9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
     第21回 パターンランゲージ (3)少数だからこそ精鋭化
[10] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
   第137回 ニューリテールの衝撃
[11] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
     第147回 『海外からも揶揄される貧しき長寿国ニッポン』
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[1] 第4回浦昭二記念賞候補の推薦募集のお知らせ(締切:8月31日)

第4回浦昭二記念賞候補の推薦を募集します。
推薦締切:2019年8月31日(土)
推薦方法:「浦昭二記念賞推薦様式」に記入のうえ、
事務局(issj-office■issj.net)まで メール添付で送付してください。
※■は@に置き換えてください。

(詳細は、以下をご参照ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/03/mm1403-us-us.pdf
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[2] 開催案内 HIS研究会 第11回研究会(8月29日開催)

「UI/UXの取り組み最新事例紹介〜人間中心でデザインする新たな働き方〜」

 HIS(Human-oriented Information Systems) 研究会では“人間中心の
情報システム”の考察や議論を深めるために研究や実務に係わる方のお話を
伺っております。
 今回は日本ユニシス株式会社の川崎文子様にUI/UXの取り組みの最新事例を
ご紹介いただきます。開発事例を中心に、ユニシス社内での人間中心設計の
啓発活動などを交え、UI/UXの取り組みについてお話ししていただきます。
多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

●「UI/UXの取り組み最新事例紹介〜人間中心でデザインする新たな働き方〜」
  川崎 文子 様(日本ユニシス株式会社 プラットフォームサービス本部
  サービス技術一課 DX推進室)
●講演概要:
  トップで要件定義をし、情報システム部が使い方を統制して現場はそれに
 従うというのがこれまでの基幹システムの在り方だった。しかし、それは
 必ずしも現場のやり方にフィットしておらず、現場現場での個別運用がはび
  こり、業務全体の効率化にはつながらないことが多かった。
  利用者(ユーザ)を中心に据えてシステムをデザインすることで、利用者
 目線でのシステムを構築することが出来、新たな働き方、業務の在り方を
 実現することが出来た。日本ユニシスのUI/UXに関する取り組みについて、
 講演者が過去に構築した情報システム開発や社内啓発活動事例を交え、紹介
  する。
●開催日時:2019年8月29日(木) 18時〜20時
●開催場所:専修大学神田校舎 7号館7階771教室
 https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/
●参加ご希望の方は、主査までご連絡をお願いいたします。
(会員のご紹介があれば非会員の方も参加できます)

研究会主査 川野喜一
kawano.kiichi■nifty.com(※■を@に置き換えてください)
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[3] 開催案内 基礎情報学研究会 (9月21日開催)

基礎情報学研究会を開催します。
今回は、西垣通先生が創始されたネオ・サイバネティクス研究会との合同研
究会となります

1.日時:2019年9月21日(土) 13時00分〜16時00分
2.場所:青山学院女子短期大学 北校舎1階 N104
3.講師:JT生命誌研究館館長 中村桂子先生
4.タイトル:未定 (決定次第、お知らせします)

参加ご希望の方は、基礎情報学研究会 高田信夫幹事あて、お申し込み下さい。
at5n-tkd■@asahi-net.or.jp(※■を@に置き換えてください)
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[4] 開催案内 システム開発方法論への科学的アプローチ研究会
               第2回勉強会(9月30日開催)

第2回勉強会を開催します。
1.日 時:2019年9月30日(月)午後2時00分〜午後5時
2.場 所:株式会社プライド会議室

詳細は下記を参照ください。
 ◆第2回勉強会
  http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-ak-ak.pdf
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[5] 2019年度の 第15回全国大会・研究発表大会 開催予定(11月30日)

第15回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 2019年11月30日(土)
場所 帝京大学 八王子キャンパス

 詳細については随時Webに掲載して参ります。
 http://www.issj.net/conf/issj2019/
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[6] 全国大会論文をJ-Stageに登録しました

自分のやったことを世界に知らせることができたら凄い!と思いませんか
情報システム学会・会員のあなたにはそれができるのです。

国内最大の科学技術情報プラットフォームJ-Stageを覗いてみましょう
⇒https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja

これまで発刊された学会誌の全ての論文と記事はJ-Stageに掲載してあります。
今回お知らせするのは、
全国大会・研究大会で発表された論文が掲載されるようになったことです。
第13回神奈川大学大会(2017年12月開催)の全論文が掲載されています。
今後、第12回大会、第11回大会、・・・と逆順に掲載していきます。

(詳細は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-js-js.pdf
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[7] 理事が語る(八木 晃二)

 2019年5月より情報システム学会常務理事として総務委員長に選任されまし
た八木晃二と申します。メルマガ編集委員会から執筆の機会をいただきました
ので、簡単な自己紹介と学会への思いにつて、お話をさせていただこうと思い
ます。

 1986年に広島大学大学院工学研究科システム工学専攻を修了し、同年に株式
会社野村総合研究所に入社いたしました。入社当初はSEとして金融機関などの
企業情報システムの開発や研究開発に携わり、その後システムコンサルティン
グ業務、2003年から2005年には当時シリコンバレーにあった野村総合研究所の
米国現地法人NRIパシフィック社長として赴任、帰任後は2016年に早期退職する
まで事業部長として新規事業の立ち上げや社会提言、社会インフラ整備に関連
する活動を行ってきました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-rk-rk.pdf
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[8] 連載 自称基礎情報学伝道師の心的オートポイエティック・システム
    からの眺め(中島 聡)
    第10回 日本の初等中等教育とイノベーションを起こす人材の育成

 前回は企業の時価総額ランキングから、日本企業の低迷について考えてみま
した。2018年のランキング上位は、中国が健闘するも米国が席巻中。特にトッ
プ5を構成するGAFAなどのプラットフォーマーに関しては米国の圧勝です。
ヨーロッパ勢も低迷していることから、日本人SEの能力だけを低迷の原因とす
る(本学会の戦略としてはともかく)には無理があることを示しました。また、
30年間でトップ10がほぼ入れ替わっていることから、主原因は既存の日本企業
の低迷というよりも、新しい業種や企業を立ち上げられなかったこととなるで
しょう。とすると、問題は企業ではなく日本の社会全体である、という結論で
した。この結論から、日本企業の低迷や世界競争力を改善するには、日本の社
会を変える必要性がでてきます。とは言っても社会を変えるには並大抵のこと
でありません。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-dn-dn.pdf
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[9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
   第21回 パターンランゲージ (3)少数だからこそ精鋭化

 前回に続いて、IS技術者のためのパターンランゲージ、試作パターンについ
て記します。今回は、蒼海氏のメルマガ−第9回「不況下におけるプロジェクト
マインド」*1)を取り上げます。このメルマガは、10年ほど前に記されたもので
すが、昨今の米中貿易摩擦による日本経済への影響が懸念される中、IS企業が
いかに生き抜いていけばよいのか、現場で働くISマネージャやIS技術者にとっ
ての「心の杖」となる内容であると考えて取り上げます。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-wb-wb.pdf
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[10] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第137回 ニューリテールの衝撃

 今年の6月25日、家の近くにある上海高島屋が8月25日付で閉店すると
の発表があり、日本人駐在員の間に衝撃が走りました。個人的には、そもそも
最寄り駅に高島屋があるのでマンションを選んでいたことと、地下1階にある
パン屋さんと7階の飲食店は、週に一度は利用していたので、とても残念です。
しかし、2012年の開業以来、7年連続の赤字続きに加え、昨年後半以来、
米中貿易摩擦の影響のためか売上の減少が続いたため、
閉店になったと報じられました。米中貿易摩擦が原因かどうかは定かではあり
ませんが、2年前に初めて訪れた時点では、平日の1階から6階のフロアは、
お客さんよりも店員の方が多い状況であり、そんな中、外商で頑張っていると
聞いていたので、今回の閉店は少し意外に思いました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-pg-pg.pdf
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[11] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第147回  『海外からも揶揄される貧しき長寿国ニッポン』

 健康社会学者の河合薫博士が「日経ビジネス電子版」の中で、アメリカのブ
ルームバーグ紙に載った次のようなコラムを紹介されています。
 「アメリカの貧困を自己責任にするな。日本を見よ、国民はみな真面目で勤
勉で、薬物乱用や犯罪も少なく、シングルマザーも稀(まれ)なのに、貧困な
人々がたくさんいるぞ!」
貧困を個人の責任にしたがる、とりわけ保守系のアメリカ人に、貧困は社会、
具体的には政策が作り出していることを訴えるためのエビデンスとして、日本
における貧困の進行が取り上げられたと、河合氏は指摘されています。
1980年代、?Japan as Number One: Lessons for America”と讃えられてい
たのとは、大変なちがいです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm14/05/mm1405-hs-hs.pdf
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   07月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/04/mm1404.html
   06月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/03/mm1403.html
  05月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm14/02/mm1402.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、魚田勝臣、神沼靖子、小林義人、
      芳賀正憲(50音順)
************************************************************** 以上
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