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         情報システム学会 メールマガジン
                              2018.01.29 No.12-10

[1] 第21回 基礎情報学研究会 開催案内(2月3日)
[2] 第12回 超上流工程における要求分析への
    科学的アプローチ研究会開催案内(2月5日)
[3] 第2回浦昭二記念賞 受賞の言葉(芳賀正憲、松平和也)
[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第9回 IS技術者の成長:メッセージ“ロシアのトンネル:
  人間は、社会的な動物である”から
[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第85回 デカルト、炉部屋の夢(4)
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第118回 最近の中国IT事情
[7]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第128回 公共放送事業者の要件
[8]2018年度会費 納入のお願い
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[1] 第21回 基礎情報学研究会 開催案内(2月3日)(再掲)

1.日 時:2018年2月3日(土)午後2時〜午後5時
2.場 所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
  〒112-0012 文京区大塚5丁目40−18 友成フォーサイトビル6F
       TEL:03-5976-5175
       東京メトロ有楽町線「護国寺」駅1番出口を出て右折後4分

3.テーマ 「誰が日本の教育情報化を20年停滞させたのか」
4.講師   豊福晋平(GLOCOM 主任研究員・准教授)
5.内容
 2020年の新しい学習指導要領の完全実施に向け、教育情報化もまた新たな
局面を迎えようとしています。
 近年は電子黒板・デジタル教科書・タブレット端末といったアイテムが取
り上げられ、先進的な取組として学校モデル実証が進められてきました。し
かしながら、現実に目を転じてみれば、国の旗振りにも関わらず、日本の教
育情報化は20年以上の停滞を続けており、児童生徒の日常生活と学校生活と
の情報格差はより著しいものとなっています。
 これらの課題は何を背景としているのでしょうか?あるいは何処を突破口
にすれば良いのでしょうか?皆様と検討してみたいと思います。

参加費:無料
参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
at5n-tkd■asahi-net.or.jp(■を@に置き換えて下さい)
「基礎情報学研究会」事務局 高田信夫宛て
携帯電話番号:080-5438-4087
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[2] 第12回 超上流工程における要求分析への
    科学的アプローチ研究会開催案内(2月5日)(再掲)

1.日 時:2018年2月5日(月)午後1時30分〜午後5時
2.場 所:株式会社プライド会議室
  https://www.naska.co.jp/corporate/access
3. 講師:渡辺和宣氏
   株式会社プロセスデザインエンジニアリング代表取締役
4. タイトル「ビジネスアナリシス方法論「GUTSY-4」。戦略からの源流、
および超上流を語る」

研究会の参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
nakanishi-m■nagoya-ku.ac.jp 中西昌武(名古屋経済大学)宛て
(■を@に置き換えて下さい)

詳細は下記をご参照ください。
http://www.issj.net/kenkyuu/2015_chou_jouryuu/180205_chou_jouryuu_annai.pdf
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[3] 第2回浦昭二記念賞 受賞の言葉(芳賀正憲、松平和也)

・特別賞「ISSJメルマガ連載“情報システムの本質に迫る”」
 芳賀正憲(情報システム学会会員
 http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-ur1-ur1.pdf

・功績賞「情報システム学発展への顕著な貢献」
 松平和也(情報システム学会会員)
 http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-ur2-ur2.pdf
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[4] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第9回 IS技術者の成長:メッセージ“ロシアのトンネル:
  人間は、社会的な動物である”から

 前回のメルマガにおいて、Well-beingのためのメッセージ「ロシアのトン
ネル:人間は社会的な動物である」を検討した。このメッセージがIS技術者
にとってどのような意味があるかについて、今回記したい。

 まず、前回のメルマガ「ロシアのトンネル」の内容について簡単に振り返
る。エカテリナ・セレズネワ氏(ロシア)は、ロシア社会の準拠集団の幸福
と社会規範に与える「トンネル効果」について述べた。1990年代初頭、社会
主義から市場主義体制への変化を受け、社会と経済が変革する中で、一部の
人々が富を手にする一方で、まだ富を手にしていない人々が「次は自分の番
だ・・・幸運の女神は間もなくやってくる」と自分も富を手にすることがで
きるというような感覚を持つことが、「トンネル効果」であった。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-wb-wb.pdf
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[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第85回 デカルト、炉部屋の夢(4)

 明治の初めころ、それまでの日本になかった哲学や科学/技術などに関す
る多数の概念が西洋から一度に入ってきた。該当する日本語がなく、それら
外来語の訳語が作られた。現在我々が普通に使っている哲学/科学/技術に
関する多数の翻訳語もそのころ作られた。

 西周(にし あまね 1829 - 1897)は幕命でオランダに留学し、多数の西
洋概念を持ち帰りました。「百学連環」は西周の講義録を書籍にまとめたも
ので、それら多数の翻訳語とその説明がなされています。幕末津和野藩の御
典医森一族の生まれで、軍医としてドイツに留学した森鴎外(1862 - 1922)
とも親戚関係にあります。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-ot-ot.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第118回 最近の中国IT事情

 昨年、上海に赴任して驚いたことは、スマホ一つで、屋台を含むほぼ全部
のお店で支払いができるキャッシュレスな社会が実現していたことと、街に
あふれるオレンジ・黄・緑・赤・白とカラフルなレンタル自転車の多さでし
た。最近では、これまで高鉄、中国の新幹線を利用する際は、駅への入場時、
パスポート等の身分証の提示が必要でしたが、顔認証に変わりました。これ
らを支えるITインフラ基盤やアプリケーション等の構築・導入を考えると、
その進展の速さに驚いています。
 個人的には、一昨年まで、日本から中国へのオフショア開発の委託を毎月
200人月規模のペースで行ってきました。ここ数年、日本側の企業も好調
なところが多く、かつ日本側にIT要員が不足していることもあり、オフシ
ョア業務そのものは堅調に推移しています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-pg-pg.pdf
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[7]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第128回 公共放送事業者の要件

 最高裁は先月、テレビを設置した人にNHKとの受信契約を義務づけた放
送法の規定が合憲との判断を示しました。公共放送は国民の知る権利を実質
的に充足し、健全な民主主義の発達に寄与するものであり、公共放送事業者
(NHK)に特定の個人や団体、国家機関から財政面で支配や影響が及ばな
いよう、受信設備を設置してNHKの放送を受信できる者に、広く公平に負
担を求めることは合理的というのがその根拠です。
しかしこの判決には、重大な誤認と欠陥があります。公共放送事業者の人事
が、特定の政治家や国家機関の影響を受け、政治家の意向に沿う形で放送や
隠ぺいが行われ、国民の知る権利が実質的に侵害され、健全な民主主義の発
達が妨げられることが、現実に存在することを考慮していないからです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/10/mm1210-hs-hs.pdf
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[8]2018年度会費 納入のお願い
 会員の皆様に2018年度の会費の納入をお願いいたします。2月の上旬に、
請求書を郵送させていただきますので、詳細はそちらをご参照下さい。なお、
請求書が届かない場合は、お届けの住所が間違っていることが考えられます
ので、事務局までご連絡いただきますようお願いいたします。

年会費  正会員(5,000円) 学生会員(2,000円)
     賛助会員(50,000円/一口)
納入期限 2018年3月30日(金)
振込先  三菱東京UFJ銀行  市ヶ谷支店(014)普通預金 0087521
     みずほ銀行    九段支店(532) 普通預金 1714392
     ゆうちょ銀行   〇一九支店(019)当座預金 0300365
     郵便振替  00180−7−300365
     名義人 社)情報システム学会
         (シャ)ジョウホウシステムガッカイ)
お問合せ先:事務局 issj-office■issj.net
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  01月01日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/09/mm1209.html
  11月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/08/mm1208.html
  10月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/07/mm1207.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
 編集委員:岩崎慎一、魚田勝臣、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、
      芳賀正憲(50音順)
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