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         情報システム学会 メールマガジン
                              2017.07.27 No.12-04

[1] 第19回 基礎情報学研究会 開催案内(8月26日)
[2] 第2回浦昭二記念賞候補の推薦募集(締切:8月31日)
[3] 第6回 HIS研究会 開催案内(9月5日)
[4] 第13回全国大会・研究発表大会開催予定(12月2日)
[5] 第5回 HIS研究会 開催報告(6月26日開催)
[6] 第1回 IS技術者のためのPsytech研究会 開催報告(7月7日開催)
[7] 人材募集 教員公募のお知らせ(文教大学、神奈川大学)
[8] 第10回情報システム教育コンテスト(ISECON2017)ご案内
[9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第3回 “失敗から学ぶ”
[10]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第79回 時間と空間(13) - 4次元時空間
[11]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第112回 海外勤務の心得
[12]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第122回 Post-truth Information Systems
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[1] 第19回 基礎情報学研究会 開催案内(8月26日)

第19回 基礎情報学研究会を下記の要領で開催します。
日 時:2017年8月26日(土)午後2時〜午後5時
場 所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
    〒112-0012 文京区大塚5丁目40−18
    友成フォーサイトビル6F  TEL:03-5976-5175
    東京メトロ有楽町線「護国寺」駅1番出口を出て右折後4分
テーマ 「情報システム学の新しい展開」
講 師 芳賀正憲 (コスモロジック)
参加費:無料
参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
at5n-tkd■asahi-net.or.jp ※■は@に置き換えてください。
「基礎情報学研究会」事務局 高田信夫宛て
携帯電話番号:080-5438-4087
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[2] 第2回浦昭二記念賞候補の推薦募集(締切:8月31日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

第2回浦昭二記念賞候補の推薦を募集しています。
推薦締切:平成29年8月31日(木)
推薦方法:「浦昭二記念賞推薦様式」に記入のうえ、
事務局(issj-office■issj.net)まで メール添付で送付
※■は@に置き換えてください。

推薦件数:何件でも推薦可能です。
推薦いただいた案件が受賞された場合には、推薦者に記念品を差し上げます。

浦昭二記念賞推薦様式、第1回浦昭二記念賞の受賞結果および「浦昭二記念
賞の選定に関する規程」については
http://www.issj.net/gaiyou/urashouji-kinen.html
を参照して下さい

浦昭二記念賞選定委員会  委員長  竹並輝之
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[3] 第6回 HIS研究会 開催案内(9月5日)
HIS (Human-oriented Information Systems) 研究会のご案内です。
今回は、京都大学防災研究所の畑山満則先生にご講演いただきます。

○開催日時:2017年9月5日(火) 14:00 〜 16:00
○開催場所:専修大学神田校舎 7号館 6階 763教室
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus/kanda_camap.html
○講演者 畑山満則先生(京都大学防災研究所)
○講演タイトル 未定

参加ご希望の方は、主査までご連絡をお願いいたします。
(会員のご紹介があれば非会員の方も参加できます)
研究会主査 川野喜一  kawano.kiichi■nifty.com
※■は@に置き換えてください。
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[4]  第13回全国大会・研究発表大会開催予定(12月2日)
第13回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 12月2日(土)
場所 神奈川大学 横浜キャンパス
   http://www.kanagawa-u.ac.jp/access/yokohama/

大会テーマ 新たな価値を生み出す情報システムの潮流

基調講演
1)大鵬薬品工業株式会社 信頼性保証本部
  総括製造販売責任者 黒田 尚氏
  “企業における情報システム活用の新たな取組み”(仮題)
2)神奈川大学 情報システム創生学科 秋吉政徳教授
  “人工知能(AI)が拓く超スマート社会”(仮題)
※もうお一人、会員による講演を予定しています。

8月下旬より発表申込みの受付を開始する予定です。
その他、詳細については、追って学会Webに掲載いたします。
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[5] 第5回 HIS研究会 開催報告(6月26日開催)

■開催日時 2017 年6 月26 日(月)14:00〜16:00
■開催場所 専修大学 神田校舎7号館764教室
■出席者 10名
■講演概要
・室木勝行氏(株式会社SYNCHRO  代表取締役社長)
・演題:「バイオメトリック・データネットワークによるIOH(Internet of
  Human)で、ドローン操縦者のパーフェクトアクセスコントロールを実現」
・研究会では“人間中心の情報システムの仮説要件”について参加者で議論
  をすすめているが、SYNCHRO社が提供するシステムやサービスの“人間中
  心”の考え方。
・Bio-Data Network(生体認証)による“本人確認”とアクセスコントロー
  ルを基本にしたIOH(Internet of Human) の仕組みと、ドローン・アプ
  リケーションへの適用。
■討議概要(質疑応答)
・情報システム、社会を構成する“個人”の認証の有効性。
・セキュリティ・ホールのリスクと対策の必要性。
・ドローン・アプリケーションの社会的な有効性とリスク。
・情報システムをコントロールする“人”の定義とidentificationの必要性
と有効性の関係。
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[6] 第1回 IS技術者のためのPsytech研究会 開催報告(7月7日開催)

講演「働く人のための認知行動療法入門」
日時:2017年7月7日(金)18:30〜20:30
場所:専修大学 神田キャンパス(神保町) 7号館8階 782教室
講師:毛利 伊吹先生(上智大学総合人間科学部心理学科 准教授)
テーマ:「働く人のための認知行動療法入門」
参加者:14名

まとめ
・認知行動療法(CBT)の基礎の位置づけで、毛利伊吹先生からワークを交
えた講話をいただき、IT適用の可能性について質疑を行った。CBTは当初か
ら疾患別に構造化を志向し、困りごとを抱えた個人に合わせて行うものであ
るとの毛利先生からの説明があった。一方、ITの適用を想定し、CBTに関わ
るデータ収集やケースの分析などを行えば、IS技術者の心理的支援において
有効な解決法が想定できる可能性が示唆された。

(詳細については下記をご参照ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/04/mm1204-kk-kk.pdf
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[7] 人材募集 教員公募のお知らせ(文教大学、神奈川大学)

文教大学、神奈川大学において、常勤教員の公募をしています。
詳しくは下記をご参照下さい
http://www.issj.net/boshuu/jinzai_boshuu.html
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[8] 第10回情報システム教育コンテスト(ISECON2017)ご案内

情報処理学会 情報処理教育委員会、情報システム教育委員会が主催する
「第10回情報システム教育コンテスト(ISECON2017)」において、下記の募
集がありますので、ご案内します。

■募集内容
情報システムに関連した教育実践。
すでに他の機関等に発表されている内容でも応募可能。ただし、同種のコンテ
ストで既に表彰されたことのあるものは除外。

■エントリ期間:2017 年11月 1日(水)〜11月15日(水))

詳細は下記をご参照ください。
http://miyagawa.si.aoyama.ac.jp/wiki/isecon_2017
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[9] 連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子)
  第3回 “失敗から学ぶ”

 これまでに引き続き、レオ・ボルマンス氏によってまとめられた「世界の
学者が語る『幸福』」に示された格言を用いて、目の前の具体的な問題を、
基礎情報学をもとに検討していきたい。今回のメッセージを読んでみよう。

 「失敗から学ぶ-----私はこれまで、目標をこん棒のようにふりかざして、
自分の言い分を通そうとしていた」

 このメッセージは、米国のロバート・ビズワス=ディーナー氏によって書か
れたものである。ディーナー氏は、世界を旅して幸福について研究する心理学
者であり、「ポジティブ心理学のインディー・ジョーンズ」と言われている。
ディーナー氏は、「幸福について学んだことの中で最も重要なことは、論文の
中から見つけたのではなく、むしろ調査研究そのものを行う時の苦難と失敗の
経験から見つけた」と語る。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/04/mm1204-wb-wb.pdf
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[10]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第79回 時間と空間(13) - 4次元時空間

 時間とは何か、空間とは何か、古来様々な人が、哲学者は哲学の対象とし
て、科学者は科学の対象として考えてきました。存在そのものを問うのでな
く、それは「いつ」「どこに」存在するのかを問う。ではその「いつ」「ど
こに」とは一体何なのかを問う。

 アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)の相対性理論までは時間と
空間それぞれ独立に捉えられてきました。それは人間の自然な発想ですが、
相対論では3次元空間と時間を切り離さず、合わせて4次元時空として捉えま
す。そこで普遍なものは光速のみで、4次元時空の場は重力の影響で伸び縮
みし歪むという、我々の日常生活からかけ離れた世界観です。

 ジョージ・ガモフ(1904-1968)はトムキンスを主人公とした一連の物語
で、相対論を一般向けにわかりやすく説明しています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/04/mm1204-ot-ot.pdf
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[11]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第112回 海外勤務の心得

 「海外赴任するときの心構えは?」という問いに対して、前回、第一番目
に必要なことは「グローバルマインドセット」を持つことである、と述べま
した。それでは、その次に気をつけるべきことは何でしょうか。最初に思い
ついたのは、松下幸之助さんの「海外勤務の心得」でした。

一、異国に在ることを認識し、其の国の風俗・風習に早く慣れるとともにそ
れらを深く理解すること。
二、常に自己の健康に留意し、爽快な心で社員に接すること。
三、品質第一を旨とし、技術の妥協は許されないこと。
四、現地材料の開発を積極的に行ない、日本の依存から脱却すること。
五、日本人社員間は勿論のこと、現地社員との和を常に重んじること。
六、現地社員を育成し、経営全般に参画せしめ、現地社員による経営の時期
を早めること。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/04/mm1204-pg-pg.pdf
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[12]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第122回 Post-truth Information Systems

  太平洋戦争末期、「竹槍では間に合わぬ、飛行機だ、海洋航空機だ」とい
う記事を書いたジャーナリストがいました。一億玉砕の掛け声のもと竹槍訓
練を実施していた東條首相は、激怒し彼を2等兵として懲罰召集。しかし当
時このジャーナリスト(37歳)の世代は、召集の対象になっていませんで
した。抗議を受けた陸軍は、同世代250名を追加召集して、辻褄を合せま
した。ジャーナリストは海軍の擁護があり、3か月で召集解除になりました
が、250名は硫黄島に送られ、全員戦死しました。
 加計学園のみに獣医学部の新設が認められたことについて、理事長がお友
達だからではないかと批判を受けた安倍首相は6月24日突然、「速やかに
全国展開を目指したい。地域に関係なく2校でも3校でも、意欲があれば新
設を認める」と表明し、辻褄を合せようとしました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/04/mm1204-hs-hs.pdf
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  06月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/03/mm1203.html
  05月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202.html
  04月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/01/mm1201.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美
 編集委員:岩崎慎一、魚田勝臣、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、
      芳賀正憲(50音順)
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