迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2017.05.29 No.12-02 [1] 社会への提言「情報システムプロデューサ輩出のための提言」の公表 (5月18日付)について [2] 第10回 超上流工程における要求分析への科学的アプローチ研究会 開催案内(6月19日) [3] 第5回 HIS研究会 開催案内(6月26日) [4] 第1回 IS技術者のためのpsytech研究会 開催案内(7月7日) [5] 特別シンポジウム 「情報セキュリティ」いま問われる企業力 (7月7日) [6] 第13回全国大会・研究発表大会開催予定(12月2日) [7] 第4回 HIS研究会 開催報告(5月22日) [8] 協賛のお知らせ(経営情報学会 秋季全国大会) [9] 寄稿:「情報システム部門の省力運営。人口減少が普及へと推し進める」 (黒田光洋) [10]新連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第1回 “Other people matter.”(他者が大事) [11]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第77回 時間と空間(11) - 運動と転化 [12]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第110回 オーバーアチーブのススメ [13]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第120回 “人間中心の情報システム”の教育 ******************************************************************** ▲目次へ [1] 社会への提言「情報システムプロデューサ輩出のための提言」の公表 (5月18日付)について 社会への提言「情報システムプロデューサ輩出のための提言」を公表し、学 会Webへ掲載しました。是非、ご一読ください。 <学会HP 社会への>提言など> http://www.issj.net/teigen/teigen.html ▲目次へ [2] 第10回 超上流工程における要求分析への科学的アプローチ研究会 開催案内(6月19日) 次の通り、第10回勉強会を開催します。 1.日 時:2017年6月19日(月)午後2時〜午後5時 2.場 所:株式会社プライド会議室 https://www.naska.co.jp/corporate/access 3.発表 講師 (株)システムフロンティア 小久保幹紀様 タイトル 「早期警戒のための経営リスクの分類」 連絡・問合せ先 nakanishi-m■nagoya-ku.ac.jp (■を@に置き換えて下さい) 中西昌武(名古屋経済大学)宛て 詳細は下記をご参照下さい http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-k1-k1.pdf ▲目次へ [3] 第5回 HIS研究会 開催案内(6月26日) HIS (Human-oriented Information Systems) 研究会のご案内です。 株式会社SYNCHRO代表取締役社長 室木勝行様に同社が提供するシステム、 サービスの“人間中心”の考え方についてご講演いただきます。 ○開催日時:2017年6月26日(月) 14:00 〜 17:00 ○開催場所:専修大学神田校舎 7号館 6階 764教室 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus/kanda_camap.html 参加ご希望の方は、主査までご連絡をお願いいたします。 (会員のご紹介があれば非会員の方も参加できます) 研究会主査 川野喜一 kawano.kiichi■nifty.com(■を@に置き換え願います) ▲目次へ [4] 第1回 IS技術者のためのpsytech研究会 開催案内(7月7日) 今年度、新設された研究会の第1回勉強会ご案内です。 日時:2017年7月7日(金)18:30〜20:30 場所:専修大学 神田キャンパス(神保町) 7号館8階 782教室 講師:毛利 伊吹先生(上智大学総合人間科学部心理学科 准教授) テーマ:「認知行動療法についての導入(仮題・調整中)」 参加費:不要 ★参加ご希望の方はメールでお知らせください。 主査 三村和子(e-mail:kz_mimura■song.ocn.ne.jp) ※■は@に置き換えてください。 詳細は下記をご参照下さい http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-k3-k3.pdf ▲目次へ [5] 特別シンポジウム 「情報セキュリティ」いま問われる企業力(7月7日) 情報システム学会は、以下のシンポジウムを日本経営倫理士協会他と協同開 催します。当学会の名誉会長、杉野隆氏(前 国士舘大学教授)がパネリス トとして登壇します。 日本経営倫理士協会(ACBEE)特別シンポジウム2017 「情報セキュリティ」いま問われる企業力 <個人データ コンプライアンス>と<組織データ防衛> 日時 2017年7月7日(金)13:30〜17:40 場所 筑波大学 東京キャンパス文京校舎 134講義室 参加費 一般参加費6,000円のところ、当学会の会員は会員料金5,000円で参 加できます。学生は事前申込みの場合、無料です。 早期お申し込み特典 5月末日までにお申し込みをされた方には、人数に応じて更に参加費の割引 があります。参加お申し込みをされる方は学会事務局までご連絡下さい。 <お問合せ・お申込み> 学会事務局 issj-office■issj.net シンポジウムの詳細 http://www.acbee-jp.org/symposium/tokyo2017/symposium_20170707_extra.shtml ▲目次へ [6] 第13回全国大会・研究発表大会開催予定(12月2日) 第13回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。 日時 12月2日(土) 場所 神奈川大学 横浜キャンパス http://www.kanagawa-u.ac.jp/access/yokohama/ 内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。 ▲目次へ [7] 第4回 HIS研究会 開催報告(5月22日開催) 第4回HIS研究会を下記の通り開催しました。 ■開催日時 2017 年5 月22 日(月)14:00〜16:00 ■開催場所 専修大学 神田校舎7号館764教室 ■出席者 6名 詳細は下記をご参照下さい http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-k4-k4.pdf ▲目次へ [8] 協賛のおしらせ(経営情報学会 秋季全国大会) 一般社団法人経営情報学会が主催する「2017年秋季全国研究発表大会」に協賛 します。情報システム学会の会員は会員料金で参加できます。 開催日程 2017年9月21日(木)・22日(金) 開催場所 岩手県立大学アイーナキャンパス・いわて県民情報交流センター (アイーナ)〒020-0045岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1 テーマ ひと・情報・技術で想像する地域の未来 基調講演 9月21日(木) 14:00〜15:00)岩手県立大学 学長 鈴木厚人氏 詳細は下記をご参照ください。 http://www.jasmin.jp/activity/zenkoku_taikai/2017_fall/ ▲目次へ [9] 寄稿:「情報システム部門の省力運営。人口減少が普及へと推し進める」 (黒田光洋) ◆予想外の出来事と偶然が新たな可能性を生み出した 一人でも運営が可能になってから何年経過しただろう。以前は10名が時間 外労働をしてもまだ足りないと感じる日々であった。今では200台以上のサ ーバー環境だけでなく、業務システム内製まで行える環境にまでなった。自 分でも信じられないくらいである。 一人で何でもやりたい、業務システムを一人で作りたい、という夢は昔か ら持っていたが、まさかここまでの規模のIT環境を一人で立て直すことにな るとは想像できなかった。しかもトラブルは大幅に減少し、管理精度も上が り、統制もできて、大好きなプログラミングもできて、それでいて労働時間 も適正化されるという状態は、実現しなければ誰も信じないだろう。 私は優秀な部類の人材ではなく、能力が急激に向上したとも考えにくいこ とから、ITの進化の恩恵を受け、全体を見られるようになり、集団という非 効率で身動きができない状態から脱却したことが成功の要因ではないかと考 えている。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-hj-hs.pdf ▲目次へ [10]新連載 “Well-being”ことはじめ(三村和子) 第1回 “Other people matter.”(他者が大事) 基礎情報学は、当学会で随分となじみのあるものになってきたが、私には まだまだ難解だと感じられる。しかし、目の前の具体的な問題を、基礎情報 学を用いて検討すれば、実感として理解できるかもしれない。そこで、主宰 する「IS技術者のためのPsytech研究会」が目指す“Well-being”に関わる 内容の基礎情報学的分析に取り組むことにした。基礎情報学に関して間違い だらけの記述となるかもしれないが、「失敗は成功の基」、これを心の支え として試みていきたい。 幸福=Well-beingの研究者達による格言から、Well-beingに向かうための 重要なヒントが得られるかもしれない。レオ・ボルマンス氏によってまとめ られた「世界の学者が語る『幸福』」を手に取ってみた。この本には、編者 ボルマンス氏の依頼により世界50か国のポジティブ心理学者100人が、幸福 に関わる自身の研究をメッセージとして述べたものが集められている。最初 のメッセージを読んでみよう。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-wb-wb.pdf ▲目次へ [11]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第77回 時間と空間(11) - 運動と転化 運動や転化は時間というものがなければありえない。今回は、アリストテ レスの自然学から運動と転化を考えます。 -- われわれがなんらかの転化を知覚し識別するとき、そのときにはわれわれ は「時がたった」と言うのだとすれば、時間が、運動や転化がなくては存在 しないものであることは、明白である。[1] 第4巻218b30 -- 時間よりも運動や転化の方を重視しています。 ●転化 転化という言葉の本来の意味は、他のものの後にあるもの。 -- 転化はすべて或るものから或るものへである(このことは[転化の言語] μ εταβολ?(メタボレー)という語自身も示している。というのは、それ は、他のもののあとにμετα或るものということ、すなわち、一方はより 先に、他方はより後にということを示しているからである)。[1]225a (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-ot-ot.pdf ▲目次へ [12]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第110回 オーバーアチーブのススメ 「ゴミ当番はだれの番か迷ったら、自分が行く」・・という言葉は、リチ ャード・カールソンの『小さいことにくよくよするな!』(*1)の言葉で す。 ギブ&テイク(与えてから、受け取る)が世の中の基本といいつつ、やや もすると、最初からギブ&テイクを志向すると、利己的なテイク&ギブ(受 け取ってから、はじめて与える)な社会になってしまう怖れがあります。誰 もが受け取るまで与えない社会は、とても生きにくい社会だと思います。人 間の習性として、自分にとっての義務や責任のことを常に意識して、きちん とやっていると思う一方、他の人がやってくれていることはすぐに忘れて しまいます。なんて都合のいい私。 ≪気をつけていないと、日常生活の責任のことですぐ腹をたててしまう。い ったん気分が落ち込むと、一日にやるべきことが一千件もあるんじゃないか と思ってしまう。・・ 考えてみると、自分がやるべきことや果たすべき責任のことは簡単に思い 出せるからふしぎだ。でも、同時に、私の妻が日常やっていることはすぐに 忘れてしまう。なんて都合がいいんだろう! (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-pg-pg.pdf ▲目次へ [13]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第120回 “人間中心の情報システム”の教育 プログラミング教育が小学校で必要か、政府が2020年度から必修化の 方針を示したことについて、賛否の意見が出されています。昨年7月17日 の日経新聞では、先年情報システム学会でも講演された石戸奈々子氏と、人 工知能"東ロボくん"開発のプロジェクト・ディレクタとして著名な新井紀子 氏が、対論のかたちで、推進とそれに否定的な考えを明らかにされました。 石戸氏は、身の回りのあらゆることがコンピュータ化していく社会では、 小学校におけるプログラミング教育の必修化が必要という立場です。ただし、 教えたいのはプログラミングのスキルではなく、背景にある原理・原則、 「プログラミング的思考」であり、プログラミングを通じて、論理的に考え て問題を解決し、他者と協力して新しい価値を創造する力を学ぶ、それによ って社会のあらゆる場面で必要な対処能力を育むことができるとされていま す。 これに対して新井氏は、必修化は考え直したほうがいいと述べられていま す。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm12/02/mm1202-hs-hs.pdf ▲目次へ ******************************************************************** 04月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm12/01/mm1201.html 03月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112.html 02月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/11/mm1111.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:永田奈央美 編集委員:岩崎慎一、魚田勝臣、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ