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         情報システム学会 メールマガジン
                              2017.04.27 No.12-01

[1] 学会誌発行のお知らせ(第12巻 第2号 3月31日発行)
[2] 第10回シンポジウムのお知らせ(5月13日開催)
[3] 第8回 情報社会の成育モデル研究会 開催のお知らせ(5月14日)
[4] 第4回 HIS研究会 開催のお知らせ(5月22日)
[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第76回 時間と空間(10) − 前後・左右・上下
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第109回 トラブルプロジェクト再考
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第119回 “人間中心の情報システム”の構築
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[1] 学会誌発行のお知らせ(第12巻 第2号 3月31日発行)
学会誌第12巻第2号を、3月31日に学会Webに掲載しました。

学会誌第12巻第2号の内容は、下記をご参照ください。
 http://www.issj.net/journal/jissj/index.html

−目次ー
[巻頭言] 情報システム研究の国際的トレンド  田名部 元成
[論 文] インターネット調査における多群質問項目の解析と提案
     川崎 昌、高橋 武則
[論 文] 越中・富山における廻壇配札・配置売薬活動の人間中心情報シス
     テムとしての考察  魚田 勝臣
[論 文] セキュリティ分野の学術俯瞰
     井手 達夫、高野 泰朋、橋本 正洋
[解 説] 人間を中心とする情報システムにおける社会物質性の視座
     古賀 広志
[解 説] ガタピシステム再考  松平 和也
[シンポジウム講演] ビッグデータ・マイナンバー時代の情報システム社会
     八木 晃二
[シンポジウム講演] AIがもたらす新しい社会  山口 高平

最新学会誌の論文の閲覧には会員用のIDとパスワードが必要です。
ご不明の方は、事務局までお問い合わせ下さい。
事務局 issj-office■issj.net(■を@に置き換えて下さい)
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[2] 第10回シンポジウムのお知らせ(5月13日開催)

★参加申込みを受付中です★

第10回シンポジウムを下記の要領で開催する予定です。
日時 2017年5月13日(土)13:30〜17:00
場所 青山学院大学 青山キャンパス 第4会議室(6号館1階)
テーマ 『医療と情報』
情報交換会 17:30〜19:30 Uncle Hat(シンポジウム会場より徒歩5分)

講演
1.「患者志向情報システム開発・活用による地域医療への貢献」
  三津原庸介氏、河野文隆氏(日本調剤株式会社)、
  荻原真喜乃氏(合同会社水野)
  (第1回浦昭二記念賞 実践賞 受賞講演)
2.「コンピュータ概論―情報システム入門(第6版)の出版と継続的な情報
  リテラシ教育の実践」
  魚田勝臣氏(専修大学名誉教授)
  (第1回浦昭二記念賞 実践賞 受賞講演)
3. 「医療と情報・情報システムの最近動向」
  永井 庸次氏(日立製作所人財統括本部産業医療推進センタ長、ひたち
  なか総合病院名誉院長)
  (特別講演)

シンポジウムの詳細は下記をご参照下さい。
http://www.issj.net/sympo/2017/170513_sympo.pdf
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[3] 第8回 情報社会の成育モデル研究会 開催のお知らせ(5月14日)

第8回研究会を開催します。
日時:2017年5月14日(日) 14:00−17:00
場所:横浜国立大学みなとみらいキャンパス

詳細は下記をご参照ください。
http://issj.school-website.jp/gm/2016/m08/
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[4] 第4回 HIS研究会 開催のお知らせ(5月22日)

HIS (Human-oriented Information Systems) 研究会のご案内です。
前回、伊藤重光様のご講演をたたき台として参加者で“人間中心”について
議論いたしました。今回は参加者の皆さまでさらに議論を深めたいと思います。
たくさんのご参加をお待ち申し上げます。
参加ご希望の方は、主査までご連絡をお願いいたします。
(会員のご紹介があれば非会員の方も参加できます)

○開催日時:2017年5月22日(月) 14:00 〜 17:00
○開催場所:専修大学神田校舎 7号館 6階 764教室
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access/kanda_campus/kanda_camap.html
○議題: “人間中心の情報システムの要件”
  参加者各々が考える“人間中心の情報システムの要件”をお持ちください。
 議論を深め、研究会としての“人間中心の情報システム”の仮説要件を
 創っていきたいと思います。
○連絡先 研究会主査 川野喜一
   kawano.kiichi■nifty.com(■を@に置き換え願います)
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[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第76回 時間と空間(10) − 前後・左右・上下

 左右と前後について少し考えてきたので、今回は上下を考えてみたい。左
右は空間の方向しかないが、前後は時間と空間で使われます。上下はどうで
しょうか。

「上」の意味は辞書には大きく2つ挙げられています。
--
(1) 高いところ
(2) 地位や身分が高いこと
--
空間上の位置や場所に使われますが、時間についての記述はありません。

どちらの説明にも「高い」が使われています。「高い」の辞書の説明は大きくは
--
(1) 空間的上方
(2) すぐれていること
--
とあり、上下は高低や優劣と言い換えられていますが、そこから先は堂々巡
りになりそうです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm12/01/mm1201-ot-ot.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第109回 トラブルプロジェクト再考

 「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加は、プロジェクトを
さらに遅らせる」というのは、『人月の神話』のフレデリック・ブルックス
による「ブルックスの法則」の一つです。その心は・・単に人を増やすだけ
だと、既存のプロジェクトメンバーと増やした人数の合計の二乗分、コミュ
ニケーションパス・コストとも増大する。また、新規メンバーが既存メンバ
ー並みにキャッチアップするためには、学習時間が必要であり、既存メンバ
ーからの教育が必要となる。ただでさえ忙しい既存メンバーの時間は奪われ
る。さらに、新規メンバーが習熟するまでの間は、作業品質は悪く、新たな
不具合を作り込む恐れもあります。
 しかし、そんなことは百も承知の上で、今日も、トラブルプロジェクトへ
の人の投入は行われているのだと思います。ここ数年、システム投資という
面では景気が良かったためか、新しい案件が順調に立ち上がっているように
思います。しかし、その一方、突然、プロジェクトがトラブルに見舞われる、
バーストするというよくない現象も、周りでは増えてきているように感じて
います。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/01/mm1201-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第119回 “人間中心の情報システム”の構築

 “人間中心の情報システム”の第一の要件は、人間の情報行動を組織化し
たものであることです。したがって、“人間中心の情報システム”を構築す
るために最も基本になるのは、人間の情報行動の的確なモデル化です。近年
のパターン・ランゲージ、デザイン思考、UX(ユーザエクスペリエンス)
等のアプローチは、そのために行われてきたと見ることができます。
 従来、ユーザとシステムエンジニアのコミュニケーションは、DFD、E
RD、STD、あるいは、UMLの各種ダイアグラムをツールとして進めら
れてきました。それに対して、人間の情報行動のモデル化からスタートする
ことは、システム構築の原点を1段階、“人間”側にシフトさせることにな
ります。世界の趨勢がその方向に向かっていることは、十分認識しておく必
要があります。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm12/01/mm1201-hs-hs.pdf
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  03月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112.html
  02月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/11/mm1111.html
  01月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/10/mm1110.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
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      芳賀正憲(50音順)
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