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         情報システム学会 メールマガジン
                              2017.03.27 No.11-12

[1] 第10回シンポジウムのお知らせ(5月13日開催)
[2]  2017年度新設研究会 募集のお知らせ
[3] 情報社会の成育モデル研究会 第7回研究会開催報告(2月11日開催)
[4] 第8回体系化研究講演会開催報告(2月25日開催)
[5] 第3回 HIS (Human-oriented Information System) 研究会 開催報告
  (3月21日開催)
[6] 第12回全国大会予稿集 無料ダウンロード開始のお知らせ
[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第75回 時間と空間(9) - アリストテレスの時間論
[8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第108回 レジリエンスを高めるために
[9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第118回 “人間中心の情報システム”の要件
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[1] 第10回シンポジウムのお知らせ(5月13日開催)

第10回シンポジウムを下記の要領で開催する予定です。
日時 2017年5月13日(土)、午後
場所 青山学院大学 青山キャンパス 礼拝堂

当日は基調講演の他に“第1回浦昭二記念賞”の受賞講演も予定しています。
詳細は今後随時学会のWebに掲載いたします。
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[2] 2017年度新設研究会 募集のお知らせ

研究会は、会員が情報システムに関連するテーマについて互いに研究し、発
表し、討議あるいは情報交換することを通して、会員の研究あるいは業務に
役立てて頂くことを目的としています。

2017年度(平成29年度)に研究会新設を希望される会員は、設置申請資料を作
成し、事務局に提出してください。研究会の新設は、理事会で審議され、承
認を得た後に活動を開始して頂く予定です。

申請は随時受け付けますが、活動期間は原則として研究会設置申請を理事会
が承認してから、2年以内の事業年度末日までとなります。

書類提出先
事務局 issj-office■issj.net   ■は@(半角)に置き換えてください。

関連する資料は次を参照ください。
  研究会規程 http://www.issj.net/kitei/kenkyuukai-kitei.html
  研究会関連書類の様式 http://www.issj.net/kenkyuu/youshiki.html
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[3] 情報社会の成育モデル研究会 第7回研究会開催報告(2月11日開催)

第7回研究会が開催されました。
・日時:2017年2月11日(土) 13:00-16:00
・会場:横浜国立大学みなとみらいキャンパス ランドマークタワー
    18階1809室
・参加者:小久保、田名部、原、一般参加者1名
・議事:報告と確認、研究活動の計画の議論、今後の進め方

詳細は下記をご参照下さい。
第7回研究会開催報告
http://issj.school-website.jp/gm/2016/m07_report/
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[4] 第8回体系化研究講演会開催報告(2月25日開催)

新情報システム学体系調査研究委員会の主催による、第8回体系化研究講演
会が開催されました。

◆日程:2月25日(土)13時30分〜16時
◆場所:専修大学神田校舎 5号館4階 542教室
◆テーマ:人間中心の情報システムを目指して:
 新しい開発方法論、プロジェクト体制の在り方の研究事例
◆講師:同志社大学理工学部 教授:金田重郎様、講師:井田明男様
◆参加者数:11名

詳細は下記をご参照ください。
http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112-tk-tk.pdf
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[5] 第3回 HIS (Human-oriented Information System) 研究会 開催報告
  (3月21日開催)

第3回 HIS (Human-oriented Information System) 研究会が開催されました。
■開催日時 2017 年3 月21 日(火) 14:00〜16:30
■開催場所 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル15 会議室
■出席者 10名
■開催概要
“「人間中心の情報システム」であるための要件” について参加者で議論
し、研究会として学会の理念である“人間中心の情報システム”の仮説要件
を創っていく端緒にする。

詳細は下記をご参照ください。
http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112-hi-hi.pdf
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[6] 第12回全国大会予稿集 無料ダウンロード開始のお知らせ

情報システム学会では全国大会終了3ヶ月後から会員様宛に、予稿集の無料
ダウンロードができるサービスを提供しております。
第12回全国大会・研究発表大会の予稿集につきまして、下記によりダウンロ
ードが可能ですので、ご活用下さい。

・「予稿集ダウンロード」のページ
https://www.issj.net/conf/issj2016-papers/papers/

会員用のユーザーIDとパスワードについては、会員宛に送付済みのメールにて
ご確認ください。

※全国大会の参加のお申込みをされた方は、
連絡済みのユーザ名、パスワードもそのままご使用いただけます。

お問い合わせ先 事務局
issj-office■issj.net   ■は@(半角)に置き換えてください。
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[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第75回 時間と空間(9) - アリストテレスの時間論

 「左右」は言葉で説明できないが誰でも体で覚えていて日常生活に支障は
ない。今回は「前後」という言葉について少し考えてみたい。この言葉は
「左右」と違って空間と時間について使われる。時間は過去・現在・未来で
軸は一つしかないので、2次元で方向を示すのに必要となる「左右」は適用
できない。

●前後の意味
 「前」は広辞苑には
(1) 物の正面に当たるところ。(詳細11項目)
(2) ある時点より早いこと。(詳細5項目)
(3) その他2項目
合計18項目の意味が挙げられている。ちなみに明鏡国語辞典には名詞15項目
と接尾後2項目挙げられている。いずれも多数の説明があるが、大きくは空
間と時間に分かれる。

 空間の前後は実感として疑問の余地はありませんが、時間の前後は空間と
反対のように見えます。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112-ot-ot.pdf
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[8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第108回 レジリエンスを高めるために

 プロジェクト・マネージャの悩みの元であり、大変さの一つは、責任重く
してそれに見合った権限なし、という点にあると思います。プロジェクトを
円滑に進めていくためには、顧客や上司、関連組織などのステークホルダー
の理解を得て、一歩一歩進めていくほかありません。
 前回、「やり抜く力」としてグリット(GRIT)を紹介しましたが、こ
のグリットがこれまでのガンバリズムやハードワークと違っている点は、G
RITの「R」であるレジリエンスにあるといいました。新しいことにチャ
レンジする限り、一時的な失敗は避けて通ることはできません。逆に、失敗
が一つもないということは、何も新しいことに取り組んでいない、というこ
とにもなります。また、常に変化が求められる世界では、何もしないことが
一番の大失敗かもしれません。そのため、試行錯誤や失敗を通していかに多
くを学ぶことができるか、失敗の果実、「失敗という宝物」を受け取ること
ができるようになるか、が大切になると思います。そこで重要になるのが、
今回紹介する「レジリエンス」・・ただひたすら我慢するのではなく、障
害に直面しても頑なに抵抗せず、変化に順応できると信じて柔軟に受け流す
という柔軟性や順応性の力だと考えています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112-pg-pg.pdf
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[9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第118回 “人間中心の情報システム”の要件

 “人間中心の情報システム”は、当学会のアイデンティティともいうべき
基本的な概念です。浦昭二先生は、早くも1980年代の前半までにこの概
念に到達されており、以来先生の創始されたHIS研究会、情報システム学
会を通じて研究が深められてきました。
 “人間中心の情報システム”は、広い概念だけに、さまざまな角度から言
及があります。そこで本稿では、現時点、この概念の最も妥当な見方は何か、
当学会の考察の歴史をもとに整理し、今後の発展を期したいと考えます。
 “人間中心の情報システム”を、リンカーンにならって分かりやすく言い
換えると“人間の、人間による、人間のための情報システム”になります。
ここで、“人間の情報システム”という点では共通ですが、この概念は、
“人間による情報システム”と“人間のための情報システム”という2つの
大きな概念に分かれます。すなわち、“人間中心の情報システム”は、複合
した概念であることが、この概念の見方について最も留意すべき点です。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm11/12/mm1112-hs-hs.pdf
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  02月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/11/mm1111.html
  01月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/10/mm1110.html
  01月01日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/09/mm1109.html

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      芳賀正憲(50音順)
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