迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2016.07.28 No.11-04 [1] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日) 富山での開催について(大会委員長) [2] 浦昭二記念賞推薦募集の件 [3] 情報社会の成育モデル研究会第4回勉強会開催予定(8月14日) [4] 情報社会の成育モデル研究会第2回勉強会開催報告(6月20日) [5]「情報システム学会誌」J-STAGEへの登録公開の件 [6] 協賛 ・日本経営システム学会全国研究発表大会(10月15日・16日開催) ・一般社団法人経営情報学会全国研究発表大会(9月15日・16日開催) [7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第67回 時間と空間 − 音楽と絵画 [8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第100回 サン=テグジュペリ『人間の土地』に学ぶ仕事観 [9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第110回 情報システムと「情報」 ******************************************************************** ▲目次へ [1] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日) 第12回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。 日時 11月12日(土)、13日(日) 場所 富山国際会議場 (富山市大手町1番2号) https://www.ticc.co.jp/index.html <富山での開催について> 11月12日(土)、13日(日)の両日、富山市で第12回全国大会・研究発表 大会を開催いたします。会場は富山市の中心部、お城に面した富山国際会議 場です。富山市の後援をいただいています。 テーマは『富山から見える“地域社会と情報システム”の未来』です。 富山大学 工学部長の堀田裕弘先生、株式会社インテック 専務執行役員の石 井貞行様に特別講演をしていただきます。 富山は売薬業で有名ですが、売薬は“情報の活用”で発展しました。さら に全国から集めた情報の活用と薬の資本で種々の産業が興されました。積極 的に外に出るという精神風土は、安田財閥の安田善次郎、コクヨの黒田善太 郎、アサノセメントの浅野総一郎、清水建設の清水喜助、読売新聞の正力松 太郎ほかたくさんの実業家を輩出しました。 富山の産業の発展と情報の活用の歴史を学びつつ、人となじみのとれたこ れからの情報システム社会を考える機会にしていただきたいと思います。ま た、秋は海・山・水に恵まれた富山の美味しいものを楽しむことができる季 節です。多くの方のご参加をお待ち申し上げます。 今年はこれまでと異なり学会主体で大会の運営をいたします(大会実行委 員長 理事 池辺正典先生)。学会の皆さまのご支援、ご協力をお願い申し 上げます。 大会委員長 常務理事 川野喜一 ▲目次へ [2] 浦昭二記念賞推薦募集の件 情報システム学会では、学会の設立に力を尽くされた故浦昭二先生(慶應 義塾大学/新潟国際情報大学 名誉教授)の情報システム学確立に向けた熱意 と功績を記念して浦昭二記念賞を制定しました。毎年、情報システム分野で 社会に貢献している個人や組織を表彰することにより、当学会が掲げる人間 中心の情報システムの考え方の普及に努めることを目的とするものです。 詳細につきましては、下記の「浦昭二記念賞選定規程」をご参照ください。 http://www.issj.net/kitei/urashouji-kinen-kitei.html この賞は、浦昭二記念事業で集まった寄付を基金として、毎年表彰を継続し ます。つきましては、今年度の表彰対象候補をご推薦いただきたくお願いい たします。 推薦締切:2016年(平成28年)8月31日 推薦方法:下記の「浦昭二記念賞推薦様式」に記入のうえ、学会事務局へ メールで送付 http://www.issj.net/gaiyou/urashouji-kinen.docx 推薦件数:各人複数件の推薦も可能 以上 浦昭二記念賞選定委員会 委員長 竹並輝之 ▲目次へ [3] 情報社会の成育モデル研究会第4回勉強会開催予定(8月14日) 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 「社会の成長モデル研究会」第4回研究会を開催します。 日時:2016年8月14日(日) 13:00−16:00 場所:横浜国立大学みなとみらいキャンパス 詳細は下記をご参照ください。 http://issj.school-website.jp/gm/2016/m04/ 以上 ▲目次へ [4] 情報社会の成育モデル研究会第2回勉強会開催報告(6月20日) 詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。 第2回研究会が開催されました。 ・日時:6月20日(日) 13:00-16:00 ・会場:横浜ランドマークタワー25F ・議事:報告と確認、研究活動の計画の議論 ▲目次へ [5] 「情報システム学会誌」J-STAGEへの登録と公開の件 「情報システム学会誌」をJ-STAGEに登録できるようになりました。 最新号(第11巻 第2号 2016-03-31発行)が2016年8月3日に公開となる予 定です。 す。 ▲目次へ [6] 協賛 詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。 下記の研究発表大会に協賛します。 情報システム学会の会員はそれぞれの主催学会の会員と同じ料金で参加する ことができます。 ・一般社団法人経営情報学会全国研究発表大会(9月15日・16日開催) http://www.issj.net/gaiyou/jasmin2016.pdf ・日本経営システム学会全国研究発表大会(10月15日・16日開催) http://www.issj.net/gaiyou/jams2016.pdf ▲目次へ [7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第67回 時間と空間 − 音楽と絵画 マルク・シャガール(Marc Chagall, 1887 - 1985)の作品には、楽器を 演奏する人々がそれとなく周辺に描かれているものが多いです。位置や向き など重力の及ばない夢幻の世界で音楽が奏でられています。NYメトロポリタ ン歌劇場には、音楽をテーマにした2つの大壁画「音楽の勝利(The Triumph of Music)」と「音楽の起源(The Sources of Music)」が圧倒的存在感で 飾られています。パリ、オペラ座ガルニエ宮にもオペラ作品をテーマにした 大天井画があります。 ●絵画と音楽 絵画で音楽を表現する、聴覚を視覚で表現する、シャガールにはどのよう に聞こえていたのか鑑賞者は視覚でそれを受け取ります。 「音楽の勝利」とは何に勝利したのでしょうか、芸術として音楽が絵画に勝 利したとシャガールが考えたとも思えません。逆に「絵画の勝利」という音 楽は多分ないのだと思いますが、芸術として絵画も音楽も優劣があるとは 思えません。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/04/mm1104-ot-ot.pdf ▲目次へ [8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第100回 サン=テグジュペリ『人間の土地』に学ぶ仕事観 今年も研修を終えた新人たちがプロジェクト現場に配属されました。また、 本メルマガも100回目を迎えられたということもあり、とても個人的な興 味で恐縮ですが、今回は、折に触れ手にとって読み返すサン=テグジュペリ の『人間の土地』を紹介したいと思います。 堀口大学訳の『人間の土地』は、10代から40代にいたる現在まで、こ れまで10回以上手にとり、そのたびに鼓舞され続けています。もし無人島 に持っていく一冊の本を選ぶとしたら、この本だと思っています。 サン=テグジュペリといえば、『星の王子さま』が有名すぎるため、その 印象が強いと思います。また、その中での最も有名なセリフである「ものご とは心でしか見ることができない。本当に大切なことは目には見えない」と いう言葉は、真実をついています。実際、信頼、愛、友情、思いやり等々私 たちにとって大切なものの多くは確かにあるものの、そのものを目で見るこ とはできません。『人間の土地』には、この『星の王子さま』の原体験が載 っており、『星の王子さま』の理解を深めるためにも、この本をあわせて読 むべきと思っています。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/04/mm1104-pg-pg.pdf ▲目次へ [9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第110回 情報システムと「情報」 浦昭二先生は、情報システム学会の設立に際し、情報システム学に定義 「世の中の仕組みを情報システムとして考察し、・・・」を与えられまし た。 この定義の特徴は、文字通り、世の中の仕組みそのものを情報システム として見ているところにあります。ここで「世の中」は、当時浦先生が哲 学者の今道友信先生に親炙されていたことから、人類の生息圏(生圏)、 すなわち、自然、技術連関、文化環境のすべてを意味していると考えられ ます。文化環境である社会の仕組みも、技術連関である情報技術も、とも に「情報システム」として考察可能とされたことは、画期的なパラダイム シフトと言えるでしょう。 指数関数と三角関数は異なった関数と見なされてきましたが、複素平面 上のシンプルな公式で完全に結合できるという、数学の大発見を思い出し ます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/04/mm1104-hs-hs.pdf <編集長から> 蒼海憲治さんの「プロマネの現場から」が連載100回になりました。大きなプ ロジェクトを抱えながら、常に現場の視点で、貴重な情報や豊富な話題を提 供していただいています。心よりお礼申し上げます。 第100回の今回は著者の座右の書である『人間の土地(サン=テグジュベ リ)』から、困難に直面しながら挑戦を続けているすべての人々に励ましと 共感を与える珠玉のメッセージをいただきました。 ぜひご一読ください。 ▲目次へ ******************************************************************** 06月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/03/mm1103.html 05月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102.html 04月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ