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         情報システム学会 メールマガジン
                 2016.05.26 No.11-02

[1] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日13日)
[2] 基礎情報学研究会 第17回勉強会のお知らせ(6月4日)
[3] 情報社会の成育モデル研究会 第2回勉強会のお知らせ(6月19日)
[4] 日本経営システム学会 全国研究発表大会への協賛(6月4日5日開催)
[5] 第1回HIS研究会開催報告(4月26日開催)
[6] 第9回シンポジウム開催報告(5月14日開催)
[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第65回 数学は発明か発見か?(2) - 非ユークリッド幾何学
[8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第98回 社内プロジェティスタという生き方
[9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第108回 情報システム学体系化の意義と研究テーマ
[10]会員の広場
  魚田勝臣氏の『安全安心な技術』を読んで(杉野隆)
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[1] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日13日)

第12回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 11月12日(土)、13日(日)
場所 富山国際会議場 (富山市大手町1番2号)
   https://www.ticc.co.jp/index.html

内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。
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[2] 基礎情報学研究会 第17回勉強会のお知らせ(6月4日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

1.日 時:2016年6月4日(土)午後2時〜午後5時
2.場 所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
3.テーマ:「ドゥルーズ=メイヤスーからみた生命モデル」
4.講 師:小嶋恭道 (京都市立西京高校常勤講師/神戸大学大学院
 人文学研究科博士課程)
参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
at5n-tkd■asahi-net.or.jp (■を半角@に置き換えてください)
「基礎情報学研究会」事務局 高田信夫宛て 携帯電話番号:080-5438-4087
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[3] 情報社会の成育モデル研究会 第2回勉強会のお知らせ(6月19日)
 第2回 情報社会の成育モデル研究会を横浜ランドマークタワーで開催いた
します。

第2回研究会の詳細は下記をご参照ください。
http://issj.school-website.jp/gm/2016/m02/
「情報社会の成育モデル研究会」のページ
http://issj.school-website.jp/gm/
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[4] 日本経営システム学会 全国研究発表大会への協賛(6月4日5日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

日本経営システム学会が主催する「第56回 全国研究発表大会」に協賛します。
情報システム学会の会員は、会員料金で参加できます。

開 催 日: 2016年 6月 4日( 土)、 5日( 日)
開催場所: 横浜市立大学 横浜市立大学 金沢八景キャンパス
統一論題: 「オープンデータの活用推進と経営システム」
基調講演: 「横浜市におけるオープンデータの取組」(仮題)
参 加 費: 会員 5,000円、学生会員 3,00 円
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[5] 第1回HIS研究会開催報告(4月26日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。
                       研究会主査 川野 喜一
開催日時  2016年4月26日(火) 18:30〜20:30
開催場所  青山学院大学 青山キャンパス  総研ビル19会議室
出席者    28名
開催概要
 「ソーシャルな資本主義 つながりの経営戦略(日本経済新聞社2013)」
をご執筆された慶應義塾大学の國領二郎先生をお迎えして、すべてのモノと
ヒトがつながる時代に求められる創発的な価値創造、ビジネスの姿や社会の
姿についてご講演いただき、これからの情報システム社会(人と情報)につ
いて考えた。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-kk-kk.pdf
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[6] 第9回シンポジウム開催報告(5月14日開催)
                     研究普及委員長 、宮川裕之
 2016年5月14日(土)に情報システム学会第9回シンポジウムが専修大学
神田キャンパスで開催されました。
 IoTや人工知能といった情報技術の進展に伴い、人間と機械の労働分配や技
術的特異点などに関心が寄せられています。情報システム学会では、人間活
動となじみのとれた豊かな情報システム社会をめざすための議論を深めてい
くことが重要と考え、以下のようなシンポジウムを開催いたしました(参加
者数51名)。いずれの講演内容についてもフロアーからの活発な質問や議論
が展開されました。今後も会員の皆様のご期待に添えるようなシンポジウム
を企画したいと考えております。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-sy-sy.pdf
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[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第65回 数学は発明か発見か?(2) - 非ユークリッド幾何学

 プラトンのアカデメイアの入り口には「幾何学を知らぬもの、この門くぐ
るべからず」と書かれていたそうです。

●ユークリッド幾何学
 「原論」を書き残したエウクレイデス(英語ではユークリッド)はB.C.3
世紀頃の人です。その時代から19世紀初め頃まで2000年に渡ってユークリッ
ド幾何学は絶対に正しいと長く信じられてきました。

 この公理系の中の第5公準「平行線公準」と呼ばれるものは本当に正しい
のか、疑問を投げる人たちが19世紀になって現れてきました。「原論」のオ
リジナルの表現は異なりますが、現在では同値な次のような表現が用いられ
ています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-ot-ot.pdf
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[8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第98回 社内プロジェティスタという生き方

 今回紹介するのは「社内プロジェティスタ」という生き方なのですが、こ
れを考えるにあたって、連想したのは、スイスの精神科医・心理学者であ
るカール・グスタフ・ユングのいう「人生の正午」という考え方でした。
ユングは、人生の歩みを、一日の太陽の運行になぞらえて考え、人生を4
つの時期にわけます。つまり、少年少女、成年前期、「人生の正午」をは
さんで、中年、老人というように。

「・・太陽は予測しなかった正午の絶頂に達するのである
 ―予測しなかったというのは、その一度限りの個人的な存在にとって、
 その南中点を前もって知ることはできないからである。
 正午一二時に下降が始まる。
 しかも、この下降は、午前のすべての価値と理想の転倒である。
 太陽は矛盾に陥る。」(*1)

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-pg-pg.pdf
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[9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第108回 情報システム学体系化の意義と研究テーマ

 情報システム学には、以前から参照領域という概念があります。参照領域
とは「その分野をしっかりと学ぶことにより情報システムの研究の質を高め
ることができるようなもの」で、今までの知見では、哲学、心理学、言語学、
文化人類学、社会学、経済学、経営学、生産工学、・・・、等々きわめて多
岐にわたる分野が挙げられています。
 しかし本学会の情報システム学の定義[世の中の仕組みを情報システムと
して考察し、その本質を捉え・・・]に立脚すると、これからの情報システ
ム学は、多岐にわたる分野を、参照ではなく、情報とシステムの観点で抽象
し本質モデル化、すなわち“深層学習”したもので、情報システム学は他の
分野に対するメタ学問であると位置づけられます。
 情報システム学をメタ学問と位置づけると、逆にこれを参照基準として各
分野のレベルアップを図っていくことが可能になります。本稿では事例の1
つとして、情報システム学の体系を参照することにより、人々の生活に直結
する経済学の革新をいかに実現できるか考察します。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-hs-hs.pdf
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[10] 会員の広場
  魚田勝臣氏の『安全安心な技術』を読んで(杉野隆)

(下記の投稿は、メールマガジン3月号(2016.03.28 No.10-12)の「会員
の広場」に掲載された魚田勝臣氏の投稿に対するものです。)

 2016年3月号のISSJメルマガに専修大学の魚田さんが,『安全安心な技術』
と題する記事を投稿されました。拝読し,その趣旨に賛同しました。私も一
言と思い,駄文を投稿いたします。
 私が自動運転車のことを最初に知ったのは,昭和35年に当時の科学技術庁
(長官は中曽根康弘氏)が監修した『21世紀への階段 40年後の日本の科学技
術』でした。今年は,出版から56年後にあたります。この中で,自動車に行
き先を設定すれば,眠っていても目的地に連れて行ってくれる無人運転が21
世紀には実現すると書いてありました。真鍋博さんのスマートなイラストと
ともに鮮明に記憶しています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm11/02/mm1102-hr-hr.pdf
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  04月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101.html
  03月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/12/mm1012.html
  02月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/11/mm1011.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、
      芳賀正憲(50音順)
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