迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2016.04.28 No.11-01 [1] 学術会議による情報学分野の新参照基準制定の意義 [2] 第9回シンポジウム 参加申込み受付中(開催日 5月14日) [3] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日) [4] 情報システム学会誌(JISSJ)表紙デザイン募集(再掲) [5] 基礎情報学研究会 開催報告(3月26日開催) [6] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第64回 数学は発明か発見か? ? プラトン的世界観 [7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第97回 2つのリーダーシップ論・・PM理論とSL理論 [8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第107回 震災復興の情報システム学(承前) [9] 会員の広場 会員の著書の紹介:国家の情報参謀 ******************************************************************** ▲目次へ [1] 学術会議による情報学分野の新参照基準制定の意義 情報システム学会 基礎情報学研究会 高田信夫 3月23日、日本学術会議から「大学教育の分野別品質保証のための教育課 程編成上の参照基準情報学分野」が公表された。この参照基準の中に基礎情 報学的な内容が盛り込まれているので、それについて報告させていただく。 「大学教育の分野別品質保証のための教育課程編成上の参照基準」とは、 日本学術会議が文部科学省高等教育局長からの依頼を受け、2010年7月にと りまとめた「大学教育の分野別品質保証の在り方について」の中で提案した 「分野別の教育課程編成上の参照基準」のことであり、今回公表されたのは、 その情報学分野である。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101-sr-sr.pdf ▲目次へ [2] 第9回シンポジウム 参加申込み受付中(開催日 5月14日 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 第9回シンポジウムを開催いたします。 現在参加の申込を受け付けています。(〜5/6まで) 日時 2016年5月14日(土) 13:30〜17:10 場所 専修大学 神田校舎5号館571教室 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html#map_kanda 参加費 会員:無料 非会員:2,000円 学生:無料 参加のお申込は下記をご参照の上、事務局までメールでお申し込み下さい。 http://www.issj.net/sympo/2016/160514_sympo.html 事務局 issj-office■issj.net(■は半角@に置き換えて下さい) ▲目次へ [3] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日) 第12回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。 日時 11月12日(土)、13日(日) 場所 富山国際会議場 (富山市大手町1番2号) https://www.ticc.co.jp/index.html 内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。 ▲目次へ [4] 情報システム学会誌(JISSJ)表紙デザイン募集(再掲) 詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。 情報システム学会では、学会誌の表紙デザインを広く募集しています。奮っ てご応募ください。採用された方には、学会より賞金および感謝状を贈呈い たします。 応募締切 2016年8月1日(月)(必着) 結果通知 2016年11月上旬 賞 金 採用者(代表者)1名に1万円 お問合せ: issj-journal■issj.net ■ は半角 @ とする。 ▲目次へ [5] 基礎情報学研究会 開催報告(3月26日開催) 1 日時:2016年3月26日(土)14:00〜17:00 2 場所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室 3 参加者:22名 4 テーマ:「これからの高等学校教科情報はどうあるべきか」 5 パネリスト 生田研一郎(中大杉並高校教諭) 春日井優(埼玉県立川越南高校教諭) 藤岡健史(京都市立西京高校教諭) (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101-kk-kk.pdf ▲目次へ [6] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第64回 数学は発明か発見か? ? プラトン的世界観 数学は、プラトン的な概念世界のどこかにそびえ立つ、壮麗な城である。 (数学者たちは)献身的な努力によって、畏れ多くもその城を発見するので ある。(発明するのではなく)[1] -- 映画にもなったカール・セーガンの小説「コンタクト」は、SETI(地球外 知的生命体探査)の電波望遠鏡が、ノイズの中からドラムビートをキャッチ する場面から物語が展開します。パルスが2つ、一休みして3つ、一休みして 5つ、7、11、・・・907まですべての素数が並び、また最初に戻ります。[3] 素数は人類が発明した概念ではない。進化した生命体なら必ず発見してい る。物理的な宇宙誕生と同時に数学の概念がセットとしてそこに組み込まれ ている。宇宙と素粒子という極大と極小の両極端の世界も、そこに組み込ま れた数学の法則が支配する。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101-ot-ot.pdf ▲目次へ [7] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第97回 2つのリーダーシップ論・・PM理論とSL理論 前回、リーダーシップの理想像として、20世紀の名指揮者の指揮スタイ ルを紹介しましたが、数多くあるリーダーシップ論の中で、面白いと思い、 日々のマネジメントの中で考慮しようと思っているものに、「PM理論」と 「SL理論」があります。どちらも有名なものですが、自身の日々のマネジ メント活動にまで落としこまれているとはいいがたいので、改めて振り返っ てみたいと思います。 まず、「PM理論」です。心理学者の三隅二不二さんによって提唱され た理論です。組織におけるリーダーのリーダーシップの機能・行動を、P 機能とM機能の二軸でとらえて類型化しています。 「PM理論」のPは、パフォーマンス、「Performance function:目標 達成機能」、Mは、メンテナンス、「Maintenance function:集団維持機 能」の略です。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101-pg-pg.pdf ▲目次へ [8] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第107回 震災復興の情報システム学(承前) 新国立競技場の建設費は、2012年デザイン公募時の目標が1300億 円でしたが、採用された案では設計業者の見積もりが3000億円を超え、 その後修正を重ねましたが、最終的に目標値をはるかにオーバーすることが 確実になり、2015年7月、白紙撤回、仕切り直しとなりました。推進組 織が烏合の衆で、プロジェクトマネジメントが欠落していたことが原因でし た。 新国立競技場の建設費については仕切り直しされましたが、その200倍 もの大規模予算が、現在もなお、きわめて杜撰、不適切に計画・実行されつ つあります。東日本大震災からの復興と福島原発事故への対応です。一橋大 学大学院教授・齊藤誠氏の精緻な分析によると、前者の予算は、被災の実態 に対してあまりにも過大であり、一方後者では、国民に分かりにくい形で、 きわめて姑息な対応がなされつつあります。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm11/01/mm1101-hs-hs.pdf ▲目次へ [9] 会員の広場 会員の著書の紹介:国家の情報参謀 会員の松平和也氏(情報学博士)が3月17日に『国家の情報参謀』を電子 出版されました(電子書籍サイト[コンテン堂] \1,296 http://contendo.jp/store/contendo/Product/Detail/Code/J0010342BK0046849001/) 国家の参謀を「国民の平和維持と国家の繁栄に関わる特別な能力を持ち、国 家の危機を事前に予知し結果的に国民を救う人」と定義し、“情報”の語源 から説き起こして、歴史上の参謀の系譜を俯瞰しながら、参謀に必要な能力 を明らかにし(“情報の活用”に敏感で練達していなければならない)、“ 情報”の観点から我が国や社会の将来を考える上で必要とされる参謀の育成 策を示しています。(川野喜一) ※この会員の広場に、会員の皆さまが出版された、情報や情報システム、情 報システム学に関連する著書をご紹介ください。 (編集長 川野喜一) ▲目次へ ******************************************************************** 03月26日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/12/mm1012.html 02月25日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/11/mm1011.html 01月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/10/mm1010.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ