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         情報システム学会 メールマガジン
                 2016.02.25 No.10-11

[1] 10周年記念論文賞 受賞論文について
[2] 基礎情報学研究会 第16回勉強会開催のお知らせ(3月26日)
[3] 第9回シンポジウム開催予定(5月14日)
[4] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日)
[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第62回 ピュタゴラスの音楽(8)- 重力波
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第95回 新しい組織としてのオーケストラ
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第105回 再起概念としての本質化/現実化
[8] 2016年度会費 納入のお願い
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[1] 10周年記念論文賞 受賞論文について
10周年記念論文賞の受賞論文が下記のとおり決定いたしました。

最優秀論文賞 該当なし
優秀論文賞  下記2編
 SCORオントロジーに基づく生産管理プロセスモデリング 支援ツールの実装
   森田 武史、洪 潤基、斉藤 忍、飯島 正、山口 高平
 パス歩行行列の仮想定のノード及びパスへの拡張
   中西昌武

優秀論文賞は、本年5月開催予定の「第9回シンポジウム」にて表彰され、表
彰の盾、表彰状、賞金が授与されます。
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[2] 基礎情報学研究会 第16回勉強会開催のお知らせ(3月26日)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

1. 日 時:2016年3月26日(土)午後2時〜5時
2. 場 所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
  〒112-0012 文京区大塚5−40−18 友成フォーサイトビル6F
3. パネルディスカッション
  タイトル:「これからの高等学校教科情報はどうあるべきか」
4. パネリスト 生田研一郎(中大杉並高校教諭)
        春日井優(埼玉県立川越南高校教諭)
        藤岡健史(京都市立西京高等学校教諭)

参加費:無料
参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
at5n-tkd■asahi-net.or.jp 「基礎情報学研究会」事務局 高田信夫宛て
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[3] 第9回シンポジウム開催予定(5月14日)

第9回シンポジウムを5月14日に開催いたします。
内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。
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[4] 第12回全国大会・研究発表大会開催予定(11月12日、13日)

第12回全国大会・研究発表大会を下記の要領で開催する予定です。
日時 11月12日(土)、13日(日)
場所 富山国際会議場 (富山市大手町1番2号)
   https://www.ticc.co.jp/index.html

初の試みとして、大学以外の施設を借用しての開催となります。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。
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[5] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第62回 ピュタゴラスの音楽(8)- 重力波

 「重力波を初観測」のニュース、2月12日朝刊1面トップで伝えられていま
す。
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 米カリフォルニア工科大と米マサチューセッツ工科大などの研究チームは
11日、物理学者アインシュタイン(1879-1955)が100年前に一般相対性理論
で存在を予言した重力波について「初めて観測した」と発表した。これまで
直接観測した例はなく、宇宙初期の状態などを重力波で観測する「重力波天
文学」の道を開く成果だ。(読売新聞、平成28年2月12日朝刊1面より)
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 「宇宙を創るダークマター」の著者キャサリン・フリースは、書籍でも次
のように予測していた。(原著出版は2014年)
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 一般相対論によれば、物体が動くたびに重力波が発生すると予想される。
たとえば手を振ると重力波が発生する。しかし、あまり弱くて検出できない。
それに対して、2つのブラックホールが衝突合体して大きいブラックホール
ができると、かなり強い重力波が発生し、検出できるはずだ。
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(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/11/mm1011-ot-ot.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第95回 新しい組織としてのオーケストラ

 前号で、「指揮者のいないオーケストラ」のあり方について、オルフェウ
ス・プロセスを紹介し、プロジェクトにおいても、そのプロセスのよいとこ
ろを取り込めるのでは、という話をしました。ウィーン生まれウィーン育ち
の経営学者ピーター・ドラッカーは「オーケストラこそが理想の組織」とい
っており、また、ドラッカーの著作を読むと、ここかしこに、あるべきリー
ダーと組織について語る際に、指揮者やオーケストラのあり方が比喩として
使われています。
 ドラッカーさんの著作、一度どこかでまとめて棚卸しをしてみたいと思い
つつ、なかなかできずにいたら、財団法人日本フィルハーモニー交響楽団で、
広報宣伝部や企画制作部等を歴任された山岸淳子さんの『ドラッカーとオー
ケストラの組織論』(*1)に、詳細に整理されていました。今回は、山岸
さんの本からの紹介が中心になってしまい恐縮ですが、オーケストラに未来
の組織像を見ていたドラッカーさんのオーケストラ観を紹介したいと思います。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/11/mm1011-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第105回 再起概念としての本質化/現実化

 1月27日伝えられた、人工知能が囲碁でプロ棋士に勝ったというニュー
スは、多くの関係者に衝撃を与えました。チェスや将棋に比べ囲碁は局面の
数が桁外れに多く、AIが人間を超えるのは早くて10年先と、専門家の間
で予測されていたからです。
 予想外に早くAIがプロを破ったのは、優れた囲碁知識をコンピュータに
与えたからではなく、コンピュータに学ぶ力をもたせて、大量の対戦データ
をもとに、局面に応じて次の1手を決める力や大局的な盤面評価能力を鍛え
上げたからです。
 その中核になったのが、ディープラーニング(深層学習)です。深層学習
では、学習を何回も積み重ねて、画像や大量のデータに潜む特徴を見出して
いきます。画像やデータの特徴を見出していくことができるようになったと
いうことは、今まで人間だけの能力と考えられてきた、ものごとの概念化や
本質化能力に、コンピュータが迫りつつあるということを示しています。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/11/mm1011-hs-hs.pdf
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[8] 2016年度会費 納入のお願い

 2016年度の会費を納入頂いた方には御礼申し上げます。
 まだの方にはお支払いをお願いします。請求書を2月上旬に郵送させてい
ただきました。詳細はそちらをご参照下さい。請求書が届いていない場合は、
お届けの住所が間違っていることが考えられますので、事務局まで
ご連絡いただきますようお願いいたします。

年会費  正会員(5,000円) 学生会員(2,000円)
     賛助会員(50,000円/一口)
納入期限 2016年3月31日(木)
振込先  三菱東京UFJ銀行  市ヶ谷支店(014)普通預金 0087521
     ゆうちょ銀行   〇一九支店(019)当座預金 0300365
     郵便振替  00180−7−300365
     名義人 社)情報システム学会(
           シャ)ジョウホウシステムガッカイ)
お問合せ先:事務局 issj-office■issj.net
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  01月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/10/mm1010.html
  01月01日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009.html
  11月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/08/mm1008.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、
      芳賀正憲(50音順)
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