迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2016.01.01 No.10-09 [1] 新年のご挨拶(伊藤重隆会長) [2] 学会誌のJ-STAGE登載決定について [3] 賛助会員・賀詞交歓会について(1月21日開催) [4] 新情報システム学序説チュートリアル発行について [5] 第11回全国大会・研究発表大会 開催報告(11月21、22日開催) [6] 第11回全国大会・研究発表大会 ・ベストペーパー賞、ベストペーパー特別賞 選定記(石井委員長) ・BP賞(山口高平)、BP特別賞(黒田光洋)受賞の言葉 [7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第60回 ピュタゴラスの音楽(6) − ケプラーの夢 [8] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩) 第64回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(27) [9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第93回 「少彦名<すくなさま>」・・『古事記』のこころ [10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第103回 情報と情報システムの常識(承前3) [11]会員の広場 「グループワークによる情報リテラシ」のご紹介 (魚田勝臣 他) ******************************************************************** ▲目次へ [1] 新年のご挨拶(伊藤重隆会長) 皆様、明けましておめでとうございます。 本年が皆様に取り良い年でありますようにお祈り申し上げます。 昨年は当学会10周年に当たり10周年事業を推進しました。5月には10周年 記念式典、11月には10周年記念全国大会・研究発表大会を慶應義塾大学(日 吉キャンパス)で開催し盛況の内に終了いたしました。また、その際に学会 へ貢献のあった皆様へ10周年表彰状を差し上げました。10周年事業としては 上記のほかに10年史を編纂し大会時にお配りし10周年記念論文については現 在、選考中です。学会誌については10年の区切りとして10周年版を取りまと めました。この10周年記念事業推進に際し多くの皆様から寄付を頂戴しまし た。大変、感謝申し上げます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-as-as.pdf ▲目次へ [2] 学会誌のJ-STAGE登載決定について 情報システム学会誌が、J-STAGEの搭載誌として採択されることになりまし た。 詳しい内容については下記をご覧下さい。 http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-js-js.pdf ▲目次へ [3] 賛助会員・賀詞交歓会について(1月21日開催) 賛助会員の方を対象とした賀詞交歓会を交詢社にて開催します。 日時 2016年1月21日(木) 12:00〜14:00 場所 交詢社 http://www.kojunsha.or.jp/access.htm お問い合せは事務局まで issj-office■issj.net ▲目次へ [4] 新情報システム学序説チュートリアル発行について 新情報システム学体系調査研究委員会 2014年2月に当学会にて編纂し発刊いたしました『新情報システム学序説』 のチュートリアルを発行しました。 発行の目的、概要については、下記をご参照下さい。 http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-is-is.pdf チュートリアル本体については、下記よりダウンロードできます。。 http://www.issj.net/gaiyou/josetu_tutorial.pdf ▲目次へ [5] 第11回全国大会・研究発表大会 開催報告(11月21、22日開催) 篠沢佳久(大会実行委員長 慶應義塾大学) 去る11月21日(土),22日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎 におきまして第11回全国大会・研究発表大会を開催致しました.情報シス テム学会は,情報システムの新しいあり方,情報システム学の構築を目指 すべく,産業界,学界の方々が研究,議論,交流する場として2005年4月に 発足致しました.多くの方々のご協力のもとで,本年度,設立10周年を迎 えることができました.そこで,情報システム学の提唱者でもあります浦 昭二先生(慶應義塾大学名誉教授)とつながりの深い慶應義塾大学にて10 周年記念第11回全国大会・研究発表大会を開催するはこびとなりました. 慶應義塾大学におきましては2008年度第四回全国大会・研究発表大会に続 き,二度目の開催となります. (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-zk-zk.pdf ▲目次へ [6] 第11回全国大会・研究発表大会 ・ベストペーパー賞、ベストペーパー特別賞 選定記 (石井信明 プログラム委員長) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-bp0-bp0.pdf ・ベストペーパー賞 受賞の言葉(山口高平) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-bp-bp.pdf ・ベストペーパー特別賞 受賞の言葉(黒田光洋) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-bps-bps.pdf ▲目次へ [7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第60回 ピュタゴラスの音楽(6) − ケプラーの夢 当連載第57回で取りあげたキケロの「スキピオの夢」では遙か天の川から 地球を眺めましたが、「ケプラーの夢」では月から地球と諸惑星を眺めます。 ケプラーは、もしも月から天空を観察すれば地上からとどのように違うだろ うかを自身の地動説のモデルから正確に計算し、それを小説の形で書き上げ ました。出版される前にケプラーは亡くなり、子息が引き継いで公にしたも のです。 ●月世界旅行 SFの父と呼ばれる2人の作家 ? ジュール・ヴェルヌ(1828-1905)と H.G. ウェルズ(1866-1946)には、共に月世界旅行をテーマにしたSFがあります。 どのようにして月に行ったのかを見てみると、ジュール・ヴェルヌの小説 では大きな砲弾の中に人が入り大砲で打ち上げます。 H.G.ウェルズは少し時代が下る分、科学的になってきます。反重力物質が 発明され、それで月に行くことができます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-ot-ot.pdf ▲目次へ [8] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩) 第64回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(27) 「レーヒ・スミス米国特許法」におけるグレースピリオド制と先使用の拡 大【12】 (e)(5)大学などの高等教育機関が発明した技術の商用化を促進するため の技術移転機関が所有する特許について、商業的に使用する者は商業的先使 用を抗弁として主張することができない。米国特許法は先使用の抗弁を広く 認めたが、開発した技術の商業使用を推し進めようとする大学に配慮して大 学が事前に研究発表した技術を、産業界が実施しても、善意の第三者として その技術を先使用とは認めないということである。これまでのように大学が 単なる研究機関ではなく、技術開発機関としての役割を担うため、それを保 護するために、先使用の抗弁を認めないことになった。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-cj-cj.pdf ▲目次へ [9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第93回 「少彦名<すくなさま>」・・『古事記』のこころ 新年にあたって、『古事記』のエピソードから「少彦名<すくなさま>」 について紹介したいと思います。 昨年末、一年の疲れをとろうと思い、四国・愛媛県松山市にある道後温泉 に行ってきました。 道後温泉は、日本国内でも一番古い歴史を持つといわ れる温泉の一つであり、夏目漱石の小説『坊っちゃん』にも登場する「道後 温泉本館」が有名です。大国主命(おおくにぬしのみこと)とともに、国づ くりを行った少彦名が、旅の途中で立ち寄り、温泉に入って元気を回復し石 の上で踊り出したという「玉の石」など、周辺には少彦名に関する碑や像が あります。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-pg-pg.pdf ▲目次へ [10] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第103回 情報と情報システムの常識(承前3) 「死んだ人は意見を変えないでしょ。変わらぬ意見を借りてこの世の中を 批評しなければ」。先年なくなった加藤周一さんの言葉です(日経新聞朝刊 10月31日)。 情報システム学会員にとって衝撃的な言葉です。学会にとって、なくなっ た方とは浦昭二先生のことでしょう。浦先生の提起された情報システム学の 定義(世の中の仕組みを情報システムとして考察し、その本質を捉え・・・) も、新しく情報システム学の体系化を進め普及させるようにという2009 年のご指示も、浦先生がなくなられた以上、変わることはありません。 新たな10年に船出したNPOとしての情報システム学会にとって、浦先 生から託されたミッションを全員で再確認し、総力を挙げてその実現の歩を 進めていくことは、今や喫緊の課題です。共通認識された体系が存在しなけ れば、全国大会の開催や委員会・研究会活動の意義が半減し、論文の新規性 も有用性も的確に判断できないからです。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-hs-hs.pdf ▲目次へ [11]会員の広場 「グループワークによる情報リテラシ」のご紹介 (魚田勝臣 他) メルマガ10/29号の会員の広場でご紹介しましたが、情報システム学会会 員6名を含む大学教員が、情報リテラシについての新刊書を上梓しましたの で、メルマガ誌上でご案内申し上げます。この本では、情報リテラシを、 人間活動を系統的に学ぶ教科と捉えて、情報の収集・分析から、論理的思考、 課題解決、情報の表現までをグループで演習します。当学会が2014年2月に 発刊した「新情報システム学序説」を念頭に編纂した、初めての情報リテラ シ書籍と自負しています。 ・書名 グループワークによる情報リテラシ −情報の収集・分析から、論理的思考、課題解決、情報の表現まで− (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009-hr-hr.pdf ▲目次へ ******************************************************************** 11月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/09/mm1009.html 10月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007.html 9月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/06/mm1006.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ