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         情報システム学会 メールマガジン
                 2015.11.30 No.10-08

[1] 「10周年記念事業寄付金」募集のお知らせ(12月まで)
[2] 「10周年記念DVD」「情報システム学会 10年のあゆみ」
  発行のお知らせ
[3] 「10周年記念論文集」発行のお知らせ
[4] 第11回全国大会・研究発表大会(BP賞、BP特別賞)
[5] 「10周年記念表彰式」開催報告(11月22日)
[6] 第17回 教育情報システムデザイン研究会 開催報告(10月7日開催)
[7] 教育情報システムデザイン研究会研究成果の電子本出版について
[8] 新情報システム学体系化研究・第7回講演会開催報告(10月15日開催)
[9] 第18回懇話会 開催報告(10月20日開催)
[10]第6回 私の主張の会 開催報告(11月4日開催)
[11]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第59回 ピュタゴラスの音楽(5) − ヨハネス・ケプラー
[12]連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第63回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(26)
[13]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第92回 IS技術者のコンピテンシー
[14]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第102回 情報と情報システムの常識(承前2)
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[1] 「10周年記念事業寄付金」募集のお知らせ(12月31日まで)

詳しくは http://www.issj.net/10th.html の「6.10周年記念事業への寄付
募集について」をご参照ください。

11月12日までにご寄付いただいた方のお名前を「芳名録」として上記サイト
に掲載しました。ご参照下さい。

引き続き、ご寄付を募集しています。
 1 事業内容    10周年記念事業
 2 募集目標金額 1百万円
 3 募集期間   2015年9月―2015年12月31日
  4  募集対象   個人、法人およびその他団体等
 5 募集方法   一口以上(個人一口 5,000円 法人一口 20,000円)
    学会口座への払い込みにてお願いいたします
   ・三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店 普通 0087521
    口座名義:社)情報システム学会
   ・【郵便局の払込用紙にてお支払いの場合】
    口座記号・番号 00180-7-300365 加入者名 社)情報システム学会
 6 寄付して頂いた方には情報システム学会10年史の本を進呈します。
 7 芳名録をWebに掲載します。

お問合せ先(事務局) issj-office■issj.net
   ■は半角@に置き換え下さい
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[2] 「10周年記念DVD」「情報システム学会 10年のあゆみ」発行のお知らせ

創立10周年にあたり「10周年記念DVD」並びに書籍「情報システム学会 10
年のあゆみ」を2015年11月20日に発行しました。

「10周年記念DVD」は会員の方に無料で頒布します。
ご希望の方は事務局までご連絡下さい。

■「10周年記念DVD」
 内容 1.10年史「情報システム学会 10年のあゆみ」
      (下記の書籍の内容をPDFファイルにて収録)
    2.メールマガジン(創刊号〜2015年5月号まで)
    3.社会への提言(これまでに学会が発信した提言を収録)
 頒布 ・会員の方には1枚に限り無料で進呈します(送料も学会が負担)。
    ・非会員の方には頒価500円(送料込み)にて頒布します。

■10年史「情報システム学会 10年のあゆみ」(書籍)
 内容 学会の10年の歴史を1冊の本にしました。
 目次 第1部 学会の設立と学会運営
    第2部 学会の活動内容
    第3部 今後の展望
    第4部 資料編
 体裁 B5版、175ページ
 頒布 「10周年記念寄付事業」に応募された方には1冊無料で進呈します。
    その他の方でご希望がある場合は頒価3,000円にて頒布します。

■応募方法
 「DVD希望」または「10年史書籍希望」と明記の上、事務局まで部数、送
り先を事務局までご連絡下さい。12月1日以降順次発送いたします。
事務局  issj-office■issj.net (■は半角@に置き換え下さい)
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[3] 「10周年記念論文集」発行のお知らせ

創立10周年にあたり、これまで学会誌に掲載された論文18編を一冊の本にま
とめ「情報システム学会誌 10周年記念論文集」(頒価2,500円)として
2015年11月20日に発行しました。
購入ご希望の方は事務局までご連絡下さい。
事務局  issj-office■issj.net (■は半角@に置き換え下さい)
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[4] 第11回全国大会・研究発表大会(BP賞、BP特別賞)
 「10周年記念 第11回全国大会・研究発表大会」が11月21日、22日に慶應
義塾大学にて開催され、下記の方々が受賞されました。

・ベストペーパー賞(BP賞)
  山口高平氏(慶應義塾大学):
  『実践知能アプリケーション構築プラットフォームPRINTEPS』
・ベストペーパー特別賞(BP特別賞)
  黒田光洋氏:
  『情報システム部門のひとり運営実践と中堅中小企業の現実解』

大会の開催報告、選定記、受賞の言葉などは次号以降に掲載します。
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[5] 「10周年記念表彰式」開催報告(11月22日)
 全国大会のプログラムの一部ごとして、11月22日に「10周年記念表彰式」
が行われました。学会の創立10周年にあたり、学会の発展に多大な貢献のあ
った34名の方が表彰されました。そのうち表彰式に出席された23名の方が、
本学会の初代会長であり、終身名誉会長である北城恪太郎氏から表彰状を授
与されました。また、表彰者を代表して小林萠氏、細野公男氏から、一言ご
挨拶をいただきました。
 受賞者の一覧は http://www.issj.net/10th.html の「5.10周年記念表彰」
をご参照ください。
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[6] 第17回 教育情報システムデザイン研究会 開催報告(10月7日開催)
詳しくは https://www.facebook.com/EisdLab の「研究会のページ」をご参
照ください。

 第17回教育情報システムデザイン研究会(eポートフォリオシステムに関
する講演会)が下記の通り開催されました。

日時:2015年(平成27年)10月7日(水)19:00〜21:00
会場:コンベンションルームAP品川アネックス 地下1階O会議室
  東京都港区高輪3丁目23-17 品川センタービルディング
出席者:10名
講演概要:「教育eポートフォリオの夢と現実
       〜人間を中心としたeポートフォリオシステムの考察〜」
講演者:藤田豊氏(横浜市消防局総務部企画課)
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[7] 教育情報システムデザイン研究会研究成果の電子本出版について
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

 教育情報システムデザイン研究会では、昨年度からeポートフォリオ
システムに関する調査研究を実施しており、その内容を電子書籍として
出版し、Amazon kindle ストアにて販売を開始しました。eポートフォ
リオシステムを導入されている機関の方はもちろんのこと、eポートフォ
リオシステムにご興味ある方には参考になる内容となっています。

書籍名:eポートフォリオへの一歩を踏み出そう!
     〜活用されるeポートフォリオシステムへの手がかり〜
概要:高等教育機関を対象として、」eポートフォリオシステムを教育に取
り込んでいく授者の参考となるよう、eポートフォリオシステムの機能と使
用シーン、また実際の活事例などを紹介する。

著 者:石井嘉明, 千葉佑介, 佐藤祥史, 貝原有香
発行日:2015年 10 月 1日 初版発行
ISBNN : 978-4-905112-05-1
Amazon kindleストア販売価格:100円
URL: http://www.amazon.co.jp/dp/B017JBNQNA/
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[8] 新情報システム学体系化研究・第7回講演会 開催報告(10月15日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

◆日時:2015年10月15日(水) 18時〜 20時30分
◆場所:青山学 院大総研ビル 8階第10会議室
◆講演テーマ:情報システムサイクルとパタン・ランゲージ」
◆講師:情報システム総研 代表取締役社長/モデラー 児玉公信氏
◆参加者: 11 名
◆概要:エンジニアリングの観点から、効果的な情報システムを企画・構築
するための概念や考え方について、情報システム総研の児玉公信氏にご講演
頂きました。
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[9] 第18回懇話会 開催報告(10月20日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

◆開催日時:2015年(平成27年)10月20日(木) 18時〜20時
◆場所  :専修大学神田キャンパス 7号館772教室
◆講演者 :齋藤雄志氏 (専修大学名誉教授)
◆出席者 :9名
◆テーマ :巨大システムの計画と戦略的失敗
       〜システム分析の視点から〜(第2回)
◆資料  :巨大システムの計画と戦略的失敗〜システム分析の視点から〜」
      (第2回)・・・ PPT版、96頁
◆講演内容 : 発表内容からの抜粋
1.今日のテーマ:戦略的失敗事例の続きとどのような対策が必要か
2.戦略的失敗の事例(前回の続き)
3.戦略的失敗を回避する手段は存在するか?
4.制度・手法・知識を越えて
5.結論に替えて(抜粋)
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[10]第6回 私の主張の会 開催報告(11月4日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

今回の主張のキーワードは「ひとり情シス」です。自社の情報システムを
一人で立て直したご経験から、中堅中小企業における「ひとり情シス」実
現の経緯やその有効性と今後についてお話を頂き、参加者と活発な意見交
換を行いました。

1.日時  2015年11月4日(水) 18:00〜20:00
2.場所  専修大学神田キャンパス7号館773教室 参加者 11名
3.発表者 黒田 光洋氏(民間企業で情報システムの管理・構築をご担当)
4.主張の概要
(テーマ)中堅中小企業のIT活用のカギは「ひとり情シス」にあり
(発表の概要)
「ひとり情シス」は、中堅中小企業のIT活用における現実解である。はじ
めに「ひとり情シス」が実現した経緯を、そして次になぜ「ひとり情シス」
だとうまくいくのかについて紹介する。
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[11]連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第59回 ピュタゴラスの音楽(5) − ヨハネス・ケプラー

 歴史の流れに埋没してしまったかに見えたピュタゴラスの「天球の音楽」
の概念は、ヨハネス・ケプラー(1571-1630)により引き継がれ復活します。
ケプラーは、惑星の運行は幾何学的または数学的原理に基付いた単純なモ
デルで現わせる筈だと考えました。またそのモデルは、音楽としても調和
している筈だとも考えました。秘密主義のティコ・ブラーエから苦労の末
引き継いだ膨大な惑星運行の観測データから、太陽を中心とした惑星の運
行のモデルを作成し、有名なケプラーの3法則を提唱します。

当時の天文学者の年代を並べてみます。
 ニコラウス・コペルニクス(1473-1543)
 ティコ・ブラーエ(1546-1601)
 ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)
 ヨハネス・ケプラー(1571-1630)

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/08/mm1008-ot-ot.pdf
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[12]連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第63回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(26)

 「レーヒ・スミス米国特許法」におけるグレースピリオド制と先使用の拡
大【11】
(e)(2)抗弁の理由が特許権者または当該特許権関係者から知り得たも
のであるときは抗弁を主張することはできない。米国旧273条に規定され、
出願前に開示された発明はパブリックドメインとして規制している。これ
は、日本の冒認出願制度(日本特許法49条7号)と同じ立場をとっている。
また、EUのドイツ特許法12条のように善意で知り得た第三者の先使用権を
認めていないことから、グレースピリオド制度を厳格に制限することにな
る。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/08/mm1008-cj-cj.pdf
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[13]連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第92回 IS技術者のコンピテンシー

 IS技術者の能力やスキルを評価する指標として、「コンピテンシー」が
あります。
 従来から使われている「能力」は、優秀か否かという視点で捉えたもので
した。しかし、頭がよくて高学歴の人が必ずしも仕事の成果が高いわけでは
ありません。そこで、人のスキルや能力を、成果につながるかどうかという
視点で捉えなおしたのが、「コンピテンシー」となります。

 最近手にとった川上真史さんの『のめり込む力―楽しみながら仕事の成果
をあげる7つのルール』(*1)に、この「コンピテンー」にまつわる丁寧
な解説と驚きの事実があったので、紹介したいと思います

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/08/mm1008-pg-pg.pdf
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[14]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第102回 情報と情報システムの常識(承前2)

 経営学の創始者、ドラッカーの名著の1つに『非営利組織の経営』(19
90年)があります。日本では翌年翻訳が出され、2007年に最新訳が出
版されました。
 この著作でドラッカーが非営利組織(NPO)に関して最も強調している
のは、自らの組織のミッションを考え抜き定義することの重要性です。19
世紀イギリスの最高の教育者の1人、ラグビー校のアーノルドが「パブリッ
クスクールのミッションは紳士をつくることである」と定義した例などが挙
げられています。
 ドラッカーによると、ミッションは長期のものでなければなりません。長
期の目標からスタートし、そこから戻って今日何をするかを考えなければな
らないとされています。
 また、NPOが「してはならないこと」として、あまりに大義にコミット
し正しいことを行なっていると信じるがゆえに、組織自体を目的と錯覚し、
官僚主義に陥ることを戒めています。「ミッションに貢献するか」を考えな
いで、「内規にあっているか」を考えるようになると、成果は損なわれ、ビ
ジョンも献身も見失われます。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/08/mm1008-hs-hs.pdf

[訂正とお詫び]
メールマガジンNo.10-07(2015年10月29日発行)内の記事
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[6] UOS関西支部での講演会開催報告
において「11月7日開催」とあるのは誤りで、正しくは「10月7日開催」
です。訂正してここにお詫び申し上げます。
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  10月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007.html
  9月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/06/mm1006.html
  8月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005.html

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 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、
      芳賀正憲(50音順)
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