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         情報システム学会 メールマガジン
                 2015.10.29 No.10-07

[1] 「10周年記念事業寄付金」募集のお知らせ
[2] 第6回 私の主張の会 開催のお知らせ(11月4日開催)
[3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催)
[4] 基礎情報学研究会 第15回勉強会開催のお知らせ(11月28日開催)
[5] 新情報システム学序説チュートリアル発行について(予告)
[6] UOS関西支部での講演会開催報告(10月7日開催)
[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第58回 ピュタゴラスの音楽(4) - ニュートリノ振動
[8] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第62回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(25)
[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第91回 意思決定において考えるべきこと
[10]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第101回 情報と情報システムの常識(承前)
[11]会員の広場 『グループワークによる情報リテラシ』書籍の発刊について
  (魚田勝臣)
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[1] 「10周年記念事業寄付金」募集のお知らせ
詳しくは http://www.issj.net/10th.html の「6.10周年記念事業への寄付
募集について」をご参照ください。

10月23日までにご寄付いただいた方のお名前を「芳名録」として上記サイト
に掲載しました。ご参照下さい。

引き続き、ご寄付を募集しています。
11月10日までにご寄付いただいた方の芳名録を「10年史」とともにお渡しす
る予定です。奮ってご応募下さい。

 1 事業内容    10周年記念事業
 2 募集目標金額 1百万円
 3 募集期間   2015年9月―2015年12月
  4  募集対象   個人、法人およびその他団体等
 5 募集方法   一口以上(個人一口 5,000円 法人一口 20,000円)
    学会口座への払い込みにてお願いいたします
   ・三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店 普通 0087521
    口座名義:社)情報システム学会
   ・【郵便局の払込用紙にてお支払いの場合】
    口座記号・番号 00180-7-300365 加入者名 社)情報システム学会
 6 寄付して頂いた方には情報システム学会10年史の本を進呈します。
 7 芳名録をWebに掲載します。

お問合せ先(事務局) issj-office■issj.net
   ■は半角@に置き換え下さい
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[2] 第6回 私の主張の会 開催のお知らせ(11月4日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 「私の主張」の会は、皆様の日頃考えておられる事項について話して頂き、
参加の会員の皆様と討議を行うことで会員間の交流を活発に同時に新しい見
方、知見を見出そうとするものです。会員の方は誰でも参加できます。

表題 「中堅中小企業のIT活用のカギは「ひとり情シス」にあり」
要旨 「ひとり情シス」という言葉をご存知でしょうか。企業の情報システ
ムを一人で運営管理する人をこう呼びます。この「ひとり情シス」によって、
自社の情報システムを立て直したご経験から、中堅中小企業における「ひと
り情シス」の有効性について解説を頂きます。

日時 2015年11月4日(水) 18:00〜20:00
場所 専修大学神田校舎 7号館7階 773教室
※参加希望の方は下記までご連絡下さい。
企画委員長 甲斐莊正晃 kmasaaki■kainosho.com
企画副委員長 渋谷照夫 shibu_t4771■kym.biglobe.ne.jp
(■ を @ に置換えてください)
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[3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催)
詳しくは大会ホームページ  http://www.issj.net/conf/issj2015/を
ご参照ください。

ただいま、事前参加のお申込を受付中です。奮ってご応募下さい。
また、発表論文の締め切りも迫っています。発表の申込みをされた方はご留
意ください。

【大会概要】
・大会ホームページ  http://www.issj.net/conf/issj2015/
・開催場所     慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎
・テーマ            情報システムによる社会の革新を目指して
                    〜人間中心の情報システム再考〜
・招待講演  徳田 英幸氏 (慶應義塾大学 環境情報学部)
            石戸 奈々子氏(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科)
・発表申込期間      8/24(月)〜9/30(水)(締め切りました)
・採否通知          10/12(月)(終了)
・論文提出          10/13(火)〜10/30(金)【受付中!】
・事前参加申込      10/15(木)〜11/13(金)【受付中!】
・予稿集公開        11/15(日)
・大会期間          11/21(土)〜11/22(日)

大会に関するお問い合わせ先
issj2015■issj.net (■を @ に置換えて下さい)
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[4] 基礎情報学研究会 第15回勉強会開催のお知らせ(11月28日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

1. 日 時:2015年11月28日(土)午後2時〜午後5時
2. 場 所:コンピュータソフトウェア著作権協会会議室
     〒112-0012 文京区大塚5丁目40−18
     友成フォーサイトビル6F  TEL:03-5976-5175
     東京メトロ有楽町線「護国寺」駅1番出口を出て右折後4分
3. 講演タイトル:「社会情報学の視点から高校「情報」を考える」
4.講師:  伊藤守(早稲田大学)
5.講演の要旨
 社会情報学の視点から高校「情報」を考える場合、2つの柱が必要と考える。
 一つは、21世紀の「市民」教育としての情報教育である。生活のあらゆる
分野がコンピュータによる情報処理とデジタルネットワークを介したコミュ
ニケーションによって支えられるなかで、情報技術、メディア、コミュニケ
ーションに関する基本的理解が不可欠である。
 第二は、高校段階で、「情報学」の学問的奥行と広がりを学び、大学で
「情報学」分野で学びたいという意欲や知的好奇心を喚起する内容を用意するこ
とである。

参加費:無料
参加希望の方は以下のメールアドレスにメールをください。
at5n-tkd■asahi-net.or.jp(■を @ に置換えて下さい)
「基礎情報学研究会」事務局 高田信夫宛て
携帯電話番号:080-5438-4087
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[5] 新情報システム学序説チュートリアル発行について(予告)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

 昨年、当学会にて編纂し発刊いたしました、新情報システム学序説のチュ
ートリアルを発行することになりましたので、ご案内申し上げます。

◆チュートリアル発刊の目的:
 序説の意図する情報システム学の本質、真髄を理解しやすくする資料を提
供する。また、本資料を利用し定期的に個人会員向け、賛助会員向けに説明
会を実施し教育の機会を設ける。特に、序説刊行に気付いていないIS関係
者にも理解を深めていただく。
◆チュートリアルのボリューム:PPTファイルで約180ページ。
◆公開時期:
・2015年11月22日:第11回全国大会・研究発表大会・第2日研究発表で、チュ
ートリアルの概要を紹介する。
・2015年12月上旬(予定):チュートリアルを学会HPに掲載しダウンロー
ドして会員が参照可能とする。
◆問い合わせ先:<新情報システム学体系調査研究委員会:渋谷照夫>
e-mail: shibu_t4771■kym.biglobe.ne.jp (■ を @ に置換えてください)
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[6] UOS関西支部での講演会開催報告(10月7日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

        新情報システム学体系調査研究委員会 委員 渋谷照夫
 UOS関西支部様の定例会において、招待講演として、当学会で発刊しまし
た新情報システム学序説の説明とISSJ活動の紹介を実施いたしました。その
概要を以下に報告させていただきます。

◆UOS関西支部活動:
UOS(ユーオス)は日本IBM社のビジネスパートナ会社様から構成され
る団体で、ユーザーの視点でのITサービスの提供を目指し、営業、協業、技
術者育成などの観点で連携を図っている。全国5支部(関東・中部・関西・九
州・北海道の5支部)体制で約300社から構成される。今回はこの中の関西
支部の月例定例会で当学会の紹介の場をいただいた。

◆開催日:平成27年10月7日(水)15時30分〜18時
◆会場 :日本IBM株式会社 大阪事業所
◆招待講演(16:50〜17:40):
・人間中心の情報システムを目指して 〜新情報システム学序説の紹介〜
 講師:情報システム学会 理事 渋谷照夫
・ISSJ情報システム学会の紹介 ISSJ事務局長 魚田勝臣
◆参加者数:30名強
◆問合せ先:
<新情報システム学体系調査研究委員会:渋谷照夫>
e-mail: shibu_t4771■kym.biglobe.ne.jp (■ を @ に置き換えてください)
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[7] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第58回 ピュタゴラスの音楽(4) - ニュートリノ振動

 本年日本人受賞のノーベル物理学賞「ニュートリノ質量発見」門外漢なの
で理論的内容はほとんど理解できませんが、10/7付け読売新聞朝刊1面記事
を読み進めているとき「ニュートリノ振動」というキーワードにハッとしま
した。「振動」は当連載前回のキーワードです −「天体の振動による波動で
宇宙は満ちている。宇宙に遍満するエーテルは人に知られることなく脈打っ
ている。宇宙は生きている。」

 梶田氏らが解き明かしたのは、宇宙を大量に飛び回るニュートリノの謎の
一部だ。ニュートリノには「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある
が、飛行中に変身し、型が変わることを証明した。この変身が「ニュートリ
ノ振動」と呼ばれる物理現象だ。
 この現象はニュートリノに質量があることを示すもので、従来、ニュート
リノに質量はないとしていた標準理論を書き換えた。[10/7読売新聞朝刊]

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007-ot-ot.pdf
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[8] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第62回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(25)

 「レーヒ・スミス米国特許法」におけるグレースピリオド制と先使用の拡
大【10】
 そして、273条にはそれ以外のいくつかの先使用の抗弁が規定されている。
(c)薬事審査など安全性や有効性を確認する販売前行政審査のために商業
的販売や使用をすること、また、非営利研究機関や大学、病院などの非営利
団体による公衆を対象とした商業的な使用は、商業的使用であっても、侵害
の抗弁を有する。これは、日本に比べて短いものの、薬品の開発において薬
事審査に時間を要することや、商品の安全性を監視する政府やNG0などの活
動を支える目的があるものとも考えられる。また、米国司法省による積極的
な要請があったと言われている。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007-cj-cj.pdf
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[9] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第91回 意思決定において考えるべきこと

 プロジェクトを推進していると、納期・品質・コスト、そして多岐にわた
るスコープの全てを所期の目標値通り満たすことができず、どれを選択すべ
きか、どのような優先順位で取り組むのが適切なのか、そのトレードオフに
悩むことがしばしばあります。そのような悩みもあり、先日、意思決定に関
する長瀬勝彦氏の『意思決定のマネジメント』(*1)を手に取りました。
 「あとがき」に書かれていた長瀬先生が以前から持たれていた疑問とその
理由を解き明かす過程が紹介されています。私たちがふだん行っている「意
思決定」と、意思決定論なるものとの間にギャップがあること。その理由が
明らかにされていく中で、意思決定における気づきをたくさん得ることがで
きました。

 歴史的に有名な意思決定の方法には、等価交換法というものがあります。
ベンジャミン・フランクリンが使っていた方法で、聞くと私たちにも馴染み
が深いものです。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007-pg-pg.pdf
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[10]連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第101回 情報と情報システムの常識(承前)

 新しい情報システム学は、確立するとともに普及をはかり、産業界、学界、
官界で共通認識していくことが重要です。10月は、関西の業界団体と、新
潟県の浦昭二先生にゆかりの深い大学で説明会を開催しました。
 情報システム学は今日の社会で、工業社会における工学に匹敵する役割を
もっていますが、それ以上に、メタ学問、クラス学問として、すべての学問
をカバーする働きを担っています。それは、浦昭二先生が情報システム学に
与えられた定義(世の中の仕組みを情報システムとして考察し、その本質を
捉え、そこに横たわる問題を究明しそのあり様を改善することを目指す実践
的な学問)からも明らかです。ここで「世の中」は、浦先生の晩年のお考え
から、人類の生息圏すべてを表していると考えられます。
 世界経済危機の源になったサブプライム問題の本質の解明を、発生後直ち
に、経済学者に先駆けて行なったことは、情報システム学のめざましい成果
と言えるでしょう。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007-hs-hs.pdf
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[11]会員の広場

 『グループワークによる情報リテラシ』書籍の発刊について (魚田勝臣)

 本書は、情報リテラシを、日ごろの情報活動についてのリテラシ(活用能
力)を学ぶこと、具体的には、情報の収集、情報の分析、論理的思考、課題
解決、情報の表現の活用能力と考えて編纂しました.これは情報システム学会
が新情報システム学序説(以下序説)において提唱している、
   人間行動=情報行動、
   情報行動の内容=情報の入力、伝達、蓄積、処理、出力およびこれら
   の組み合わせ
と軌を一にするものです.情報リテラシ=PCやスマホの活用能力と考える書籍
が氾濫する中で、ユニークな書籍と自負しています.

書籍の名称:グループワークによる情報リテラシ 情報の収集・分析から、
      論理的思考、課題解決、情報の表現まで
編著者  :魚田 勝臣、著者:渥美 幸雄、植竹 朋文、大曽根 匡、関根 純、
      永田 奈央美、森本 祥一
発行   :共立出版株式会社
定価   :本体2,500円+税

 本書の第一の特徴は、実社会における問題の発見と解決のための科学的
な考え方と方法を組織だって学べることです.とくに、知識を覚えること
より「考えること」に重点をおいています.

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/07/mm1007-hr-hr.pdf
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  9月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/06/mm1006.html
  8月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005.html
  7月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/04/mm1004.html

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ISSJメルマガ編集委員会
 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣
 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、
      芳賀正憲(50音順)
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