迷惑メール対策として、メールアドレスの @ は ■ に変更しています。 ******************************************************************** 情報システム学会 メールマガジン 2015.08.27 No.10-05 [1] 情報システム学会設立10周年記念論文賞(投稿8月31日まで) [2] 第16回、第17回懇話会 開催のお知らせ(9月17日、10月20日開催) [3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催予定) [4] 寄稿 パネルディスカッションについて考える(秋田義一) [5] 寄稿 中堅中小企業のIT活用のカギは「ひとり情シス」にあり (黒田光洋) [6] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第56回 ピュタゴラスの音楽(2) [7] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩) 第60回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(23) [8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第89回 カフェ文化が育んだもの [9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第99回 政治家のintegrity [10]会員の広場について(編集長) ******************************************************************** ▲目次へ [1] 情報システム学会設立10周年記念論文賞(投稿8月31日まで) 詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。 学会設立10周年を記念し、10周年記念論文賞を選定することになりました。 投稿の締切は8月31日です。ふるってご応募下さい。。 ・対象論文:2015年4月から2015年10月末までの間に採録が決定した論文 ・投稿期間:2015年8月31日まで (査読は2ヶ月間の予定です。) ・選 考:「10周年記念最優秀論文賞」および「10周年記念優秀論文賞」 を、編集委員会が対象論文の中から選定 ・表 彰:選定された論文の筆頭著者には、学会から、賞金、賞状が授与 されます。 皆様の投稿をお待ちしています。 編集委員会 問合せ先:ishii■shonan.bunkyo.ac.jp (■を半角 @ に置換えて下さい)。 ▲目次へ [2] 第16回、第17回懇話会 開催のお知らせ(9月17日、10月20日開催) 詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。 懇話会は、会員の誰もが自由に参加して、テーマに基づいて話し合う場です。 今年度の懇話会は2回のシリーズで専修大学名誉教授 齋藤雄志先生による 講演を開催致します。奮ってご参加下さい。 表題 「巨大システムの計画と戦略的失敗 ーシステム分析の視点からー」 第16回 日時 2015年9月17日(木) 18:00〜20:00 場所 専修大学神田校舎 7号館6階 764教室 第17回 日時 2015年10月20日(火) 18:30〜20:00 場所 専修大学神田校舎7号館7階 772教室 ※参加希望の方は下記までご連絡下さい。 企画委員長 甲斐莊正晃 kmasaaki■kainosho.com 企画副委員長 渋谷照夫 shibu_t4771■kym.biglobe.ne.jp メール発信時に、■を@へ置き換えてください。 ▲目次へ [3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催) 10周年記念 全国大会・研究発表大会を11月21日、22日に慶應義塾大学 日吉キャンパスにて開催いたします。 ■■■ 発表の申込みを受付中です ■■■ 10周年記念 第11回情報システム学会全国大会・研究発表大会 ご案内 大会実行委員長 篠沢佳久(慶應義塾大学) 情報システム学会は、情報システムの新しいあり方、情報システム学の構 築を目指すべく、産業界、学界の方々が研究、議論、交流する場として2005 年4月に発足致しました。多くの方々のご協力のもとで、本年度、設立10周年 を迎えることができました。一つの節目である10周年を迎えるにあたり、第 11回全国大会・研究発表大会におきましては、大会テーマを「情報システム による社会の革新を目指して 〜人間中心の情報システム再考〜」として掲 げ、これまで構築してきた人間中心の情報システム学をもとに、今後、情報 システム学のさらなる発展を議論すべき大会としたいと考えております。そ こで情報システムに携わっている企業、自治体、学界の皆さまから、企業で の経験や事例、学術的、萌芽的なアイデアなども含めて広く情報システム学 ならびにその応用一般に関わる発表を募集しております。特に優れた発表に はベストペーパー(BP)賞ならびに特別賞を設けております。 発表・参加申込み日程などは下記の通りとなります。 ・大会ホームページ http://www.issj.net/conf/issj2015/ ・開催場所 慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 ・発表申込期間 8/24(月)〜9/30(水) ・採否通知 10/12(月) ・論文提出 10/13(火)〜10/30(金) ・事前参加申込 10/15(木)〜11/13(金) ・予稿集公開 11/15(日) ・大会期間 11/21(土)〜11/22(日) 多数の御発表をお待ち申し上げております。 大会に関するお問い合わせ先 issj2015■issj.net (■を半角 @ に置換えて下さい) ▲目次へ [4] 寄稿 パネルディスカッションについて考える(秋田義一) 1.要約 多くの学会、その他団体が、会合において「パネルディスカッション」と 称する催しを実施している。しかし、本来の「パネルディスカッション」と は異なる形態を少なからず見聞きする。この機会に、本来のパネルディスカ ッションとは何か、どのように進行するものかについて整理する。 2.はじめに 国や地方公共団体、学会、その他の団体が主催する「シンポジウム」や「 フォーラム」などと称される会合に出席する機会がある。それらの会合では、 会合の締めくくりとして、「パネルディスカッション」が実施されるケース が少なくない。調査したわけではないので、私の印象だが、日本の知識団体 は「パネルディスカッション」好きのようである。おそらく多くの方が、「 パネルディスカッション」を見聞きしているのではないか。実際に登壇経験 を持つ方も相当数おられるだろう。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-kk-1.pdf ▲目次へ [5] 寄稿 中堅中小企業のIT活用のカギは「ひとり情シス」にあり (黒田光洋) 「ひとり情シス」という言葉をご存知だろうか。企業のIT情報システムを 一人で運営管理する人を表す。このひとり情シスによって自社の情報システ ムを立て直した経験から、中堅中小企業におけるひとり情シスの有効性につ いて解説する。 現在情報システム担当として社内の200台以上のサーバ運営から業務シス テム内製まで一人で対応している。以前はIT管理部門の一員であったが、 長引く不景気の影響により徐々に人が減り部門は消滅した。最近バーサタイ リスト、フルスタックエンジニアなど、ITの何でも屋を表す言葉を耳にする ことが増えた。ひとり情シスもそのひとつであり、スピードが速く益々複雑 になる情報システムは分業というこれまでの製造業的発想では解決できない 領域に入ってきたとも考えられる。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-kk-2.pdf ▲目次へ [6] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男) 第56回 ピュタゴラスの音楽(2) ピュタゴラス教団は外部との交渉を断ち、ピュタゴラス自身も著作物を残 さず、活動内容を公開することも禁じられていたので詳細は謎です。断片的 に漏れてきた情報や、後の複数のピュタゴラス伝などからその思想に2つの 特徴があります。第1は数が世界の本質であると考えたこと、第2は輪廻転生 を信じていたことです。 ●比に注目 テトラクチュスと呼ばれる1,2,3,4のピラミッドの隣り合う数同士の比1:2、 2:3および3:4に注目し、それを弦の長さにするとそれらの音程が調和する ことを発見しました。さらに宇宙もこの基本的な比率で調和していると考え ました。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-ot-ot.pdf ▲目次へ [7] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩) 第60回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(23) 「レーヒ・スミス米国特許法」におけるグレースピリオド制と先使用の拡 大【8】 このように、273条は先使用の抗弁は拡大したが、無制限に認めている訳で はない。商業的先使用を米国内で行われているときに限っている。また、有 効出願日または有効な公衆開示日から1年前に商業的先使用を求めている。 一方、日本の特許法79条「特許出願に係る発明の内容を知らないで自らそ の発明をし、又は特許出願に係る発明の内容を知らないでその発明をした者 から知得して、特許出願の際現に日本国内においてその発明の実施である事 業をしている者又はその事業の準備をしている者は、その実施又は準備をし ている発明及び事業の目的の範囲内において、その特許出願に係る特許権に ついて通常実施権を有する。」として、日本国内に限定し、時間的制限はな い。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-cj-cj.pdf ▲目次へ [8] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治) 第89回 カフェ文化が育んだもの ウィーンでのカフェ巡り、ブダペストのカフェ・ニューヨーク、プラハの カフェ・モンマルトル等、このところカフェに嵌っています。また、最近の セミナーでは議論を活発化させるための方法として、「ワールドカフェ」方 式なるものが取り入れられるようになりました。カフェの持つ良さを会議に 適用し、みんなの意見を引き出そうとするブレーン・ストーミングの有効な 手法と捉えています。 そこで、そもそものカフェ文化とはどういうものなのかを知りたくなり、 数冊、カフェ、コーヒーにまつわる本を手に取りました。意外にも、その奥 深さと多様さに驚いたこともあり、今回は少しカフェ文化について紹介して みたいと思います。 まず、ヨーロッパにおけるカフェ文化の発祥の地ともいえるロンドンを見 てみます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-pg-pg.pdf ▲目次へ [9] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲) 第99回 政治家のintegrity 情報システムの重要な特性に、integrityがあります。integrityは日本語 一語で表しにくい単語ですが、データのintegrityというときには、処理に際 して内容の不備や欠損がなく、一貫性が保たれている状態を言います。経営 者や政治家についても、特に米国でintegrityが最重要の徳目と位置づけられ ており、必要な資質が多角的に示されています。しかし政治家の場合、「信 なくば立たず」(孔子)というときの「信」が、integrityに最も近い言葉で はないでしょうか。 安倍内閣の支持率が急落し、世論調査で不支持が支持を上まわるようにな っていますが、安倍氏の浅薄な歴史認識と偏った国家主義的な言動に加えて、 integrityの欠如が誰の目にも明らかになってきたことが、支持率低下の大き な要因として挙げられます。 (全文は、下記リンクからご覧ください。) http://www.issj.net/mm/mm10/05/mm1005-hs-hs.pdf ▲目次へ [10]会員の広場について(編集長) 今月号では秋田義一様、黒田光洋様、お二人の会員からご寄稿いただきま した。どちらも大変興味深い、示唆に富んだ内容です。 会員の皆さまに広く共有いただければと思います。 会員の皆さまの、研究や開発・運用の現場、教育の現場でのご苦労、情報 システムや情報システム学に関する思いを、広く会員の皆さまで共有する場 として、次号から「会員の広場」を開設いたします。 今回の寄稿に対するご意見などを始めとして、様々な思いをお気軽にお寄 せください。 宛先;メルマガ編集委員会 issj-magazine■issj.net ▲目次へ ******************************************************************** 7月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/04/mm1004.html 6月29日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/03/mm1003.html 5月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/02/mm1002.html ・本メルマガ中の記名入りの記事は執筆者の意見であり、ISSJの見解を表明 するものではありません。 ・本メルマガ記事の無断転載を禁じます。 ・ISSJメルマガに関するご意見、ご感想をお寄せください。そして、皆さま からのご寄稿もお待ちしています。自薦・他薦を問いませんので、情報シス テムにまつわる様々なご意見をお気軽にお寄せください。非会員の方も、会 員の紹介があれば寄稿いただけます。 会員組織による人材募集やカンファレンス、セミナー情報、新書の紹介 など、会員の皆様に役立つ情報もお知らせください。 宛先は、メルマガ編集委員会(issj-magazine■issj.net)です。 ISSJメルマガ編集委員会 編集長 :川野喜一、 副編集長:魚田勝臣 編集委員:岩崎慎一、上野南海雄、神沼靖子、小林義人、永田奈央美、 芳賀正憲(50音順) ************************************************************** 以上 ▲目次へ