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         情報システム学会 メールマガジン
                 2015.06.29 No.10-03

[1] 情報システム学会設立10周年記念論文賞
[2] 10周年記念新規会員紹介キャンペーン(6/30締切)
[3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催予定)
[4] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第54回 ヘラクレイトス − 弁証法的発展
[5] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第59回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(22)
[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第87回 ストレスの見える化・・ストレス識別と点数化
[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第97回 「集団的自衛権の行使は違憲」
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[1] 情報システム学会設立10周年記念論文賞
 学会設立10周年を記念し、10周年記念論文賞を選定することになりました。
ふるって投稿をお願いします。

なお、投稿規定は、従来の通りです。下記のURLを参照してください。
http://www.issj.net/kitei/ronbun-toukou-kitei.html

・対象論文: 2015年4月から2015年10月末までの間に採録が決定した論文
・投稿期間: 2015年8月31日まで (査読は2ヶ月間の予定です。)
・選  考: 「10周年記念最優秀論文賞」および「10周年記念優秀論文賞」
       を、編集委員会が対象論文の中から選定
・表  彰:選定された論文の筆頭著者には、学会から、賞金、賞状が授与さ
      れます。
論文の投稿をお待ちしています。

編集委員会
問合せ先:ishii■shonan.bunkyo.ac.jp  (■を半角 @ に置換えて下さい)。
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[2] 10周年記念新規会員紹介キャンペーンのお知らせ
詳しくは http://www.issj.net/ の「トピックス」をご参照ください。

 10周年記念新規会員紹介キャンペーンを実施中です。会員の皆様が紹介し
て下さった方が入会された場合には、それぞれに特典があります。
紹介受付期間:6月30日(火)まで
入会期限  :7月31日(金)まで

問合せ先:事務局
   e-mail: issj-office■issj.net  (■を半角 @ に置換えて下さい)
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[3] 10周年記念 情報システム学会全国大会(11月21、22日開催予定)
 10周年記念 全国大会・研究発表大会を11月21日、22日に慶應義塾大学
日吉キャンパスにて開催いたします。
 内容などの詳細は、追って学会Webに掲載いたします。
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[4] 連載 オブジェクト指向と哲学(河合昭男)
  第54回 ヘラクレイトス − 弁証法的発展

 前回は、ヘラクレイトスの万物流転(パンタ・レイ)は生命の動的平衡[1]
と相通じるものであるということを考えてみました。川の水は日々刻々入れ
替わっても川は存続する。万物は日々刻々生まれきたるものと流れ去ってゆ
くもののバランスの上に存続している。その内部は物理的に入れ替わりつつ
も、そこに生息しているそのものの本質、普遍なものが確かにある。それは
直接目に見えない、五感で観察できるのは刻一刻変化し続けているものの一
瞬の姿に過ぎない。

 今回は、ヘラクレイトスをヘーゲルの弁証法的発展という側面で考えてみ
たいと思います。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
http://www.issj.net/mm/mm10/03/mm1003-ot-ot.pdf
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[5] 連載 著作権と情報システム(田沼 浩)
  第59回 1.著作物[4]比較検証(2)通産省案と文化庁案(22)

「レーヒ・スミス米国特許法」におけるグレースピリオド制と先使用の拡大
【7】
 米国特許法273条(1999年)は新たに設けられた規定であり、商業的先使
用を理由として282条に該当する場合に抗弁権を有するものである。改正前
の273条はビジネスモデル特許に関してだけ商業的先使用の抗弁を認めてい
た。だが、グレースピリオド制を採用して先発表主義的になるため、先使用
としての抗弁の対象を拡大する必要があった。新しい規定ではビジネスモデ
ル特許に限定せず、先使用の抗弁が認められることになった。
 商業的先使用を理由とする侵害に対する抗弁について、次の通りである。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/03/mm1003-cj-cj.pdf
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[6] 連載 プロマネの現場から(蒼海憲治)
  第87回 ストレスの見える化・・ストレス識別と点数化

 先日、年に一度受診する健康診断の結果を受け取りました。概ね良好なも
のの、レントゲンの写真で、肺に気になる影が見受けられたため、再検査の
要請を受けました。「炎症性変化の疑い」という言葉は、馴染みの薄い言葉
でしたが、唯一見聞きしたことがあるのは、有名なドラマ『白い巨塔』でし
た。劇中では、すばり「ガン」に対する言い換えとして、患者に対して使わ
れていました。昨年、同年代の同僚に胃ガンが発覚し、手術していたことと、
同じプロジェクトの他社のメンバーが健康診断を2年ぶりに受診したところ、
肺ガンがステージ3まで進行していたということを聞いたばかりだったので、
正直、結果によっては、厄介なことになるな、と思いました。また、同時に、
少し早いような気がするものの、健康に折り合いをつけながら仕事をする、
というようなことを意識せざるをえない年齢になった、とも再認識しました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/03/mm1003-pg-pg.pdf
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[7] 連載 情報システムの本質に迫る(芳賀正憲)
  第97回 「集団的自衛権の行使は違憲」

 6月4日の衆議院憲法審査会で、野党だけでなく与党の推薦した参考人も
含め、3人の有識者全員が集団的自衛権の行使容認について「違憲」である
と明言したため、政府は今国会で成立をもくろむ安保法制の議論で、完全に
守勢に立たされました。安倍首相は常々中国を念頭に、力による現状変更に
反対し、法秩序を守るよう主張していますが、自らは国内で法秩序を無視し、
国会における数の力によって現状変更しようとしていると批判を受けていま
す。
 NHKは特に昨年来、「意見が対立している問題については、できるだけ
多くの角度から論点を明らかにすること」という放送法第4条4項に違反し
て、政権の見解は広く伝え、反対意見は極力報せないという姿勢をとってい
ますが、6月18日にはめずらしく午後7時のニュースで、93歳の瀬戸内
寂聴さんが、国会前で開かれた安保法制反対の集会に参加、「最近の日本の
情勢を見ると、怖い戦争にどんどん近づいているような気がする」「私の最
後の力を出して法案に反対の行動を起こそうと思った」と語ったことなどを
伝えました。

(全文は、下記リンクからご覧ください。)
 http://www.issj.net/mm/mm10/03/mm1003-hs-hs.pdf
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  5月28日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/02/mm1002.html
  4月27日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm10/01/mm1001.html
  3月30日号は・・ http://www.issj.net/mm/mm09/12/mm0912.html

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      芳賀正憲(50音順)
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