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         情報システム学会 メールマガジン
                 2010.6.25 No.05-03

[1] 第3回 情報システム学会 シンポジウム
 「大学院におけるシステム実践教育」開催のお知らせ(6月26日開催)
[2] 第8回「情報システムのあり方と人間活動」研究会 開催のお知らせ
                  (7月10日開催)
[3] 第15回 情報システム論文の作成を支援する研究会 開催のお知らせ
                  (7月17日開催)
[4] 学会法人移行について
[5] 理事が語る「情報システムと情報教育」(溝口徹夫)
[6] 評議員からのひとこと「学会の発展にむけて」(原 潔)
[7] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第2回」(菅澤喜男)
  「情報の意外性とインテリジェンスの概念」
[8] 連載「著作権と情報システム:筆休め寄稿」(田沼 浩)
  「日本における契約観について」
[9] 連載「プロマネの現場から:第27回」(蒼海憲治)
  「成長のためのアンラーニング」
[10] 連載「情報システムの本質に迫る:第37回」(芳賀正憲)
  「ギリシャ問題の情報システム学」
[11] 新刊案内『情報文化論ノート サイバー・リテラシー副読本として』
       矢野直明著、知泉書館、2010年6月 (書評 砂田薫)

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[1] 第3回 情報システム学会 シンポジウム
 「大学院におけるシステム実践教育」開催のお知らせ(6月26日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2010年6月26日(土)13時00分〜17時30分
                (18時00分から懇親会)
 場所 慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎
    地図: http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html の【10】
 テーマ 「大学院におけるシステム実践教育」
     〜実践する企業での教育、
             その基礎を育てる大学院・大学教育を考える
 ・特別講演(13時〜14時10分)
    「On the Job Learning
          〜産学連携による新しいソフトウェア工学教育手法〜」
      沢田篤史(南山大学情報理工学部・教授)
 ・特別講演(14時〜15時20分)
    「文理を超えたシステムデザイン・マネジメント教育」
      前野隆司(慶應義塾大学大学院SDM研究科・教授)
 ・発表(15時40分〜16時20分)
    「サービス・イノベーション教育プログラムと情報システム」
      山口高平(慶應義塾大学理工学部・教授、当学会理事)
 ・パネルデスカッション(16時20分〜17時30分)
    モデレーター:伊藤重隆(みずほ情報総研、当学会理事)
  パネラー:沢田篤史、前野隆司、山口高平
   上記で提起された課題について,問題点の整理と解決の方向について
   デスカッションを行い、今後の方向を打ち出す)
 お申込みおよび詳細は・・
 http://www.issj.net/sympo/2010/100626_sympo.html
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[2] 第8回「情報システムのあり方と人間活動」研究会開催のお知らせ
                      (7月10日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 日時 2010年7月10日(土)13時30分〜
 場所 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館6階 大会議室
 第1部 13時30分〜15時30分 質疑時間 1時間
  題目 「畳長性について」
  講演者 慶應義塾大学文学部倫理学専攻 教授 山内 志朗氏
**参加ご希望の方は、主査まで下記宛てご連絡をお願いします。
  メールアドレス:shigetaka.itou■mizuho-ir.co.jp
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[3] 第15回 情報システム論文の作成を支援する研究会 開催のお知らせ
                  (7月17日開催)
詳しくは http://www.issj.net/ の「今後の予定」をご参照ください。

 情報システム論文の作成を支援する研究会では、論文作成・発表のあり方
を研究し、投稿者への支援の場を提供しています。第15回研究会を以下のと
おり開催いたしますので、ご参加ください。
 日時 2010年7月17日(土)10時〜
 場所 専修大学神田校舎7号館7階772教室
 内容  ・10時〜11時 個別相談(事前予約制)
     ・11時〜12時30分 IS論文の書き方について
 なお、個別相談がないとき、IS論文の書き方についての開始時刻を早める
ことがあります。
連絡先:ご参加いただける方は、事前に下記あて連絡をお願いします。
       研究会主査 松永賢次 matunaga■isc.seshu-u.ac.jp
研究会のご案内・・http://www.isc.senshu-u.ac.jp/~thn0510/issj-writing/
開催のご案内・・・ http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~matunaga/issj-writing/
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[4] 学会法人移行について         総務委員会

 5月15日の総会決議に従って、6月18日に一般社団法人情報システム学会の
定款認証を受けました。今後、6月26日に設立時理事会、7月1日に設立登記を
予定しています。
 今後とも、会員の皆さまのご協力を頂くことになりますので、宜しくお願
い申し上げます。
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[5] 理事が語る「情報システムと情報教育」
                   理事 溝口徹夫(法政大学)
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-5-6v.html

 2010年度新任理事の溝口徹夫です。「理事が語る」の文章を作るのをきっ
かけに、頭の中でバラバラになっていた情報システムに関することを、現職
の立場を基本に、一筆書きの文章にしてみようと思います。専門家の皆様に
は釈迦に説法の感がありますが、ご容赦ください。大学生に説明する際の話
の筋のようなものです。ここに書いてあることは私が断定した仮説または問
題提起であり、検証されているわけではない。皆さんのご批判をいただけれ
ば幸いです。内容は、表題の通り、私が考えている情報システムの特徴化と
情報教育です。
 (本文は、上記リンクからご覧ください。)
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[6] 評議員からのひとこと「学会の発展にむけて」
                   評議員 原 潔
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-6-6v.html

 情報システム学会も創立6年目に入り、発展期に入ってきたというところ
でしょうか。学会の理念に惹かれるものがあり、創立準備の段階から産業界
の立場でこの学会に関係してきました。そのため、産業界と学会との連携に
関し、他の学会に対するよりは少々深い思い入れがあります。本学会には、
理事会に助言・提言を行うための機関として評議員会がありますが、その一
員を現在務めています。評議員として期待されている役割の一つ、「学会と
社会をつなぐ」視点から、本学会の発展に関して日頃思っていることを書い
てみました。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[7] 連載「情報の価値とインテリジェンス:第2回」
  「情報の意外性とインテリジェンスの概念」
                日本経済大学教授 菅澤 喜男
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-7-6v.html

 日本社会あるいは企業社会は、いわゆる縦割り組織であると言われます。
その結果、組織としての意思の伝達あるいは行動は必然的に縦割的な方法で
行われることになります。この縦のラインに多くの情報が伝達、つまり流さ
れることで(上手くいけば)末端の組織あるいは人間に意思が伝わることに
なります。
 情報の価値の一つに意外性があります。意外性を見いだせる情報には、多
くの人間はエモーショナルとも言うべき「心を動かす、感動的な」思いを基
本とした行動を起こすように思えます。この意外性を情報に求めるには、縦
割り的な情報伝達ではなく水平的かつ横断的な情報伝達が重要な役割を果た
します。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[8] 連載「著作権と情報システム:筆休め寄稿」
  「日本における契約観について」
               司法書士/駒澤大学  田沼 浩
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-8-6v.html

 原稿の締め切りを忘れていたとか、約束した報告書を見落として期限内に
提出できなかったなど、口頭だったため忘れてしまったり、内容を見落とし
たりすることはよく起こります。一見何事もなく済んでしまうことが多いこ
のような日常での出来事は、本当に問題にならないのでしょうか。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[9] 連載「プロマネの現場から:第27回」
  「成長のためのアンラーニング」      蒼海 憲治
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-9-6v.html

 毎年、春と秋の2回は、過去1年及び半年間の活動結果・実績を振り返り、
フォローするとともに、次の年度及び半期毎の個人目標の設定をします。こ
の目標設定と合わせて、ITSS(IT skill standard:ITスキル標準)
に基づくスキル・レベルの再確認と、今後のキャリアパスについての個人面
談を実施しています。
 ITSSによるスキル領域及びスキル熟達度の判定は、面談を受ける個々
のITエンジニアにとっての関心であるとともに、その判定結果と過去の仕
事ぶりに基づいて今後のアサイン・・しばらく現状のポジションで頑張らせ
るか、それとも、サブリーダやチームリーダに抜擢してみるか、を考えるこ
とが必要になるため、現場のプロマネにとっても気になる存在です。
  (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[10] 連載「情報システムの本質に迫る:第37回」
  「ギリシャ問題の情報システム学」     芳賀 正憲
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-a-6v.html

 ギリシャは過去、プラトンやアリストテレス、言語技術の祖ともいうべき
イソクラテスなどを輩出し、世界の知の発祥地となりましたが、今日、巨額
の財政赤字と経済の低迷により、サブプライム問題に加えて世界的な金融危
機の震源地の1つになっています。
 発端となったのは、昨年秋の政権交代です。前政権の統計処理の不備が明
らかになり、2009年の財政赤字見通しが、GDP比3.7%から実に12.7%
に(さらに本年4月には13.6%に)大幅修正になりました。財政赤字を、G
DP比3%以内にとどめるというEUの基準に、大きく違背していたにもか
かわらず、その情報が市場から見えない状態になっていたのです。本年2月
には、ユーロ参加に際しEU基準に近づけるため、多額の債務を金融機関と
の間で簿外取引にして隠していたことも発覚しました。
 結果としてユーロは暴落、ギリシャ国債は格下げとなり、EUやIMFに
よる支援が開始されたにもかかわらず、他の南欧諸国も含めて、デフォルト
(債務不履行)の懸念が払しょくされていません。
 (全文は、上記リンクからご覧ください。)
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[11]  新刊紹介『情報文化論ノート サイバー・リテラシー副読本として』
        矢野直明著、知泉書館、2010年6月、2600円(+税)
 http://www.issj.net/mm/mm0503/mm0503-b-6v.html

書評(一部):
 広い視野から、情報の社会・文化的側面を考察したい、情報技術と社会の
関係を分析したという社会人や、情報社会の本質を考えるべく勉強を始めよ
うとする学生にとって、本書は最良の読書の手引きとなるだろう。本書は、
前作の『サーバーリテラシー概論』、大川出版賞を受賞した『総メディア社
会とジャーナリズム』に続く、「サイバーリテラシー三部作」の最後の著作
と位置づけられている。とはいえ、体系的な情報文化論の最終編というよう
な内容ではない。前書きで著者自身が述べているとおり、まさに「ノート
(覚え書き)」と呼ぶのがふさわしい。情報文化・情報社会研究の分野で、
重要かつ基礎的文献を網羅して、各文献の要旨をノートとしてまとめたもの
になっている。(砂田 薫)

著者紹介: 『ASAHIパソコン』創刊編集長、『DOORS』創刊編集長、現サイ
バーリテラシー研究所 http://www.cyber-literacy.com/ 代表、サイバー大
学IT総合学部教授、情報セキュリティ大学院大学客員教授。

 2010年7月25日号から、矢野直明先生の長期連載が始まります。ご期待く
ださい。(編集部)
 (書評全文および内容紹介は、上記リンクからご覧ください。)
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5月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0502/mm0502-0-5x.html
4月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0501/mm0501-0-4s.html
3月25日発行html号は・・ http://www.issj.net/mm/mm0413/mm0413-0-3q.html
それ以前のメルマガは・・http://www.issj.net/mm/ (バックナンバー目次)

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